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岩手県での葬儀の風習・事情

喪主・親族が気をつけたい葬儀マナー

一般的な順番としては、葬儀当日に火葬が行われますが、岩手県の場合は、葬儀の前に火葬を行う「骨葬」が通常です。なお、火葬した後の骨は骨壺に入れず、一旦家に持ち帰る風習も一部の地域で見られます。また、葬儀の際は、先に親族が会場に入って準備などを済ませ、その後会場を訪れた参列者に挨拶をして迎えるのが一般的な流れです。しかし、岩手県では、先に参列者が会場に入り、1番最後に親族と僧侶が会場に入るという流れで執り行われる場合もあります。

葬儀の風習

「三途の川の渡り賃にする」という意味合いで、副葬品として故人の棺の中に、紙に印刷した六文銭を入れる風習が広く知られています。岩手県ではその風習がさらに現代風に進化し、現在の貨幣価値で書かれた紙が入れられています。故人があの世でお金に困らないようにという願いが込められたもので、100万円や1千万円、1億円など高額が書かれることもあるようです。

葬儀の流れ

岩手県は周りに山が多く、また冬場は大量の雪が降り積もる土地です。交通手段が現代ほど発達していない時代は、人の往来は容易ではありませんでした。そのような風土が反映されてか、葬儀に関する独特の風習が多く残っています。例えば、岩手では多くの場合、逝去から葬儀までの期間を3~5日間取ります。全国で一般的に考えられている日程よりも長めですが、行き来が難しい土地でも人が集まりやすいよう、配慮をしたことからくる風習なのかもしれません。また、一般的には葬儀の前日に個人とのお別れの場として通夜を設けますが、岩手の一部の地域では、逝去から葬儀までの期間を全て通夜とし、葬儀の前日に近親者のみで執り行う「お逮夜」を設ける場合もあります。

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