法事のお布施はどう用意する?金額の考え方・書き方・渡し方を解説

  • エックスアイコン
  • フェイスブック
  • ライン
  • リンクをコピー

法事を主催する施主にとって、お布施の準備は迷いやすいポイントのひとつです。「金額をどう考えればよいのか」「書き方や渡し方のマナーは」「四十九日と一周忌で扱いは異なるのか」など、初めて法事を執り行う方には判断が難しい場面が少なくありません。

お布施の金額には全国一律の決まりがなく、地域や寺院、菩提寺(ぼだいじ)との関係性によって幅があります。

本記事では、お布施の意味、金額に影響する要素、法要ごとに押さえておきたいこと、書き方・包み方・渡し方のマナー、お布施以外に用意するお金までまとめて解説します。

お布施とは

仏式の法事では、お世話になるお坊さんに「お布施」をお渡しするのが一般的です。お布施には意味や歴史、種類があり、渡すタイミングにも大まかな目安があります。

お布施の意味と役割

お布施とは、お坊さんに読経や儀式を執り行ってもらった際に、お礼としてお渡しするお金です。

お布施は、お坊さんの個人収入になると思われがちです。しかし実際には、寺院の維持・運営や本尊への供養、住職の生活費などに充てられるものとされています。なお、寺院の運営形態によって実態は異なる場合があります。

菩提寺がある方は、菩提寺ごとに対応が変わるため、何かわからないことがあれば一度直接相談してみましょう。

お布施の3つの種類(財施・法施・無畏施)

仏教の考えではお布施には、以下の3つの種類があります。

  • 財施(ざいせ):衣服・金銭・食料を施すこと
  • 法施(ほうせ):仏の教えを説いたり読経したりすること
  • 無畏施(むいせ):心配や不安を取り除いて安穏な心を与えること

法事においてお坊さんに納めるお布施は、三つのなかで財施に該当し、お坊さんは読経を通じて法施を行っていることになります。

法事のお布施の準備タイミング

法事を主催する施主にとって、お布施の準備は当日突然整えるものではありません。葬儀直後のあわただしい時期から、年忌法要に至るまで、計画的に進める必要があります。

葬儀後いつから動くか

四十九日法要は命日から約7週間後(49日目)にあたるため、葬儀後できるだけ早く準備に取りかかるのが望ましいでしょう。会場・日時の調整、参列者への連絡、お布施の用意などを並行して進める必要があります。

一周忌以降の年忌法要は、命日のタイミングが事前に分かっているため、3か月〜半年前から準備を始める施主もいます。お寺の予定もあらかじめ押さえておくと、希望する日時で執り行いやすくなります。

お坊さんへの依頼タイミング

菩提寺がある場合は、葬儀後に四十九日法要の依頼を直接お寺に伝えます。法要日時の希望、会場(自宅・お寺・斎場等)、参列予定人数を伝えると、お寺側の準備も進めやすくなります。お布施の金額に迷う場合は、この打合せの段階で相談しておくと、当日に慌てずに済みます。

菩提寺がない場合や、急な引っ越し・家族構成の変化などで従来の付き合いが難しい場合は、別途お坊さんを手配する必要があります。法要の種類・宗派・希望日時を整理してから手配先に相談すると、希望に合うお坊さんを依頼しやすくなります。手配先の選択肢として、よりそうお坊さん便の「法事・法要の僧侶手配」もご検討ください。

参列者への連絡と並行作業

法事のお布施準備は、参列者への案内・会場手配・会食手配・引き出物の選定などと並行して進めます。お布施は法要直前に慌てて用意するよりも、ある程度の期間をとって、新札や袱紗、表書きなどを含めて整えておくと当日慌てずに済みます。

