平塚福祉葬祭のご紹介

お葬式は、尊い儀式であると思っています。ご家族にとって一番大切な人とのお別れをお手伝いするのが私たちの仕事です。 私は葬儀業界でよく使われる「ご家族の立場に立って」という言葉を、安易に申し上げられないと考えています。なぜなら、大切な人を亡くされたご家族の立場には立ちきれないからです。ご家族は辛い思いの中で早々にお葬式の日程、参列者の人数、お料理や返礼品など多くを決めなければなりません。お葬式の経験が無い方にとってはこれほど大変なこともないでしょう。 そこでお客さまに安心してお葬式に臨んでいただけるように、私が心掛けているのは「やすさ」です。「価格の安さ」だけではなくお客さまが「話しやすい」「聞きやすい」「相談しやすい」存在であること。葬儀場ならば「入りやすい」「使いやすい」などです。お客さまのお葬式への悩みやご不安は十人十色です。ご不安を少しでも解消するために「やすさ」をいつも頭に置いて、お客さまと接することを大切にしております。

平塚福祉葬祭は有限会社湘南寝台車の葬祭部として、2015年よりお葬式を執り行ってきました。 現在は「ハートホール湘南」と「平塚福祉葬祭ホール」の二つの自社ホールと、その他の提携斎場でお葬式を執り行っています。 創業以来、年間約400件のお葬式をお手伝いしております。平塚市内のお客さまを中心とし、茅ケ崎市、伊勢原市、秦野市、小田原市などもお手伝いします。

代表を含む12名の社員で、ご遺体のお迎え、ご安置、お葬式の司会進行等、心を込めて最後のお見送りをお手伝いしています。 いつも心掛けているのは、スタッフ同士がお客さまの情報を共有することです。例えば、お客さまがホールで故人さまと面会するお時間などの引継ぎ事項は、連絡ツールで必ず報告しあうように。お客さまが斎場にいらっしゃったとき、対応する者がいないといった状況にはならないよう気を付けています。

お客さまのご要望やご依頼に対し、その場で「できません」と返答しないようにしています。必ず、「一度宿題としてお預かりさせていただき、追ってご連絡いたします」とお伝えし、実現するのが難しいご依頼であっても、極力ご要望に沿う形で対応します。「できません」と断言してしまうと、お客さまに不安や不信感を抱かせてしまうからです。 また、「も」の使い方も意識しています。お客さまが交通事情などで遅れてしまう時「あと5分しかありません」と言うのと「あと5分もありますよ」と言うのでは、全く印象が異なるでしょう。「お葬式までまだ1日もありますよ」とお伝えするなど、安心してお葬式に臨んでいただけるように、細かな話し方にも気を付けています。

お客さまへのおもてなしとして「気遣い」と「心遣い」は、どちらも欠かせないものです。私たちは気遣いは、お茶やおしぼりをお出しするなど、現場でお客さまに対して行うこと。一方、心遣いは、お客さまがいらっしゃる前に、お客さまを思って事前に準備しておくものです。例えば、雨の日に来場されるお客さまを、傘を持って車までお迎えに行くとします。この場合、傘を用意しておくのが心遣い、傘を持ってお迎えする行為が気遣いとして、ご対応しております。

自社斎場として、平塚市大神にハートホール湘南、平塚市東中原に平塚福祉葬祭ホールがあります。どちらの斎場もバリアフリーで、貸出用の車椅子もご用意しております。ハートホールには、車いす用トイレを含む3つのトイレがあり、1つは女性専用トイレとしてご利用いただけるのも好評です。最近は、家族葬でシンプルな祭壇をご選択される方も多いため、華やかに演出できるように、祭壇の後ろにピンクとブルーのカーテンをかけるといった工夫もしています。また、平塚市聖苑まで車で5分ほどと距離も近いため、火葬時間に制限があっても余裕をもってご移動いただけると思います。 平塚福祉葬祭ホールは、15名程度まで収容できるこじんまりしたホールです。1日葬や、少人数でしたらお通夜も可能です。控室とホールが一体化した造りで、ご家族だけで気兼ねなく故人さまを送っていただけるような、アットホームであたたかみのある空間となっています。