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家族葬の香典辞退|失礼のない伝え方と文例を紹介

家族葬の香典辞退|失礼のない伝え方と文例を紹介
  • 2021年08月24日

身内や近い親族、親しい友人など少人数で行う「家族葬」では、さまざまな理由で喪主側が香典辞退するケースが増えてきています。

ただし一般葬では香典を受け取るのがふつうなので、香典辞退をしたら参列者に対して失礼になるのではと心配になる喪主の方もいるでしょう。そこで今回は、おもに家族葬の香典辞退とそこでのマナーを、喪主側からの立場で見ていきます。

家族葬の香典辞退とその理由

一般葬では、参列者は香典を喪主にお渡しするのがマナーです。香典は、葬式には何かとお金がかかるので「費用の一部を参列者で負担しよう」という相互扶助の意味合いが強いものです。

香典をいただいた場合、あとでその金額の1/3〜1/2程度のものをお返ししますが、少なくても半額は喪主の手元に残るため、それをお葬式の代金に当てることができます。参列者が多ければそれだけ香典収入も多くなるということですね。

しかし近年では香典を辞退するお葬式が増えてきています。それにはいくつかの理由がありますが、もっとも多いのが「香典返しの手間が負担」という理由です。

家族葬のように規模が小さなお葬式では葬儀費用も安くすむので、香典返しの手間を考えると、辞退をしたいと考えられる喪主が増えているのです。
他にも、「参列者に金銭的な負担をかけたくない」「一般の方の弔問をお断りして身内のみで葬儀を行いたいため」などの理由があります。

喪主は、葬儀後も四十九日の法要、役所関係の手続き、保険の請求、遺産分与、墓の手配などすることが多く、その中での香典返しは時間的にも精神的にも負担になるので、できれば省きたいと考える喪主が増えてきているのです。


家族葬の香典辞退の失礼のない伝え方

葬儀前に香典辞退の連絡をする

一般的なお葬式では、参列者は香典を持参するのが常識なので、喪主側が香典辞退する場合はその旨を事前に知らせる必要があります。当日になって断るのは失礼ですし、また当日、ひとりひとりに香典辞退を説明するのも手間もかかり避けたいところです。

ただし、香典辞退を伝えるときにその理由まで参列者に正直に伝える必要はありません。理由によっては相手に失礼になることもあるからです。ですので「故人の遺志で」と伝えておくのが無難でしょう。

家族葬では、事前に連絡を入れるのは参列者のみで、それ以外の方へは事後報告の場合が一般的です。従って以下は、家族葬に参列していただく方へ香典辞退を知らせる例です。

案内状で香典辞退の連絡をする

家族葬では、お呼びする人数も20人以下の少人数が一般的です。そのため口頭や電話、メールなどで知らせる場合が大半ですが、訃報のお知らせや葬儀の案内状を送付することもあります。その場合はそこで香典辞退の旨を明記しておきましょう。

香典だけでなく供花・供物についても辞退するかを注記しておくと、相手に対してもより丁寧になります。

事前に葬儀社にも香典辞退を伝えておく

香典や供花を辞退する場合は、事前に葬儀社にも伝えておきます。案内状を見て供花を辞退した方が、当日祭壇に他の方の供花が並んでいるのを見れば気分を悪くするでしょう。供花の連絡は葬儀社に行くことが多いので、受け取らない場合は葬儀社からその意向を伝えてもらうことができます。葬儀社に連絡があったとしても、「遺族からの意向で」とスムーズに断ってもらうことができます。

葬儀当日の受付で香典辞退を伝える

家族葬でも受付がある場合は、そこで香典辞退を口頭で伝えることができます。また受付付近に看板を設置して参列者に伝えることもあります(葬儀社が用意してくれる場合もある)。ただし、香典を用意して来られる方には手間をかけさせてしまうので、できるだけ事前に伝えておくのがマナーです。

家族葬で香典辞退をする際の失礼のない文例

香典を辞退する際、故人(または遺族)の遺志(希望、意向)によりという言葉を入れるのが基本です。「喪主が遠慮しているだけなのではないか」と相手が推測できる含みを持たせないよう、理由を明確にしましょう。それ以外は、通常の訃報の伝え方と同じです。

訃報の連絡や案内状で伝える場合

香典辞退の文を入れる以外は、通常の訃報と同じです。注意としては、葬祭においての文書共通の約束ごとがあります。句読点を使用しない、「重ね重ね」などの言葉を使わない、季節の挨拶を入れないのがマナーです。

また、家族葬に呼ばない人には、行き違いがないように訃報に葬儀の日時を記入しないようにしましょう。

【例文】
父 ○○○○(故人の名前)儀
入院加療中でおりましたところ 去る○月×日 90歳にて永眠(死去、他界)いたしました
葬儀につきましては故人の遺志(希望、意向)により近親者のみで執り行います
また弔問 香典 供物 弔電に関しましても故人の遺志により固くご辞退申し上げます
故人が生前賜りましたご厚誼に深くお礼申し上げ 謹んでお知らせ申し上げます

令和△年○月×日
東京都千代田区○○○1-2-3
喪主 ○○○○

※死因については、喪主の判断にて記載しなくてもかまいません。

電話で伝える場合

電話で訃報を知らせる際は、事実を手短かに伝えることが大切です。まずは電話をかけている者と故人の関係を伝え、家族葬の日時と場所、弔問をお断りする場合は故人の意志で内輪の家族だけで行うことを告げ、香典や供花の辞退をする場合もその時に告げます。

