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(株式会社クローバー)固定概念にとらわれず、故人と家族にとってベストな葬儀を提供したい

(株式会社クローバー)固定概念にとらわれず、故人と家族にとってベストな葬儀を提供したい
  • 2022年11月14日

インタビューに答えていただいた葬儀社の式場

https://www.yoriso.com/sogi/saijyo/153055/

東京都小金井市の葬儀社「クローバー」。地域に密着した葬儀社として、小さな家族葬から一般層まで丁寧に対応しています。また、全スタッフがグリーフサポートを学ぶなど、大切な人を失った悲しみに寄り添うプロフェッショナルでもあります。今回は、セレモニースタッフの長縄紀代香さんにお話を伺いました。

自宅のように和やかな雰囲気のなかで、最後のお別れを

――住宅街にある葬儀社として、地域のお葬式を数多く手掛けていらっしゃるそうですね。

小金井市やその周辺エリアには大きな斎場はいくつかありますが、10名以下の小さな葬儀に適した式場はそう多くありません。現在、葬儀の規模は縮小傾向にあります。そこで、大人数の一般葬だけでなく、少人数での家族葬にもしっかりと対応できる場所として、地域の方々を中心にご利用いただいております。

――今日お話を伺っているこの部屋でも、家族葬が可能だとか。

はい。少人数での家族葬にご利用いただくことができます。もともとマンションの一室を改装したスペースで、自宅のリビングから大切な人を送り出すような感覚でご利用いただけると思います。故人のお傍でお食事していただくなど、ごゆっくりお過ごしいただくことが可能です。

また、お葬式前夜などの付き添い安置にも対応しています。お風呂やエアコン・床暖房も備え付けていますので、ご自宅の延長でご家族が最期のひと時を過ごしていただきたいと思っております。

――確かに、くつろげる雰囲気があります。最後の時をゆっくりと、家族水入らずで過ごせそうですね。

そうですね。時には「最後の夜に、親子で川の字になって寝たい」といったご相談をいただくこともありますが、この場所ならそうした空間づくりも可能です。設備が充実している式場はたくさんありますが、日常に近い和やかな雰囲気のなかで、故人と一緒に最後の時間をお過ごしいただける場所はそう多くないのではないかと思います。

――他に、特徴的な設備などはありますか?

1階にはちょっとした休憩スペースや、赤ちゃんのおむつを替えられる広いトイレもあります。日中は地域の人に開放していますので、散歩途中でご気分が悪くなった場合や、小さなお子さん連れの親御さんなどにご利用いただいています。

また、もちろん葬儀についてのご相談や、お亡くなり後の手続きなどのご相談にお越しいただく方もいらっしゃいます。ご相談でなくても、大切な人を亡くされた方がお茶を飲みながらおしゃべりして帰る。そんな場所でありたいと思うんです。

葬儀社って、どうしても近寄り難いイメージがあると思うのですが、ここは誰にとっても入りやすい場所でありたいんです。というのも、日頃から地域のみなさんと接点を持つことができれば葬儀や私たちについての理解を深めていただくこともできますし、いざという時にも気軽にご相談にお越しいただけるのではと思っています。

――街中に気軽に相談できる場所があるのは、とても心強いです。

昔のように密なご近所付き合いがあった時代であれば、葬儀について分からないことがあれば親族や近所の年長者が教えてくれました。でも、今はなかなかそれも難しいですよね。ですから、なおさらこうしたサロンが必要なのではないかと思います。ちょっとしたことを気軽に聞きにきてもらいたいですね。最初はお茶を飲みに来るだけで、2度3度と足を運ぶうちに具体的な相談をしていただくような形でも全く問題ありませんので

“形無し”と“型破り”は違う

――葬儀社として大切にしていることを教えてください。

最も大事なのは「地域のお客様一人ひとりに、いかに寄り添えるか」です。残されたご家族にはそれぞれの事情があり、故人様ごとにそれぞれの人生がある。当然、お見送りの形は一つではありません。たとえ同じ場所、同じプランの葬儀であっても、画一化されたマニュアル通りの葬儀にならないよう、故人様のパーソナリティやご家族の思いを丁寧に聞き取ることを心がけています。

――例えば、どのようにして故人らしさを反映するのでしょうか?