施主が複数の役割を兼ねる場合は、家族や親族で役割分担しながら進めると負担を抑えられます。

お布施の金額に影響する要素

お布施の金額には全国一律の決まりはなく、宗派や地域、寺院との関係性などによって幅があります。

金額に厳格な決まりはない

お布施の金額に厳格な決まりはありません。

ただし、葬儀や法事は宗教的な儀式であるため、一定のマナーやしきたりがあり、お布施にもある程度の目安が存在します。お布施に対する捉え方は、お寺やお坊さんによってもさまざまで、「お気持ちでいい」というお寺もあれば、金額を明示するお寺もあります。

金額を明示された場合は、その金額を用意します。「お気持ちで」と言われた場合は、菩提寺や地域の慣習によって考え方が異なるため、親族や同じ寺院にお世話になっている方、葬儀社などに相談して決めましょう。

宗派による違い

同じ仏教でも、宗派によってお布施の考え方や目安が異なる場合があります。ただし、宗派だけで決まるわけではなく、地域性やお寺の慣習にも左右されます。くわしくは菩提寺やお坊さんに確認しましょう。

地域による違い

お布施の考え方は、地域の風習や寺院との関わり方によって差があります。地域ごとの慣習によって金額の幅も異なるため、菩提寺や地域の方に確認しましょう。

また、都市部や物価の高い地域ではお布施の金額が高くなる傾向もあります。

法要ごとのお布施で押さえておきたいこと

法要には、命日からの経過時期に応じてさまざまな種類があります。ここでは主な法要の概要と、お布施を準備するうえで押さえておきたい点を整理します。

初七日

初七日法要は、命日から7日目に執り行います。近年は葬儀と同じ日にあわせるケースも多く見られます。

葬儀と同日に行う場合は、葬儀のお布施とまとめてお渡しする慣習が多く見られます。ただし、地域によっては別々に渡す慣習もあるため、菩提寺や葬儀社に事前に確認しておくと当日慌てにくくなります。

四十九日

四十九日法要は、命日から49日目に執り行う忌明けの節目です。

葬儀以外の法要のなかでは、お布施をしっかりと用意するケースが多く見られます。準備タイミングは葬儀後すぐからで、参列者の連絡や会場手配と並行して進めるのが一般的です。

納骨

納骨は、ご遺骨をお墓に納める儀式です。四十九日と同日に執り行う場合もあります。

お布施に加え、墓石の開閉に伴う作業費用・彫刻料・卒塔婆料が発生する場合があります。四十九日と同日に執り行う場合は、お布施をまとめてお渡しするか別々にするか、事前に菩提寺へ確認しておくとよいでしょう。

初盆・お盆

初盆(新盆)は、四十九日の忌明けを迎えた後に初めて訪れるお盆です。地域により7月または8月に執り行われます。

ご逝去から四十九日を迎える前にお盆が来る場合は、その年は初盆とせず、翌年のお盆を初盆とするのが一般的です。数え方は地域や菩提寺の考え方によって異なる場合があるため、事前にご確認ください。

初盆は通常のお盆より重視されるため、お布施を多めに準備するケースもあります。地域・宗派で日程や慣習が異なるため、事前に菩提寺へ確認しておきましょう。

百箇日

百箇日法要は、命日から100日目に執り行います。別名「卒哭忌(そっこくき)」とも呼ばれます。

親族や近親者のみで小規模に行われるケースが多く、お布施も四十九日や一周忌より控えめな傾向です。現代では省略されるケースもあります。

一周忌

一周忌は、ご命日から満1年の祥月命日に執り行う法要です。喪明けの節目として重視されます。

納骨や卒塔婆を立てる場合は別途費用がかかるため、お布施と分けて用意します。

三回忌

三回忌は、ご命日から満2年の祥月命日に執り行う法要です(3年後ではない点にご注意ください)。一周忌に次いで重視される節目とされます。

お布施の用意は一周忌に準じるケースが多く、規模を保って執り行う場合は一周忌と同程度の準備が必要です。

七回忌以降

七回忌以降には十三回忌・十七回忌などの年忌法要があります。七回忌は満6年、十三回忌は満12年というように、回忌の数字から1を引いた年数が経過した祥月命日に執り行います。

