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喪主がすることはなに? 葬儀での失敗事例や喪主ガイドの活用方法を詳しく解説!

喪主がすることはなに? 葬儀での失敗事例や喪主ガイドの活用方法を詳しく解説!
  • 2022年11月24日

人生において喪主を務めることは、そうそうあることではありません。喪主に慣れているという人はほぼいないと言っていいでしょう。しかし喪主は悲しみの中でも、遺族の代表として葬式を取り仕切らねばならない重要な役目です

ここではよくある失敗例をあげ、そうならないようにはどうしたらいいかを解説していきます。また、葬儀の流れと喪主がすべきことをコンパクトにまとめた、よりそうお葬式の「喪主ガイド」についても紹介させていただきます。

そもそも喪主とは?

喪主とは遺族の代表のことで、葬儀を取り仕切るだけでなく、葬儀の参列者や僧侶にご挨拶するのも喪主になります。他に葬儀を取り仕切る役割には施主もいますが、こちらは葬儀の費用を負担する人のことです。

喪主と施主は、今では同一人物が兼ねる場合が多くなってきました。「身内だけの小規模な家族葬なので喪主はいらないのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、葬儀は儀式なので、形だけでも喪主は必要です。

喪主は誰がするのか?

喪主には、故人の意向や遺志があればそれに従い、なければ故人と血縁が近い人がなります。一般的には以下のような優先順になっています。

■喪主の優先順位
優先順位 故人との関係
1 故人の配偶者
2 故人の子 ※複数いる場合は、長男や長女など年長者からなる場合が多い
3 親 ※故人が若い場合
4 兄弟姉妹

かつては夫や長男などの男性が喪主になることが多かったのですが、近年は女性であっても血縁関係が深い方が喪主を務めることが多くなっています。また、一般的には兄弟姉妹の中でも長男や長女など年長者が喪主になることが多いですが、決まっているわけではありません。故人の配偶者が高齢で葬儀を行うのが難しい場合は形式的に喪主になってもらい、その子が葬儀の実際の取り仕切りや参列者への挨拶を行うことがあります。

喪主がすることとは?

遺族の代表である喪主の役目は、まず葬儀を取り仕切ることです。葬儀社との窓口となり、どんな葬儀を行うかを決めて依頼します。一方では参列者に連絡をして葬儀に来ていただき、参列者にご挨拶します。宗教葬の場合は、僧侶などの宗教関係者への依頼をします(葬儀社に代行してもらうこともできます)。その他にも行政手続きや、香典を受けった場合は香典返しも喪主の名で行います

葬儀の事前準備で喪主によくある失敗

お亡くなりの瞬間から、喪主にはすることが多くあります。すぐにしなければならないのが、家族や親族、そして故人と関わりがあった人々への逝去のお知らせと、お葬式の依頼先を決めることです。

「よりそうお葬式」が行なったアンケートでは、没後にお葬式を決めた人の54%は、葬式を検討する時間が平均約3時間でした(「喪主ガイドブック」より)。喪主になった方は、時間があまりない中で判断しなければならないことが多いと言っていいでしょう。

葬儀のお知らせに関する失敗例


失敗例1
父が亡くなった後、父の知人の連絡先を探したが見つからず、葬儀の案内を出すことができなかった。その後半年ほど、事情を知らない父の知人たちから連絡がぽつぽつと来てしまった。
 
対応策
故人が元気なうちに、もしもの時のための連絡先を控えておいてもらいましょう。縁起でもないと感じる方もいると思いますが、葬儀にお呼びしないと失礼に当たる方もいらっしゃいます。そのため、亡くなる前に連絡先リストを作っておくことをおすすめします。

失敗例2
訃報で「家族葬で行います」とハッキリ伝えなかったので、葬儀の当日に友人や知り合いの方が突然来てしまった。
 
対応策
最近では家族葬をあげられる方も増え、家族葬は呼ばれた方のみの参列と理解している方もいますが、中には「案内が来たので出席する」という方もいるでしょう。

家族葬の訃報を伝える際は、「身内だけで葬儀を行いますので、会葬は辞退申し上げます」と明記するか、その旨を口頭で伝えましょう。トラブルを避けるためには、日時や場所は参列者以外には伝えないか、家族葬が終わってから訃報を送ります。