以前、打ち合わせ中の雑談で、「(故人は)ワインが好きな人でね。退院したら一緒に飲みたいと言っていたのに、叶わなかったんですよ」というお話がありました。そこで、ご葬儀に故人がお好きだった銘柄のワインをお持ち込みいただき、みんなで乾杯をしましょうとご提案したんです。これはほんの一例ですが、限られた予算と時間のなかで何か一つでも踏み込めるポイントはないか、常に注意しながらご家族と対話するようにしています。もちろん全てのご希望を叶えられるわけではありませんが、できることであれば精一杯の努力をしたいですから。

――お葬式にワインを持ち込む。そんなことが可能なんですね。

代表の是枝は常々、社員に対して「“形無し”と“型破り”は違う」と言っています。物事には決まった形があり、それをきちんと踏まえたうえでの提案であれば構わないと。例えば、菩提寺がある場合などはそのご意向が最優先ですので、それを無視して好き勝手をすることはできません。ただ、従来の葬儀のイメージにとらわれて、故人のためにやってあげたいことがあるのに遠慮する必要はないと思います。場合によっては通常プランの料金内で可能なこともあると思いますので、ぜひ気兼ねなくおっしゃっていただきたいですね。

悲しみを癒すゴールは一つじゃない

悲しみを癒すゴールは一つじゃない

――御社では「グリーフサポート」にも注力されていると伺いました。

グリーフサポートはこれからの葬儀社にとって欠かせないスキルです。弊社では全スタッフがこれを専門的に学ぶことで、悲しみや喪失感を抱えるご家族の心の状態を理解し、適切なサポートを行なっています。

「グリーフ(Grief)」とは、“死別体験をした時に湧き上がってくる感情や思いを、外に出せずに閉じ込めている状態”を指します。そのため、その思いが抑えきれなくなり、時にはものすごく攻撃的になってしまう方もいらっしゃるんです。そして、その怒りの矛先が、私たち葬儀社のスタッフに向かうことも少なくありません。私たちは冷静にそれを受け止め、誠心誠意サポートに努めます。そうすることで、最終的には感謝の言葉をいただくことが多いですね。

――グリーフサポートには、どんなアプローチが必要でしょうか?

さまざまなアプローチがありますが、基本的にはグリーフの状態、つまり気持ちに蓋をしている状態の時に無理に何かを強いることはありません。まずは対話を重ね、少しずつ蓋を開けてもらう。そして、閉じ込めていた気持ちを溢れさせ、心を回復させる手助けをすることが私たちの仕事の一つです。

その上で、故人のお人柄や思いを聞き出し、満足度の高い葬儀を実現させる必要があります。お葬式は、残された人が気持ちの区切りをつけるためのものでもあり、最大のグリーフサポートでもありますから。

――だからこそ、一人ひとりの思いに寄り添った葬儀を形にする必要があるわけですね。

そうですね。もちろん、なかには予算が限られていて、簡易的な葬儀しかできないケースもあります。でも、だからといって弔う気持ちが足りないということにはならない。豪華な祭壇が難しくても、気持ちを形にすることはできるはずです。例えば、ご家族それぞれが一輪のお花をお持ちいただき、思いを込めて棺に入れる。あるいは、お孫さんにおじいちゃんへの手紙を書いてもらったり、折り紙を折ってもらって棺の周りに並べるだけでもいいんです。

私自身、グリーフを学べば学ぶほど、悲しみを癒すゴールは一つじゃないと感じます。もし、故人がお花はあまり好きじゃないなら、無理に棺へ入れる必要はありません。極端な話、「趣味だった競馬にまつわる物を入れたい」ということであれば、競馬新聞や赤鉛筆と一緒に旅立たせてあげたっていい。固定概念にとらわれず、常に故人と家族にとっての“ベスト”を考えることが大切だと思っています。

インタビューいただいた葬儀社

株式会社クローバー

https://www.clover4.jp/

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