親族のみで小規模に行われるケースが多く、お布施も控えめな傾向です。弔い上げ(最後の年忌法要)は、三十三回忌または五十回忌を節目とするのが一般的です。

宗派やご家庭の事情によっては、十七回忌などそれ以前の年忌を区切りとする場合もあります。いつを弔い上げとするかは、事前にご親族・菩提寺に相談して決めましょう。

お彼岸

お彼岸は、春分の日・秋分の日を中日とした7日間です。ご先祖さまのご供養に適した時期とされています。

合同法要に参加する場合のお布施は寺院単位で扱われ、個別にお坊さんを依頼する場合は各家庭で用意します。菩提寺の慣習に従うのが基本です。

各法要の具体的なお布施の金額は、地域や寺院、菩提寺との関係性によって幅があります。

よりそうお坊さん便では、以下のとおり法要の種類に応じて僧侶手配を依頼できます。料金にはお布施・お車代・御膳料・心づけなどが含まれます。

各法要 よりそうお坊さん便の僧侶手配
初七日 初七日法要の僧侶手配
四十九日 四十九日法要の僧侶手配
納骨 納骨法要の僧侶手配
初盆・お盆 初盆・お盆法要の僧侶手配
百箇日 百箇日法要の僧侶手配
一周忌 一周忌法要の僧侶手配
三回忌 三回忌法要の僧侶手配
七回忌以降 七回忌法要/十三回忌法要/十七回忌法要 の僧侶手配
お彼岸 お彼岸法要の僧侶手配

※ご依頼内容によって別途オプション費用が発生する場合があります
※菩提寺(ぼだいじ)のある方は、菩提寺の許可がないとご利用できません。必ず事前にご確認ください

お布施に影響する戒名の位階

お布施の金額は、戒名の位階によっても変わる傾向があります。ここでは戒名の概要と位階について解説します。

戒名とは

戒名とは、仏教において仏門に入った証として与えられる名前です。

故人さまに対して付ける名前として解釈されることもありますが、もともとは出家して仏弟子となった者に生前に与えられるものでした。現在では、出家していない方もご逝去後に戒名を授けてもらうのが一般的になっています。

戒名を名付ける理由は、仏教では戒名を授かって仏弟子となることで、故人さまが浄土に導かれるという考え方があるとされるためです。死生観や考え方は宗派によって大きく異なります。なお、浄土真宗では戒律がないため、戒名ではなく法名が授けられます。

戒名の構成や付け方について、くわしくは以下の記事で説明しています。

こちらの記事を読んでいる方におすすめ

戒名の付け方・構成要素とランク、その成り立ち
戒名の付け方・構成要素とランク、その成り立ち
戒名は仏弟子としての名前のことを指しますが、近年は死後僧侶から与えらえる名前という認識を持っている一般の方が多くな

位階の種類(院号・道号・位号)

戒名の位階とは、戒名に用いられる称号の格を指します。故人さまの生前の信仰や社会的活動、お寺との関係性、ご遺族の希望など、さまざまな要素を総合的に判断してお寺やお坊さんが決定するもので、人の優劣を表すものではないとされています。

一般的に、位階が高い戒名を授かる場合には、お布施としてお包みする金額の目安も高くなる傾向にあります。ただし、お布施は感謝の気持ちを表すものであり、高いお布施を納めれば位階が高くなるわけではありません。

戒名は一般に「院号+道号+戒名(2文字)+位号」の順で構成されます。各要素は次のとおりです。

  • 院号(いんごう):戒名の頭につける号で、生前の信仰度や社会的功績、寺院との関わりなどによって付けられる場合があります。
  • 道号(どうごう):仏道を極めた者につけられる尊称。故人さまの性格や住居・場所を表す文字が使われることもあります。
  • 戒名:一般的に2文字で構成。生前の名前である俗名から一文字採用されることが多くあります。
  • 位号(いごう):戒名を結ぶ最後につけられる文字。「居士」「大姉」「信士」「信女」「童子」「童女」など、年齢や信仰心によって異なります。