行政手続きに関する失敗例


失敗例
離れた場所で暮らしていた母が亡くなり、現地の親族が医師から死亡届を受け取った。葬儀会社の手配は喪主となる自分が行ったが、親族から死亡届を受け取るのを忘れ、火葬許可証の発行がギリギリになってしまった。
 
対応策
医療機関から受け取った死亡届を行政機関に提出すると、代わりに火葬許可証が発行されます。これがないと火葬ができません。通常は葬儀社が代行して発行手続きしてくれます。あまりぎりぎりで依頼しないように、早めに葬儀社に死亡届を渡しておきましょう。
また、紛失した場合のことを考えてコピーを取っておくと良いでしょう。

葬儀選びで喪主によくある失敗

葬儀のプラン選びに関する失敗例


失敗例
故人となった父は小規模の家族葬を希望していたが、亡くなると親族が集まり、規模のそこそこ大きな一般葬にしなさいと言われた。喪主を務めるのは初めてだった私は、経験豊富な叔父や叔母たちに葬儀社とのやりとりを任せてしまった。華やかに飾りつけた大きな斎場だったが、参列者は近い親族ばかり。通夜ぶるまいも親族の宴会場と化し、費用と気遣いだけがかかってしまった。
 
対応策
増えてきている家族葬ですが、年配の方や地方によってはまだまだ抵抗があるという方もいらっしゃいます。ただし葬儀費用を払うのは喪主なので、喪主の無理のない範囲の葬儀を行いましょう。

また故人が高齢の場合は、参列予定者も高齢の方が多くなり、参列を辞退される可能性もあります。そのため、期待していたよりも香典が集まらないケースもあります。

斎場選びに関する失敗例


失敗例1
父が病院で亡くなり、葬儀社の当てがなかったので病院で待機していた葬儀社に決めてしまった。その後、その葬儀社では、家族や親族が集まりやすい近くの斎場を取り扱っていないことを知った。
 
対応策
各葬儀社には契約している斎場があります。また、定額プランの場合は、その予算内で行える斎場以外は追加料金がかかるか、利用できない場合があります。たとえば、病院が離れている場合は、病院紹介の葬儀社が契約しているのは、病院の近くの斎場しかないということもあり得ます。どの葬儀社も扱う斎場と火葬場のリストを持っているので、それを見てから葬儀社を選んで決めましょう。

失敗例2
斎場のリストからアクセスが良くて見栄えの良い斎場を選んだら、追加費用がかかった。
 
対応策
定額プランの場合は、斎場使用料の上限があり、それを超える場合は追加料金がかかります。葬儀費用を抑えたい場合はプラン内でできる斎場で。または希望の斎場をプラン内で利用できる葬儀社を探しましょう。

失敗例3
葬儀社がすすめる斎場は駅からは遠く、参列者の中には足の不自由な高齢者もいたので、申し訳ないことをしてしまった。
 
対応策
斎場の場所は事前によく確認しておきましょう。場合によっては葬儀社にマイクロバスを依頼することが必要になるかもしれません。

お通夜~葬儀・告別式で喪主によくある失敗


失敗例
菩提寺の僧侶に葬儀を頼んだ。通夜・葬儀の2日間お願いし、戒名料を含んだお布施の値段を聞いたら「お気持ちで」と言われてしまった。相場が分からず、年配の親族に聞いた金額のお布施を渡した時、住職の顔が曇ったのを感じた。後で親族に聞いたら、それは30年前の相場だったことがわかり、失礼なことをしたと気づいた。
 
対応策
読経をしていただいた場合のお布施の相場の見当もつきにくいものです。これは読経の他に戒名のランクやその地方、お寺の格式によっても変わるものだからです。最近では、正直に聞けば相場を教えてくれる僧侶も増えています。お布施の金額が少なすぎた、あるいは多く渡し過ぎてしまったという話はよくあるので、下調べをしておきましょう。

