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お寺を参拝する時に、何か必要なものがあるのだろうかと悩んでいる人もいます。お寺を参拝するのなら、納経帳を持っていくといいでしょう。
お寺を参拝したい、お寺を参拝しているという人の中にはこの納経帳を常に持ち歩いているという人もいます。しかし、納経帳と言われても何なのかわからないという人も少なくありません。
納経帳とはいったい何なのでしょうか。納経帳の特徴や選び方、納経帳の使い方や注意点といったことについて、解説していきます。

お寺を参拝する時に、何か必要なものがあるのだろうかと悩んでいる人もいます。お寺を参拝するのなら、納経帳を持っていくといいでしょう。
お寺を参拝したい、お寺を参拝しているという人の中にはこの納経帳を常に持ち歩いているという人もいます。しかし、納経帳と言われても何なのかわからないという人も少なくありません。
納経帳とはいったい何なのでしょうか。納経帳の特徴や選び方、納経帳の使い方や注意点といったことについて、解説していきます。
納経帳は、「のうきょうちょう」と読みます。納経帳以外にも、御朱印帳(ごしゅいんちょう)と呼ばれることがあり、こちらの呼び方のほうが知名度が高いかもしれません。
納経帳は、お寺を参拝した後にお経を写経してもらうための台帳です。
納経帳は普通にお寺を参拝したときにも使われますが、主にお遍路巡りでよく使われているのが特徴でしょう。
以前は、写経して寺院に納めた証として朱印をもらうという形式でしたが、現在では写経をする必要はなくお寺を参拝した後に、札所にいって朱印を押してもらうというのが主流になっています。
お遍路という言葉は知っていても、意味はよく知らないという人もいるでしょう。お遍路とは、四国88箇所とも呼ばれていて、「四国にある88か所のお寺を巡ること」を言います。
なぜお遍路をするのかというと、かつては家内安全や先祖供養、大切な人の幸せを願うためといった目的で行われていました。
現代ではパワースポット巡りや健康のため、自分自身を見つめなおすためや観光のためなど、さまざまな理由でお遍路巡りをする人が増えています。
なぜ、お遍路巡りで88か所のお寺を巡るかというと、お遍路の本来の意味として弘法大師空海の足跡を辿るということがあるからです。
そのため、弘法大師空海が開いたとされている88か所の霊場を巡礼していくのがお遍路とされています。
お遍路としてどのようなときにお寺を訪れたらいいのか、どんなときに参拝するべきなのかわからないという人も多くいます。
現代ではさまざまな理由からお遍路巡りをする人がいますので、タイミングとしては自分の好きなときでいいでしょう。
どのようなタイミングでお遍路巡りをする人が多いのか紹介していきます。
先祖や伴侶など大切な人の供養のためにお遍路巡りをする人は現在でも数多くいます。
先祖や伴侶が、極楽浄土で安らかに過ごせるように、今までの感謝の証としてというような理由から参拝するようです。
自身や家族の病気が治るようにという、平癒祈願という意味合いで参拝するということもあります。
お遍路でお寺を巡ることで、癒されたい、心を平穏にしたいというような理由から参拝する人も増えているようです。
人生においてなにか重要な覚悟をしたときに、その覚悟を強固なものにするため、上手く物事が進むように願掛けをするという目的でお遍路巡りをする人もいます。
恋人同士がこれからも幸せに2人で過ごしていくための願掛けという意味合いから、参拝していくこともあります。2人で一緒に巡ることで絆も深まるという効果もあるようです。
婚活しようと思っている人が、縁起を担ぐために参拝していくこともあります。上手く婚活が進むように神頼みということでしょう。
就職や転職などの節目のときも参拝のタイミングとしては多くなっています。
これからの人生を左右するタイミングで、願掛けをする人も多いようです。
夫婦や子供、孫との交流のためにお遍路をするという人もいます。あまり交流を持っていない家族と一緒にお遍路をすることで、話をしたり協力したりという場面も増えて、交流を深めて家族仲が良くなるという効果があるのです。

納経帳にお経を書いてもらうときには注意点があります。
まず、納経帳にお経を書いてもらう場合には、必ず参拝後にしましょう。
また、参拝せずに書いてもらうのもやってはいけないNG行動です。
そして、書いてもらっている間の行動にも注意しましょう。
スマホをいじったり雑談したりする、飲食するなどの行動はせずに静かに待つことが重要です。
納経帳を書いてもらうには代金が必要になります。
多くは300円~500円というような金額ですから小銭を用意するのを忘れずにしてください。高額紙幣で支払うのはやめましょう。
納経帳を忘れてしまった、持っていないからといってメモ帳やノートに書いてもらうのもNGです。
きちんと納経帳を用意してください。書いてもらう側でありながら無理な要求をするのも、やめてください。
たとえば、本に載っている物と同じに書いてほしい、など要求するのは失礼にあたります。
これは当たり前のことなのですが、時間帯を守るのも重要です。
門扉が閉まっているのに書いてもらおうとするのはやめましょう。
きちんと受付時間を調べてその時間内に行くようにしてください。
納経帳が欲しいけれどもどこで手に入るかわからないという人もいます。納経帳を手に入れられる場所は、3つあります。
納経帳はお寺の授与所で買うことができます。現在では、その寺院限定の納経帳やご当地納経帳なども多いので人気となっています。
その寺院によってさまざまな特色があるので、参拝した記念やコレクターズアイテムとして買う人も多いようです。
仏壇や仏具の専門店にも納経帳は置いてあります。実店舗で買うメリットとしては、中身の比較ができる、わからないことがあったら店員に聞きながら選べるということがあります。
ネットショップで買うという方法もあります。ネットショップは豊富な品ぞろえがあり、キャラクター物などの可愛らしい物が多いので若い人にも人気です。
納経帳の選び方は3つのポイントがあります。
可愛い物を使いたい、歴史を感じられる物にしたい、好きな絵柄の物がいいということなら、外見のデザイン重視で選ぶといいでしょう。さまざまなデザインが展開されていますから、好みのものを手に入れやすくなっています。
納経帳の手触りや素材で選ぶという方法もあります。納経帳の素材は、さまざまな物が使われています。中には木製の物などもあるので、素材で選ぶのもいいでしょう。
素材や手触りで選ぶ場合には実際に手に取ってみなければわからないので、実店舗で買わなければいけないということはあります。
毎年参拝しているお寺がある、贔屓にしているお寺があるということなら、そのお寺の納経帳を買うというのも1つの方法です。
普段からお世話になっているお寺の物を使いたいというようなこだわりがあるのなら、参拝して納経帳を置いてあるか聞いてみるといいでしょう。中には、納経帳がない場合もあります。
西国三十三所が2018年で草創1300年になるということを記念して作られた納経帳です。1300年という節目の記念品ですので、手に入れておいて損はないでしょう。
こちらは、色や素材などが違う物がいくつか販売されていますので、自分好みの色や素材の物を選ぶことができます。
ヒノキでできた納経帳もあります。少し厚みがあるというデメリットはありますが、ヒノキならではの香りや手触り、高級感を感じることができるでしょう。
ビニールカバーが付いている物もおすすめだとされています。カバーがついているので汚れなどにも強く、納経帳をキレイに保つことができるでしょう。
このように、納経帳は参拝した記念としてお経を残せるものです。
自分がどこのお寺を参拝したのかもわかりやすくなりますから、お寺を参拝するのが趣味、歴史が好きということなら、是非持っておきたいアイテムです。納経帳を持っていって、より充実した参拝にしましょう。
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