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葬儀の流れ
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お通夜の時間・流れの解説!始まりから終わりまで
故人さまがお亡くなりになられた際、喪主の方は「何をすればいいのかわからない」と不安になるのではないでしょうか。
人生で喪主を経験する回数は多くないため、事前にやることを把握しておきましょう。
この記事では、お葬式の前、最中、後の3つに分けて、喪主がやらなければいけないことを詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。

喪主はお葬式の前に準備することがいくつかあります。ここでは、お葬式の前に喪主がやることについて解説します。
末期(まつご)の水とは、故人さまがお亡くなりになる直前や直後に、口元を水で湿らす儀式のことです。
この儀式は、「末期(まつご)の水をとる」「死に水をとる」と表現される場合もありますが、指しているものは同じとなります。
従来は、故人さまがお亡くなりになる前に行っていましたが、現代ではお亡くなりになった後に行うのが通例です。
ただし、タイミングについては具体的に定義されているわけではないため、施設や病院の指示に従いましょう。
なお、末期(まつご)の水は喪主だけでなく故人さまとの血縁関係が濃い人から順番に、その場にいる全員で行うのが一般的です。
病院でお亡くなりになられた場合は、死亡診断書が発行されるのが一般的です。喪主は、死亡診断書を受け取って初めてご火葬が可能となります。
病院以外の場所でお亡くなりになられた場合は死体検案書が発行されますが、効力は死亡診断書と同じです。喪主は、これらの書類を受け取りお葬式の準備を始めます。
なお、故人さまのお身体は「葬儀社で安置してもらう」もしくは「自宅で安置する」のが一般的であるため、どちらを選ぶかはご家族で話し合っておきましょう。
お葬式の準備を始める前に、連絡しておくべきご家族がいる場合は事前に連絡しましょう。
連絡する相手に決まりはありませんが、基本的には故人さまと血縁関係が濃い人を中心に連絡します。通常は配偶者の方をはじめ子供や孫、兄弟姉妹、親しかったご友人などです。
また、遠方にいるご家族には早めに連絡しましょう。
お葬式の準備とあわせて、菩提寺(ぼだいじ)へも連絡しておきましょう。
菩提寺とは、先祖のお墓があり古くからお世話になっているお寺です。通常、お葬式などの宗教儀式を行う際は、昔からお世話になっている菩提寺への連絡が必要です。
お通夜・告別式・ご火葬と宗教儀式を行う場合、お坊さんにご足労いただく必要があるため、故人さまがお亡くなりになった段階で連絡しておきましょう。
なお、現代では一般葬ではなく火葬式のような簡易的なお葬式を望む方もいますが、お通夜や告別式を行わない火葬式でも、菩提寺がある場合は連絡するのが賢明です。
菩提寺によっては火葬式を認めていないところもあるため、お葬式の形式や方法を決めてしまう前に相談しておきましょう。
もし菩提寺がない場合は葬儀社を通じてお寺を紹介してもらえます。宗派がわかっている場合は事前に伝えておくとより安心です。
お葬式の形式や方法が決まったら、葬儀社に連絡します。もちろん、何も決めていない状態で葬儀社に連絡しても大丈夫ですが、次の内容は事前に決めておくと安心です。
上記については、打合せ前もしくは打ち合わせ中に決めましょう。
最近の葬儀社は、一般葬だけでなく家族葬や一日葬を中心に対応している場合もあるため、どのようなプランがあるのかも事前に確認しておくと良いでしょう。
しきたりを重んじるのであれば一般葬、喪主をはじめご遺族や参列者でゆっくりと過ごしたい場合は家族葬、予算や時間などの負担を減らしたい場合は一日葬を選びます。
どのようなお葬式にするかは喪主やご遺族が決められるため、ご家族で話し合って決めるのが良いでしょう。
なお、故人さまのお身体を整える「エンゼルケア」は葬儀社が対応してくれるため、喪主やご遺族が何か特別なことをする必要はありません。
ただし、エンゼルケアは無料のものから有料のものまであるため、葬儀社ごとにご確認ください。また、エンゼルケアでどのようなことをするのかなど、気になる点についてもあらかじめ葬儀社にお問合せしておきましょう。
