光彩セレモのご紹介

私たちは、人生最後のセレモニーを「いい人生だった」と感じてもらえるように、お葬式を独自に『お想儀（そうぎ）式』と呼んでいます。人は誕生から入学、就職、結婚、出産など人生の節目にさまざまなセレモニーを経験しますが、その最後となるのがお葬式となります。しかし送り出すのはご本人ではなく、ご家族のみなさまになります。私たちは、そんなご遺族やご家族の皆様の“想い”をお葬式に反映していくことが使命だと思っています。 故人さまを失った悲しみや不安の中、何をしていいかわからないというお客さまにはまず安心していただき、その想いを形にして式をサポートさせていただく。それを重視していますね。 たとえば依頼されたことだけでなく、遠慮されていることに気づいたらそれを汲み取っていく。そして故人さまの人柄やご家族の想いをどう葬儀に反映していくかを考えています。

弊社はさいたま市、川口市、上尾市を中心に、埼玉県や東京都の方の多くの葬儀を扱ってきました。地域に根ざして創業から35年、葬儀実績はのべ1万5000件になります。もともとは浦和から始まり、そこから今は、川口、上尾を入れた3拠点に自社斎場があります。ここでは宗教葬から無宗教葬まで宗旨は問わず、さまざまな形の葬儀に対応しております。そうした長年の積み重ねの実績が、弊社がお客さまの信頼を得ている理由かと思います。

葬儀を滞りなく終えるとか、喪主さまの代わりに来てくれたお客さまに気遣いすることは当たり前のことで、それ以上のことを心がけています。たとえば故人さまの誕生日と葬儀の日が近かったので、ケーキを用意してみんなでハッピーバースデーを歌って送り出したことがあります。また、故人さまの入院生活が長くて、好きなものを食べさせてあげられなかったのが心残りという話を聞き、弊社スタッフがウナギを鰻屋まで買いに行き、電子レンジで温めて棺に入れたこともありました。リクエストではなく、話を聞いていく中でこうしてあげると故人さまもご家族も喜ぶかなと提案し、そうした演出をさせてもらっています。もちろん完全にサプライズですと喪主さまもちょっと引かれてしまうこともあるので、了解を得てからのことですが大変喜ばれました。そういった演出のヒントは、打ち合わせの会話の中から見つけていきます。

故人さまにとっては、お葬式は人生最後のセレモニーです。ですので、きめ細やかな対応をスタッフ一同心がけています。まずはとにかくお客さまが不安に思う中、それを取り除いて安心していただくため、まずはしっかり話を聞かせて頂くことが基本です。そのうえで葬儀として基本的なご説明をさせて頂きながら、リクエストがあったこと際には何事もなくお式に組み込み進行させて頂きます。時には言い出せないこと・ご家族が気づかないことまで汲み取り対応していきます。現在の葬儀は、形式にとらわれない多種多様な葬儀が増えていますが、いろいろできると言われても喪主さまやご家族が何か思いついて提案されるのはなかなか難しい。そこを葬儀の段取りを組みながら引き出し、汲み取って提案するのはなかなか難しいとは思いますが、弊社ではそれが達成できていると思います。

今まではお葬式というと、親戚やご友人、ご近所の方などいろいろな方がいらして、参列者も多いのが当たり前で、いかに滞りなく式を進められるかを喪主さまは気にされていました。ところが今のように家族葬がメインになってくると、参列の方はほとんどご家族だけになり、周りの目を気にすることもなくなってきました。その分、故人への想いを形にした葬儀を考えられるようになります。故人さまの想い出の映像を式場に流したり、故人さまをイメージした生花祭壇を作ったりなど、オリジナルの演出も加えられるのです。そういう時に私たちスタッフができることに意味があるのではないかなと思います。

3か所の式場は、どこも10名から25名程度の広さで、家族葬にはちょうどいいサイズになっています。そしてどこも駅からは近くアクセスは良いです。専用駐車場も各式場ごとに50〜60台あり、お車での来場も余裕があります。また火葬場へも車で15分程度。どの斎場もバリアフリー対応になっており、車イス対応トイレもございます。 浦和ホールは落ち着いたトーンの内装の式場で、家族葬に対応し、20人以内の少人数でもあたたかくお見送りができます。付き添い安置などの宿泊も可能な和洋室、お清め室や親族控え室のほか、個室の霊安室ではご面会も可能です。川口パレスは、ヨーロッパ風の家具やステンドグラスを使った洋風のレトロモダンがコンセプトです。内装も明るめで、圧迫感を感じさせない色合いですね。こちらも宿泊可能です。上尾ホールは、入り口から式場まですべて1階にあるフラットな作りです。各式場では、来られなかったご親族の方のために葬儀の模様をオンライン配信することも可能です。