戒名料の具体的な金額は、宗派や寺院によって幅があるため、菩提寺がある場合は事前に確認しておくとよいでしょう。

お布施以外に用意するお金

法事の際に用意するお金には、お布施・お車代・御膳料・心づけがあり、新たに戒名を授かる場合は戒名料も必要になります。それぞれの内容は以下のとおりです。

項目 内容
お布施 お坊さんの宗教活動に対する感謝の気持ちとして包むお金
お車代 お坊さんの交通費にあたるお金
御膳料 法要後の会食にお坊さんが出席されない場合にお渡しする、食事代にあたるお金
心づけ 葬儀・法事でお世話になった方にお渡しする謝礼
戒名料 戒名を授けていただいたお寺へのお礼(新たに戒名を授かる場合に必要)

お車代・御膳料の書き方や渡し方について、くわしくは以下の記事で説明しています。

こちらの記事を読んでいる方におすすめ

お車代を入れる封筒の書き方は?入れ方や渡し方を詳しく解説
お車代を入れる封筒の書き方は?入れ方や渡し方を詳しく解説
お葬式でお坊さんに遠方から来ていただく場合は、お車代が必要です。 お車代を封筒に入れる際は入れ方に

神式・キリスト教式のお礼の扱い

仏教以外の宗教で法事に相当する行事を行う場合、お坊さんに渡すお布施に該当する金銭の名称や扱いが異なります。

神式:祭祀料

神式の葬儀や法事において、神主に渡す金銭のことを祭祀料(さいしりょう)といいます。

祭祀料は、葬儀に限らず、地鎮祭や厄除けなど弔事・慶事を問わず神事全般で用いられる呼び方です。

ただし表書きは場面によって使い分けがあり、神式の弔事では「御祭祀料」「御玉串料」「御榊料」などを用います。慶事や祈願で使われる「初穂料」は、神式の弔事には適しません。

お布施は仏教における言葉のため、神式など仏式以外の弔事で用いるのは不適切なため、注意しましょう。また、お布施は法要の前後どちらでお渡ししても問題ないとされるのに対し、祭祀料は儀式が終わった後に渡すのが一般的という違いもあります。

キリスト教式:献金

キリスト教ではお布施という概念はなく、葬儀や法事においては、教会または聖職者に対して献金という名目で金銭を渡します。

どこにどれくらいの献金が必要になるかは、教会によって異なるため注意が必要です。渡し方も教会によって異なり、教会への献金と聖職者へのお礼を分けて別々の袋に包む場合もあれば、教会へまとめてお納めする場合もあります。いずれの場合も、事前に教会へご確認ください。

聖職者の呼び名は、プロテスタントでは牧師、カトリックでは司祭(神父)と異なります。

献金を渡すタイミングは、儀式が行われる当日または数日以内に渡すのが一般的です。

お布施の書き方・包み方・渡し方

お布施は、書き方・包み方・渡し方のそれぞれにマナーがあります。法事を主催する施主として、基本を押さえておくとお坊さんに失礼なくお渡しできます。

お布施を入れる袋

基本的には白無地の封筒が使われます。郵便番号の記入欄がないものを選びましょう。

ただし、一部の地域や宗派によっては水引がある不祝儀袋が用いられる場合もあるため、親族や葬儀社・菩提寺に確認しておくとよいでしょう。

お布施を持ち運んだり、渡したりする際に用いられる袱紗の色合いにも注意が必要です。紺色や灰色、深緑色、紫色など落ち着いた色合いのものが適しています。なかでも紫色は慶弔どちらにも使えるため、1枚で兼用したい場合に便利です。