葬儀社への連絡が済んだら、お葬式の手配を進めます。
お葬式の手配は葬儀社にすべて任せる方が多いと思いますが、後々トラブルにならないためにも次の点に注意しておく必要があります。
葬儀社のなかには、お客さまの意見や声を細かく聞かずにどんどんプランを提案してくるところがあるため、上記の点は必ず事前に確認しましょう。
勝手にプランを決定することはありませんが、説明が不十分なままだとトラブルに発展することもあるため、必ずプランだけでなく内容や請求についても確認してください。
見積もりについてはわかりやすさを重視し、疑問点は早めに解消しましょう。
故人さまがお亡くなりになった際は、退院の手続きを行わなくてはなりません。
原則は病院側が進めてくれるため、喪主が何か特別なことをする必要はありません。しかし、書類に必要事項の記入が求められることもあるため、指示に従って記入しましょう。
医療費や入院費の支払いに関しては後日請求されるのが一般的ですが、病院によって対応も変わるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
諸々の手続きが終了次第、お葬式に移ります。
故人さまがお亡くなりになられた場合、死亡届の提出が必要となります。
死亡届の提出期限はお亡くなりになった日から7日以内とされており、故人さまの本籍地や居住地、もしくは届出人の所在地にある役所で行うのが一般的です。
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喪主は、お葬式の最中にもやることがいくつかあります。ここでは、お葬式の最中に喪主がやることについて解説します。
喪主は、お通夜や告別式に訪れた参列者への対応が求められます。受付などの実務は原則葬儀社が対応してくれますが、参列者に対して直接対応するのは喪主の役目です。
参列者がお見えになったら、丁寧に向き合い「この度はご参列いただき誠にありがとうございます」というお礼の言葉を伝えましょう。
ただし、他の参列者も次々とお見えになるため、長話は避けるのが賢明です。程よいタイミングで会話を切り上げ、他の参列者にも同様にお礼を伝えます。
お通夜や告別式では、喪主が参列者に挨拶を行います。基本的には1〜3分ほどが目安の時間とされているため、冗長にならない程度に短くまとめて挨拶をするのが賢明です。
挨拶の内容に関しては、次の例文をご参考ください。
本日はお忙しいなか、ご参列いただき誠にありがとうございます。長男の〇〇でございます。先日、父(母)が老衰のため、永眠いたしました。享年〇〇歳でした。
ここ数年は徐々に体力が衰え、最後は病院のベッドで眠るように逝ったものの、天寿をまっとうしたかと思います。
父(母)は昔から仕事に対しても趣味に対しても真面目な人で、平日は一生懸命働き、休日は私たちとの時間に全力を尽くしてくれました。大変なことも数々あったなかで、笑顔を絶やさずに家族を守り抜いた父(母)には感謝しかありません。
仕事を引退してからは自分自身の趣味に没頭し、老後を楽しむなど父(母)らしい時間を過ごせたかと思います。ご近所の皆さまとも仲良く過ごしていたようで、入院中もたくさんの方にお見舞いに来ていただきました。
父(母)に代わりまして、お礼申し上げます。本日は最後までお見送りいただきまして、誠にありがとうございました。
上記は一例であるため、この通りに読み上げる必要はありません。参列者にお伝えしたいことがある場合は、自由にアレンジしてご利用ください。
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通常のお葬式では1日目にお通夜、2日目に告別式を終えてご火葬となります。ご火葬では、喪主が中心となり「お骨上げ」を行うのが通例です。
お骨上げは基本的に「喪主→ご遺族→ご親族」の順番に行い、骨壺を持ち帰るのも喪主が一般的とされています。
なお、納骨は「四十九日法要(お亡くなり後49日目の法要)」が終わったタイミングで行うため、それまでの期間は喪主が供養を行うのが通例です。
ただし、必ず四十九日法要の後に納骨しなければならないわけではなく、一周忌や三回忌などのタイミングで納骨しても問題ありません。
お葬式では、喪主が中心となって会食を行います。
通夜振る舞いや精進落としのタイミングで会食を挟むのが通例であるため、喪主は参列者とともに会食しましょう。