電話で伝えるメリットは、すぐに直接相手に伝えることができ、返事もその場で聞くことができることでしょう。香典を断る際は、「お気持ちはうれしいのですが…」と角が立たない丁寧な表現で伝えるのがマナーです。

【例文】
○○様のお宅でしょうか? 突然のご連絡大変失礼します。
わたくし、〇〇の長男の〇〇と申します。
○月×日に父が他界し(亡くなり)まして、そのご連絡でお電話いたしました。
生前には、父が大変お世話になりました。
父の意向もあり、葬儀は近親者のみの家族葬で行います。
また、申し訳ありませんが弔問や香典、供物、弔電に関しましても、故人の遺志によりご辞退申し上げます。
ご連絡が遅くなってしまったこと、また突然のお電話大変失礼いたしました。
生前の父へのご厚意に感謝申し上げます。ありがとうございました。

口頭で伝える場合

電話で伝える場合と同じで問題ありません。香典辞退に関しては、「誠に恐縮ですが、お気持ちだけありがたく頂戴します」などの言葉を添えれば、スムーズに相手に伝わるでしょう。

葬儀後に香典辞退を伝える場合

香典辞退を伝える時期

家族葬では、参列者以外の方に訃報を事前に知らせることは少なく、葬儀が済んでから報告することの方が多いようです。香典辞退もその訃報と一緒にお知らせします。タイミングには時に決まりはなく、早ければ少し落ち着いた葬儀の1〜2週間後、遅くとも四十九日の法要(仏式の場合)までに訃報を伝えましょう。

訃報は急がなくていいのでハガキなどの文書が一般的です。ただし相手との関係性により、電話やメールなどを利用してもいいでしょう。

文書で伝える場合の例文

【例文】
父 ○○○○(故人の名前)儀  入院加療中でおりましたところ 去る○月×日 90歳にて永眠(死去、他界)いたしました
葬儀は故人の遺志(希望、意向)により近親者のみで執り行い(相済ませ)ました
なお 誠に勝手ではございますが 今後におきましても故人の遺志により 弔問 香典 供物 弔電は固くご辞退申し上げます
故人が生前賜りましたご厚誼につきまして厚く御礼申し上げます
本来ならば直接ご挨拶申し上げるべきところではございますが 略儀ながら書中をもってお知らせいたします

令和△年○月×日
東京都千代田区○○○1-2-3
喪主 ○○○○

故人や喪主・参列者の会社からの香典を断る場合

家族葬で故人の仕事関連の参列者がいない場合でも、葬儀の前に訃報を伝える必要が生じることがあります。

故人の職場

連絡をしなくても葬儀を行うことが漏れ伝わり、会社の方が当日急にいらしたり、会社から香典や供花などが贈られたりすることもあります。できる限り事前連絡をし、家族葬で行うので参列はお断りしていること、御香典や供花を辞退するならそれを先に伝えましょう。

ただし故人が在職中や社員の家族が亡くなった場合は、「死亡弔慰金」を香典として準備しているケースもあります。これは会社の経費なので、受け取っても香典返しをする必要はありません。

家族葬で会社に連絡を入れる際には、葬儀日程や会場について他の人々に公開しないようにお願いしておきましょう。


喪主や近親者の職場

肉親や親族などが亡くなったときに、葬儀に出席するために会社や学校を休むことを「忌引き」と言います。会社ではその際の休みを「慶弔休暇」と言い、会社によっては有給休暇になります。その申請の際に、家族葬であることや香典や供花の辞退があれば伝えましょう。


香典を辞退しても渡された時の対応方法

香典を辞退しても、それでも渡したいという方もいらっしゃいます。ケースバイケースですが、あまりかたくなに断ると後の人間関係に影響が出そうな場合は、あくまで“例外”ということで受け取るのも一つの方法です。

ただし他の参列者には香典辞退の意向を伝えてあるので、少なくとも一度は断りましょう。そして他の人が不快な気持ちになったりトラブルが生まれたりしないように、やりとりは人目のつかないところで応対するなど、気をつけたほうがいいでしょう。香典を受け取るときには、「他の方には内緒で」とひと言添えます。

香典をいただいた方には、他の葬儀と同じで四十九日法要の後に香典返しを行います。

香典辞退のまとめ

香典辞退を選ぶ葬儀が増えてきたとはいえ、日本のお葬式ではまだまだそれは一般的ではありません。喪主側は参列者の方が困ったりしないように、必ず事前に香典辞退の意向を伝えましょう。

香典を持ってきていただいた場合は、失礼のないように丁寧な対応でお断りします。ただし地域の慣習や、のちの人間関係に影響が出る場合のように、一度お断りした後に例外的に受け取ることも出てきます。そうした場合には、香典返しを忘れずにしましょう。

家族葬の香典辞退に関するよくある質問

香典辞退を伝えるタイミングはいつですか?
参列者の方には葬儀前に事前に伝える必要があります。訃報のお知らせや葬儀の案内状を送付する際には香典辞退の旨を明記しておきましょう。参列者以外の方には訃報と一緒にお知らせします。
香典を辞退する理由はどのように伝えれば良いですか?
香典辞退にはさまざまな理由があるかと思いますが、理由によっては相手に失礼になることもありますので「故人の遺志で」とお伝えするのが無難です。
香典を辞退しても渡された時はどのように対応しますか?
ケースバイケースですが、例外といった形で受け取るのも一つの方法です。受け取った場合には香典返しを行いましょう。
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