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鳥取県での葬儀の風習・事情

葬儀の風習

鳥取県では、出棺の際に棺にさらしの白い布(縁の綱)を結びつけます。そして布の端を遺族が持ち、引っ張るという風習があるのです。この風習は他府県でも見られますが、鳥取県でも風習として受け継がれています。縁の綱と呼ばれている理由は、この布が薄い生地でできており切れやすくなっているからです。個人との縁がきちんと切れるように、という想いが込められています。他府県では「善の綱」と呼ばれており、この世とあの世をきっちり分けて、故人の魂が迷わず成仏できるように、という意味が込められていました。

葬儀のしきたり

鳥取県には、今も独特のしきたりが残されています。山岳地帯の方で、土葬が行われているのです。鳥取県の山岳地帯は、冬の時期は非常に寒く積雪量も多いので、土葬をしていたのではないかと言われています。雪が降る前に町で丸瓶を購入し、土葬に使うのです。丸瓶は非常に便利なので、食料の貯蔵にも活用されていました。しかし全ての家で丸瓶を備えているわけではないので、買い置きをしていない家で人が亡くなると近隣から借りていました。借りた丸瓶で土葬を行い、冬が終わった後に丸瓶を買って返却する、という方法がとらえていました。

喪主・親族が気をつけたい葬儀マナー

故人の枕元に、茶碗にてんこ盛りのご飯を添えますが、鳥取県では団子とお水も一緒に供えます。この時、供える団子は「送り団子」と呼ばれ、4個供えることになっています。他府県では6個が主流ですが、鳥取県では4個が一般的です。おそらく、4という数字が死を連想させるからでしょう。鳥取県での葬儀で供え物をする際は、団子の数に注意してください。

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