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(お葬式の110番)打ち合わせから葬儀当日まで、手間を惜しまず何度もやりとり。「お葬式の110番」が大事にする、こまかなコミュニケーション

(お葬式の110番)打ち合わせから葬儀当日まで、手間を惜しまず何度もやりとり。「お葬式の110番」が大事にする、こまかなコミュニケーション
  • 2022年05月02日

東京23区で葬儀を手がけてきた「お葬式の110番」。葬儀プランに悩んでいる人、費用に困っている人を助けたいという思いから2012年に設立されました。自社ウェブサイトで「葬儀にお金をかける時代ではありません」と謳うように、低価格かつ満足のいくサービスが会社の強みです。今回は代表取締役社長で葬儀担当スタッフでもある関直旗さんにお話を伺いました。

パッケージ化された葬儀プランにオリジナリティを

――関さんはなぜ、葬儀社になろうと思ったのですか?

関さん:『おくりびと』という映画がきっかけです。あの作品では葬儀社ではなく納棺師を描いているのですが、調べていくうちに葬儀という仕事に興味が湧いてきまして。5年前にこの道に入りました。

――映画をきっかけに、故人を弔う仕事に惹かれたんですね。では、関さんが代表を務める「お葬式の110番」の特徴を教えてください。 関さん:弊社が大事にしていること、強みだと考えていることは主に3つあります。1つ目は「初めての人にとっても、親切でわかりやすいお葬式を目指す」ということ。葬儀に慣れているというお客さまはほとんどいません。例え過去に喪主を経験されている人でも、期間が空いて覚えていなかったりしますし、近しい人が亡くなった直後はどうしてもパニックになってしまうものです。ですから、弊社では目の前のお客さまは「毎回初めての葬儀」だと思って接しています。

関さん:2つ目は故人さまのイメージに合う、お色味を使った式場づくりです。最近は葬儀のパッケージ化が進んでいて、価格や内容が均一化されています。ただ、パッケージ化はわかりやすい反面、故人さま一人ひとりに寄り添えているのかと疑問を感じていました。

そこで、パッケージ化されたプランでも、せめてお花の色は故人さまの好きな色にするなど、できる限りのことはしたいと思いました。例えば、ピンクがお好きだったら祭壇や幕をピンク系にそろえることで、故人さまもご家族も喜ばれ、故人さまの人柄も表現できます。

――ちょっとした工夫でオリジナリティを出しているわけですね。

関さん:そうですね。最後は、一つのご家族に対して一人のスタッフが最初から最後まで担当するということ。もちろん、分業制にもメリットはあります。ただ、違う担当者に引き継いだ際、ニュアンスが変わって伝わってしまったり、ご意向の一部が共有されていなければ、大きなミスにつながりかねません。なにより、スタッフが一貫している方がお客さまも安心だと思います。

時間が許す限り、いろんな話を聞かせてほしい

――関さん自身が葬儀社として心がけていること、実践していることを教えてください。

関さん:時間が許す限り、打合せの時間を長く頂戴しています。経営のことを考えると、1時間ほどで切り上げ、効率的に回すほうがいいのでしょうが、私はあくまでお客さま第一。最適なプランニングを提案できるよう、じっくりと時間をかけ、たくさんのお話ができるように心がけています。

――お客さまも頼もしいと思います。

関さん:打合せ以降も、必要に応じて私から連絡をするようにしています。というのも、打ち合わせから葬儀まで数日ある場合、話した内容を全部覚えていることは難しいからです。ただでさえ、急に喪主を務めることになって頭が真っ白になってしまうような状況ですから。

――打ち合わせの内容も、なかなか頭に入ってこないでしょうね。 関さん:おそらく、多くの人が聞きそびれていることがあると思うのですが、意外と自分から葬儀社に電話するのを躊躇うのではないかと思います。ですから、私は打ち合わせ後から葬儀までの期間は毎朝、電話やショートメールでコミュニケーションを取っています。正直、鬱陶しいと思われているかもしれません。しかし、こまめなコミュニケーションが、きっと安心感や満足度につながっていくと考えています。

――他に、打ち合わせで心がけていることはありますか?

関さん:業界用語や難しい表現は、なるべく避けています。例えば「〇〇斎場で10時に告別式をして、それから出棺です」とお伝えしても、普段聞き慣れない言葉では理解が難しいと思います。基本的なことではありますが、わかりやすい言葉でコミュニケーションを取ることも大切にしていますね。

――それなら初めての喪主でも安心できそうです。 関さん:細かい部分でいえば、お支払い関係の手引きも分かりやすく説明しています。というのも、当日は葬儀費用以外にもお金がかかることがあります。例えば、親族が乗るタクシー代、受付をする親族への心づけ、火葬中の飲食費など。みなさん、普段は着ない服装や鞄なので、意外とお支払い時ってバタバタします。そのため、喪主様には事前にご準備した方がスムーズな場面も共有しています。

「やりがい」よりも「責任感」が求められる仕事

――これまでに印象に残っている葬儀はありますか?

関さん:切ないお葬式はどれも印象に残っています。以前、旦那様が急死してしまった案件を担当させていただきました。故人さまは奥様と2人暮らしだったのですが、突然のことでひどく落ち込まれて。奥様は、なかなか葬儀まで頭が回らないご様子でした。

そのとき、故人さまがお勤めだった会社の社長さんから「私は彼と40年も仕事を一緒にやってきました。彼がいなかったら今の会社はつくれなかったと思う。だから、お金は全部出すから一日葬をやりましょう」とご依頼になりました。

――奥様ではなく、社長からですか?

関さん:はい。もちろん、喪主は奥様が務められましたが、式場や日程の調整などは社長さんが務めました。その後、返礼品などのお話で奥様に電話したのですが、なかなか連絡が取れず……。心配になり、休みの日にお伺いしたら、もう亡くなられていたんです。自決なのか、ご飯が食べられず衰弱してしまったのか、理由は私にはわからないですが、いずれにせよ悲しかったですね。

――胸が痛みます。

関さん:でも、社長さんの話では、「良いお葬式で本当に嬉しかった」と何度もおっしゃていたそうなんです。また、私をはじめ、周りの人にとても感謝されていたと。悲しくもあり、嬉しくもあり、よくわからない感情でしたね。同時に難しい仕事だなと痛感しました。

――最後に改めてお伺いします。この仕事の、どういったところにやりがいを感じられていますか? 関さん:この仕事は「やりがい」というよりも「責任感」でやるしかないと思っています。短い期間で故人さまを全て知ることはできないですし、自分の感情のコントロールも大変です。それでも、強い責任感のもと、できる限りのサービスを提供していきたいですね。

インタビューいただいた葬儀社
お葬式110番
http://mileon.co.jp/
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