お布施袋の選び方について、くわしくは以下の記事で説明しています。

こちらの記事を読んでいる方におすすめ

その袋で大丈夫?お布施袋に関するマナーまとめ
その袋で大丈夫?お布施袋に関するマナーまとめ
お布施は供養をしてくれることへの感謝やご本尊をお祀りしているお寺への経済支援として渡すお金のことを指しており、お布

表書き・中袋の書き方

お布施は、表書き・中袋表面・中袋裏面でそれぞれ書き方が変わるため、注意が必要です。共通しているのは、薄墨ではなく濃墨で、数字は大字(だいじ)で書くという点です。

香典は、通夜や葬儀では薄墨を用いることが一般的ですが、四十九日以降の法事では濃墨で書くことが一般的です。

表書き

お布施の表書きは、上段と下段に分けて記載します。

  • 上段:お布施/御布施/御礼
  • 下段:施主の姓「〇〇家」/フルネーム

封筒の正面中央上段にお布施と書き、下段に〇〇家もしくはフルネームを書くのが一般的です。家庭や地域によって書き方が変わるため、念のため身内の親族や葬儀社・菩提寺に確認しておくと当日慌てにくくなります。

中袋表面

お布施の中袋表面には、金額を漢数字の旧字体で記載するのが一般的です。

  • 1万円:金壱萬圓也
  • 3万円:金参萬圓也
  • 5万円:金伍萬圓也
  • 7万円:金七萬圓也
  • 10万円:金拾萬圓也

中袋裏面

お布施の中袋裏面には、氏名と住所を記載します。氏名は施主の苗字もしくはフルネーム、住所は施主が現在お住まいの所在地を記載します。氏名と住所も、家庭や地域の慣例に従う必要があります。

お布施の入れ方と包み方

お布施のお札を入れる際は、以下の点に注意しましょう。

  • 開封時に紙幣が表側かつ肖像画が上側になるように入れる
  • 旧札ではなく新札、もしくは比較的きれいなものを入れる
  • お札の向きはすべて揃え、バラバラにならないよう入れる

お布施を袱紗に包む手順は次のとおりです。

  1. 袱紗の角が自分のお腹の前にくるように広げる
  2. 袱紗のやや右側に封筒を乗せる
  3. 右側の角を封筒にかぶせるように折り、下の角→上の角→左の角と続ける

渡し方とタイミング

お布施を渡すタイミングは明確に定められていないため、法事が始まる前や終わった後など、お坊さんの負担にならないタイミングでお渡しすれば問題ありません。会食に参加される場合は、その際にお渡しするのもよいでしょう。

お布施は袱紗のほかに、切手盆にのせて渡すのも一般的です。切手盆とは、ご祝儀やお布施などの金封を渡す際に使用する黒塗りの小さなお盆です。

袱紗・切手盆どちらを用いる場合でも、上に乗せたお布施が、お坊さんから見て正しい向きになるよう時計回りに回してお渡しします。お車代・御膳料、戒名料など複数の封筒がある場合は、お布施が一番上にくるように重ねて渡しましょう。

お布施を渡す際は、感謝や挨拶を添えるとなお良いでしょう。法事の場合の例文として、以下のようなものが考えられます。

  • 「本日はお勤めをいただき、誠にありがとうございました。どうぞお納めください。」
  • 「おかげさまで、無事に法要を執り行うことができました。ささやかではございますが、お納めいただければ幸いです。」
  • 「本日はお世話になりました。どうぞお受け取りください。」

お布施のマナー全般について、くわしくは以下の記事で説明しています。

こちらの記事を読んでいる方におすすめ

葬儀や法事で恥ずかしくないように覚えておきたいお布施のマナー
葬儀や法事で恥ずかしくないように覚えておきたいお布施のマナー
仏教で葬儀や法事を執り行う際は、僧侶にお布施を渡すのが一般的です。しかし、お布施を渡す必要があることは

法事のお布施を巡る親族間の調整

法事は施主一人で進めるよりも、親族と話し合いながら準備を整えるのが一般的です。お布施の金額や費用負担についても、トラブルを避けるためにあらかじめ確認しておくと安心して進められます。

