お客さまへのインタビュー
きめ細かにアドバイスしてもらえました

2021年10月12日

火葬式：自宅安置

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お葬式手配の「よりそうお葬式」

広島県福山市にお住まいの是久幹子さま。2014年2月に長年闘病生活を送ってこられたご主人の信昭さまが息を引き取られました。容体が悪化する中、お嫁さんが探してくれたよりそうお葬式（旧シンプルなお葬式）の資料を見てご利用を決めていただきました。

※このインタビューは、お客さまがお葬式を行った当時の内容に基づくものです。内容が最新の情報とは異なる場合があります。

1 長年の闘病生活の末に
2 葬儀社が見つからないと聞いた時は困りました
3 生前の希望通り、ささやかな葬儀を実現
4 きめ細かなアドバイスと負担に対する心遣いがありました
5 毎日一生懸命仏壇に手を合わせています
6 お客さまが利用したプラン

長年の闘病生活の末に

ご主人さまが亡くなられた状況を教えてください

6年前に再発した肝臓がんが進行し亡くなりました。
末期状態になってからは、あっという間だったように感じます。
10年前に肝臓がんの手術を受けて一度は回復していたのですが、再発以来抗がん剤治療を受けていました。
抗がん剤も同じものを使い続けると効き目が薄れるようですね。

入院のしばらく前は、一人で立てない主人を抱えるようにして立たせていたため、腰を痛めてしまいました。
亡くなる前の15日間はもう一所懸命で、少しでも一緒に過ごそうと毎日病院に通ったものです。
本人に長くないと気づかれぬよう滅多なことは話せません。
しかし足が立たない状況で黄疸も出ていたので、何となくわかっていたと思います。
私が話しかけても、あまり話をしませんでした。

もうちょっと長く家でみてあげたかったという気持ちもありますが、するだけのことはしたつもりです。
これからは前を向いて生きていかなければと思っています。

葬儀社が見つからないと聞いた時は困りました

ご逝去後の対応はいかがでしたか？

それがたまたまその日は福山の葬儀社がいっぱいだったらしく、すぐには手配してもらえませんでした。
亡くなってすぐ事前に申し込んでいた「よりそうお葬式」に電話したのですが「いっぱいで空きがないので、そちらで葬儀社を探してください」との回答。
事前に頼んで安心していたので、困ってしまって。

もう一度電話すると広島市内の葬儀社を手配してくれて、何とか遺体を迎えにきてもらえました。
19時前に息を引き取り、葬儀社が到着したのが22時過ぎ。
ただ担当者の方はすごく誠実で親切でしたし、段取りよくスムーズに自宅に遺体を連れて帰ってくれました。

たまたま葬儀が重なることってあるんでしょうね。
こればかりは3日前に予約するわけにはいきませんし。
ただ広島からだと早くても1時間ちょっとはかかるので、せめてもう少し近場で手配できるとよいですね。
それは少し引っかかりました。

生前の希望通り、ささやかな葬儀を実現

生前にお葬式のご希望を聞いたことはありますか？

はい、いつも2人で話し合っていました。
うちはお互い年金暮らしで医療費の負担も大きかったため、金銭的な余裕がそれほどなく、なるべくささやかな葬儀にしようと決めていました。
今は勤めているわけでもないため交流もそれほど多くありません。
親しい身内だけで見送ることのできる「よりそうお葬式」のサービスはちょうどよかったです。
私自身もその時が来たら、同じようにしてほしいと思っています。

「よりそうお葬式」を知った経緯は？

主人の容体が悪化したころ、長男のお嫁さんがインターネットで「よりそうお葬式」を見つけてくれ、段取りも全てしてくれました。
パンフレットをしっかり読んで納得していたので、他の葬儀社での見積りは全く取っていません。
家族とも相談して、やはり自宅でお別れするという形がいいという結論に達し、基本プランである火葬式を選択しました。

インターネットでのご依頼に不安や抵抗はありましたか？

いいえ、ありませんでした。
数年前にご近所の方が亡くなったときも、ご兄弟の方がインターネットで葬儀社を探されたと聞きました。
自分で全部葬儀社に電話して確認することはできませんから、そういうものも活用して探さないと。
遺影もお嫁さんがインターネットで探してくれたところに依頼したんですよ。
今までいろんな遺影を見てきましたが、とても感じのよい遺影ができたと思います。

きめ細かなアドバイスと負担に対する心遣いがありました

葬儀社とのやり取りで印象に残っていることはありますか？

火葬場や役所の手続きは、なかなか自分ではできません。
今考えるとその時は頭が回っていませんでしたから、そういうことをスムーズにこなしていただけたことが一番助かりました。

「人数が多ければ待合室を借りることもできる」と金額も含めて教えてくださったのですが「特に借りなくても大丈夫」というアドバイスもいただきました。
事細かにできることを紹介しつつ、金額的な負担が増えないよう気遣ってくださったのもよかったです。

また「お別れの花束とお棺に入れる花は買った方がいい」というアドバイスも助かりました。
通常は祭壇を飾る花を棺に入れますが、火葬式ではそれがありません。
自分ではそんなことまで気が付かないので、言ってもらってよかったです。
葬儀社を通して手配すれば花も高額になるのでしょうが、その費用も抑えられ優しい色の花で主人を彩ることができました。

「よりそうお葬式」へのご評価はいかがですか？

最初のお迎え以外不満な点は特になく、お願いしてすごくよかったと思っています。
だから今回の取材の話もお受けしました。
葬儀後にもスタッフの方がお電話をくださったんですよ。

自宅でのお別れには20人以上が来てくれました。
私たち夫婦の兄弟やお嫁さんのご実家、主人を慕ってくれた甥や姪、その子供たち。
全員で食事をしたので準備は大変でしたが、みんな楽しそうにしてくれたので、主人も喜んでくれたんじゃないでしょうか。
私の弟も「ああ、こういうのもいいなあ」って言っていましたから、自分のときもするかもしれませんね。

毎日一生懸命仏壇に手を合わせています

ご主人さまに何か伝えたいことは？

私たちは若くして結婚し、52年間連れ添いました。
若いうちから一人では絶対に病院に行かない人で、いつも2人で通ったことを思い出します。
せめてもう5年くらい一緒にいたかったけど、夫婦はどちらかが先に逝かなければいけません。
主人のことは「絶対に看取ってあげなければ」と思っていたので仕方がありませんね。
悔いはありません。

私の母方の祖父が山口県の由緒ある寺の住職だったため、その祖父を尊敬する父もお坊さんになりました。
そんな家族を見てきたので、私も毎日一生懸命仏壇に手を合わせています。
四十九日も迎えたので、成仏してくれているといいなと思います。