僧侶の当てがない場合は、葬儀社に依頼することもできます。また、定額プランにオプションで追加することもできます。その場合は、先に金額が示されている明朗会計の葬儀社を選ぶと安心です。

葬儀後に喪主によくある失敗


失敗例
父の葬儀後、さまざまな行政手続きや49日法要・納骨式に追われ、「香典返し」をすっかり忘れてしまった。親族が香典返しが来ないという話をしていると妹から聞き、ようやく思い出した。
 
対応策
香典返しは、49日の忌明けから葬儀後2ヶ月目ぐらいの間に贈るのが一般的です。葬儀当日に「当日返し」をするケースもありますが、1万円以上の香典が多い近い親族の場合はあらためてお返しが必要な場合も多いでしょう。タイミングが遅くなったとしても、該当する方がいれば必ずお礼状とともに香典返しの品を送るのがマナーです。

喪主の失敗をなくすにはどうすれば良いか?

今まで述べてきたように、失敗例の多くは事前に情報収集や下調べをしておけば防げるものです。故人の望むような葬儀を行うためにも、また必要のない出費を抑えるためにも、事前に下調べし情報収集をしておけば、後悔のない葬儀を行うことができるでしょう

準備は早いに越したことはありません。葬祭業者に資料請求すると、葬儀までの流れや、その業者が扱う斎場や火葬場のリストが送られてくるので、葬儀を行う際の目安になるでしょう。

また、事前にアンケートに答えて会員登録しておくと、葬儀の際に割引が受けられるサービスを行っている葬祭業者もあります(オンラインで可能な業者も)。お亡くなりになる前や申し込み以前でも、不明なところがあれば問い合わせも可能です。

喪主ガイドブックとは?

よりそうお葬式」では、初めて喪主になる方が検討すべき事項を、「事前準備」「お葬式選び」「お葬式」「お葬式後の手続き」の4つの章で構成した20ページの「喪主ガイドブック」を無料で配布しています。

20分ほどで読めるコンパクトなものですが、葬儀で喪主がすべきことはほぼ網羅しているので、喪主を務める方の不安も解消できるでしょう

喪主ガイドブックの活用方法

「よりそうお葬式」の「喪主ガイドブック」は、葬儀の準備から葬儀当日、葬儀後に行う諸手続きまでをチェックしながら確認できるハンドブックです。使いやすいようにチェック欄もあります。

事前に

一度でもさらりと目を通しておけば、お葬式の流れの大まかなイメージがつき、不要な心配も減るでしょう。また、時間のある時にできる事前準備もわかり、いざという時に慌てなくてすみます。

もしもの時に

覚悟はされていても、いざお亡くなりになられると、何から手配を始めて良いのか迷うこともあります。あらかじめこのハンドブックを入手としていれば、 チェックシートで確認しながら次にすべきことがわかります

喪主ガイドブックを利用したお客様の声


お客様の声1

資料請求すると、パンフレットや葬儀場の案内、エンディングノートなどと共にこの「喪主ガイドブック」が入っていました。初めて喪主を務める時に助かりそうな内容で、イメージがわきました

特に葬儀後の行政手続きは、ふだんは考えもしないことばかりなので心構えができました

お客様の声2

お葬式に関しての詳しい解説書はありますが、そうした本は逆に情報が多すぎて読んでもなかなか頭に入りません
ネットにも情報がありますが、これもひとつひとつの項目がバラバラで予習では頭に入ってきません

その点このガイドブックは、お葬式の流れが簡潔に、しかも時系列にまとめられているので理解しやすかったです。サイズも持ち運びできる大きさなので、通勤の合間に読むことができました。

お客様の声3

あらかじめ資料請求してこのガイドブックをいただいていたので、急な葬儀もこのガイドを確認しながら手続きを進めることができました
すべきことのチェックシートがついているので、漏れもなく便利でした

後悔のない葬儀を行うために、喪主ガイドブックを無料進呈中

よりそうお葬式」では資料請求をしていただいた方に、無料で「喪主ガイドブック」を配布しています。詳しくは以下のリンクから申しみください

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