施主は誰か(葬儀後の役割の変化)

葬儀の喪主と法事の施主は、必ずしも同じ人物とは限りません。葬儀では配偶者が喪主を務め、四十九日以降の法事は長男や跡を継ぐ親族が施主を引き継ぐケースもあります。

施主が誰になるかは家ごとの慣習や親族間の話し合いで決まります。葬儀後の早い段階で役割を整理しておくと、四十九日以降の法事準備を進めやすくなります。

費用負担の分担

法事のお布施・会食費・引き出物代は、施主が一括で負担する場合と、親族で分担する場合があります。家ごとの慣習や親族間の話し合いで決めるのが一般的です。

費用を分担する場合は、誰がいくら負担するかを事前に明確にしておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。施主から親族に概算費用を伝え、相談したうえで確定するのが望ましいでしょう。

親族間で宗派・寺院が異なる場合

親族のなかで宗派や付き合いのある寺院が異なる場合は、施主側の宗派・菩提寺に合わせて法事を執り行うのが一般的です。参列する親族には、当該宗派のしきたりや作法を事前に共有しておくと、当日の混乱を避けやすくなります。

宗派の違いから参列に迷いのあるご親族がいる場合は、その方のお考えを尊重したうえで、お焼香などの作法は無理のない範囲で参加していただく、あるいは別の形で故人さまを偲んでいただくなど、参加のしかたを相談して決める方法もあります。

よりそうお坊さん便で法事の僧侶を手配する場合

法事のお布施は、菩提寺との関係性や宗派、地域の慣習によって金額・進め方が変わります。菩提寺との付き合いがない場合や、引っ越し等で新しい地域で法事を行う場合、宗派に合うお坊さんを手配したい場合に、依頼先や金額の目安に迷う施主は少なくありません。

こうした場合の選択肢の一つとして、お布施・お車代・御膳料・心づけを含んだ料金が提示されている僧侶手配サービスがあります。

「よりそうお坊さん便」では、法事・法要の僧侶手配にご相談ください。お布施・お車代・御膳料・心づけ等が含まれており、初回35,000円※1からご利用いただけます※2※3。

※1 お坊さん便のご依頼が2回目以降の法要は50,000円となります
※2 ご依頼内容によって別途オプション費用が発生する場合があります
※3 菩提寺(ぼだいじ)のある方は、菩提寺の許可がないとご利用できません。必ず事前にご確認ください

ご自宅での法要にも対応しており、お坊さんがご自宅に伺います。浄土真宗(本願寺派・大谷派)/浄土宗/曹洞宗/臨済宗/真言宗/日蓮宗/天台宗など主要宗派に対応していますので、宗派のご希望もお気軽にご相談ください。

法事のお布施は、決まった金額よりも、お坊さんへの感謝の気持ちを整えてお渡しすることが大切です。金額や作法に迷ったときは、菩提寺や親族、葬儀社に確認しながら、余裕をもって準備を進めましょう。

もしもの時の備えになる「お葬式読本」無料贈呈中

「よりそうお葬式」では、無料の資料をご請求いただいた方全員に「お葬式読本」を無料で贈呈しています。はじめての喪主でも安心の役立つ情報がそろっています。もしも時のための事前準備に活用できます。

記事の制作・編集

よりそうお葬式 コラム編集部

よりそうは、お葬式やお坊さんのお手配、仏壇・仏具の販売など、お客さまの理想の旅立ちをサポートする会社です。

運営会社についてはこちら

※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。

  • エックスアイコン
  • フェイスブック
  • ライン
  • リンクをコピー

よく読まれている記事

横にスクロールできます

新着記事

横にスクロールできます

ご希望にあったお近くの葬儀場をご提案
提携葬儀場 全国5,000 以上
お近くの葬儀場をご提案

全国 ︎5,000以上の提携葬儀場からご希望にあったお近くの葬儀場をご提案します。

葬儀場写真