なお、会食の手配は葬儀社に任せることも可能なため、忙しくて用意が大変な場合は葬儀社に任せるのが賢明です。

喪主は、お葬式の後にもやることがいくつかあります。ここでは、お葬式の後に喪主がやることについて解説します。
故人さまをご火葬したら、ご遺骨の保管方法を考えます。ご遺骨は自宅で保管することも可能な他、お墓や仏壇と一緒に保管することも可能です。
もしくは、ご遺骨を灰状にして散骨する方法もあります。特に故人さまから「散骨してほしい」とのご要望があった場合は、散骨場所を検討しましょう。
その他、霊園や納骨堂に納めるのも良いかもしれません。納骨先に関しては指定されているわけではないため、故人さまの意思を尊重し、喪主やご遺族で相談して決めましょう。
お葬式が終わったら、お葬式費用の精算を行います。支払いは現金一括の振り込みが一般的です。原則は、葬儀社から指定される振込先へ現金で支払いましょう。
ただし、お葬式の費用は高額になることから、クレジットカードでの分割払いやローンでの分割払いに対応している葬儀社もあります。
どのような支払い方法が適しているかは状況によって変わるため、喪主の方が自由に決めてしまって構いません。
香典をいただいた場合は、香典返しの手配も行いましょう。
香典を辞退している場合は必要ありませんが、辞退しているにもかかわらず香典をいただいた場合は香典返しを贈りましょう。
香典返しは忌明け後に、いただいた香典の金額の3分の1もしくは半額程度の品物を贈るのが一般的です。ただし金額に制限はないため、無理のない範囲で対応すれば問題ありません。
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故人さまがお亡くなりになられた後は、各種手続きの確認を行いましょう。主に必要な手続きは次の通りです。
どのような手続きが必要かは故人さまの生前の状況によっても変わってくるため、ここで挙げたのはあくまでも一例となります。
他にも、クレジットカードの停止やサブスクリプションの解約など、必要となる手続きがあるかもしれないため、詳しい支払い状況などを確認しておくのが賢明です。
故人さまがお亡くなりになられた後は、「初七日法要」や「四十九日法要」が必要です。
一周忌は1年後となるため直近で考える必要はありませんが、7日後の初七日法要と49日後の四十九日法要については早めに考えておきましょう。
お葬式で喪主を務めた方が、そのまま初七日法要と四十九日法要の喪主も務めるのが一般的であるため、都度ご遺族の方とも相談しながら詳細を決めてください。
ただし、最近ではお葬式とあわせて執り行うケースもあるため、その他の法要をどうするか一度ご家族で話し合っておくことを推奨します。
お墓をどうするか検討するのも喪主の役目となります。すでに一族のお墓がある場合は納骨できますが、お墓がない場合は手配が必要です。
お墓の手配も喪主の役目とされているため、お墓を建てる予定がある場合は早めに相談しておくことを推奨します。
お墓は注文から完成するまでに数ヶ月かかるため、早めに手配しておくのが賢明です。
現状お墓がなく、今後も建てる予定がない場合は、別途でご遺骨の保管方法なども考えておきましょう。
故人さまがお亡くなりになられた際、必要な手続きや手配を行うのは喪主の役目となります。
喪主は、お葬式の手配からその他の公的機関の手続きまで行わなくてはならないため、故人さまがお亡くなりになった後はしばらく忙しい期間が続きます。
ただし、喪主の方がすべての責務を担う必要はないため、ご家族と相談しながら1つずつやるべきことをクリアしていけば問題ありません。
何かご不明点があれば、よりそうお葬式にお気軽にご相談ください。
よりそうお葬式は、家族葬や火葬式を中心に喪主の方をサポートしており、お好みのプランに合わせたお葬式をお選びいただけます。
「やることがまったくわからない」という場合でも、お葬式の最初から最後までサポートさせていただきますので、まずは気軽にご相談ください。
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※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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