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家族葬に誰も呼ばないという選択は可能か? その方法と注意点

家族葬に誰も呼ばないという選択は可能か? その方法と注意点
  • 2022年01月27日

まず初めに結論から先に述べると、家族葬を執り行う際に誰も呼ばないという事は可能です。しかし、誰も呼ばないという選択を実現させるためには、事前準備は必ず必要になってきます。

本記事では家族葬に誰も呼ばないことはかのうなのか? その方法、メリットやデメリットを洗い出し、誰も呼ばない家族葬を選択する場合の注意点などを説明していきます。

家族葬とは

最近ではコロナの影響もあり、葬儀の小規模化が進み家族葬を検討される方が増えています。

誰も呼ばない家族葬について設営する前に、家族葬とはそもそもどういった葬儀なのかを知っておきましょう。

実は家族葬に明確な定義はない

一般的に、家族葬とは親族を中心とした小規模の葬儀と言われています。 しかし、家族葬の内容は家族や葬儀社によってさまざまです。

参列者は友人を含むのか、親族までか、親兄弟だけか、通夜を省略する方もいます。そのため家族葬には決められた定義や内容は存在しないと言えます。

家族葬は家族親族を中心とした小規模の家族葬であり、家族の要望を叶えやすいという特徴を持っていると覚えておきましょう。

式の流れは一般の葬儀と大きな違いがない

各葬儀社によって家族葬のプラン内容が異なる場合や、家族の要望によって内容の変更がされている場合があります。

特別な要望がない限り、一般のお葬式と家族葬に式の流れという点において違いはありません。

仏式(お寺)の場合、お通夜、翌日に告別式(葬儀)そして火葬を行うと言った流れが一般的です。

家族葬に誰も呼ばないとは

家族葬に誰も呼ばないと言っても、理想とする状態は人によって異なるでしょう。葬儀式の形にはこだわらず、誰も呼ばない1という状況は大きく分けて二つ存在するので紹介します。

通夜と告別式の参列だけ断る

通夜・告別式といった葬儀式の出席はお断りします。しかし、お線香を上げに来た人は受け入れます。

その際に香典を受け取るか受け取らないかなどで、葬儀後の対応が変わります。

葬儀が終わるまで、全ての参列をお断りする

葬儀が終わり、出棺、火葬が終わるまで、一切の参列者を断ります。最初に死亡の連絡を受けた人だけで最後まで故人様を見送ります。

誰も呼ばない家族葬の葬儀式(内容)

ここでは、誰も呼ばない家族葬の中で葬儀の内容について説明します。誰も呼ばないのであれば、葬儀そのものに必要性を感じないという方もいます。

葬儀式を行わない

近年では、無宗教として導師(お坊さん)を呼ばない、お経を読んでもらわない葬儀も増えてきています。

誰も呼ばずに、宗教としての儀式も必要がないのであれば、葬儀を一切行わずそのまま火葬するという形もあります。

こういった葬儀の形を「直送(ちょくそう)」「火葬式」「出棺のみ」と呼びます。

通夜を省略する

参列者が誰もいないので、通夜を省略して告別式(出棺前)にお経を読んでもらうだけという形をとる方もいます。

葬儀式を行わない場合や今回のように通夜を省略する場合には、導師(お坊さん)の了承を取らなければ後日トラブルになる可能性があります。事前に相談をしましょう。

家族葬に誰も呼ばない事のメリットとデメリット

誰も呼ばない家族葬を検討するにあたり、どのようなメリット・デメリットがあるのか紹介します。

メリットは費用の負担や接待という人的・精神的な負担が減ります。デメリットは事前準備が必要で、準備がうまくできていないと問題が生じやすいという点です。

メリット

参列者に対する接待の負担が減ります。料理や返礼品などを手配しなくてよくなります。

周囲の意見に合わせなくてよくなるので、自分や故人の望む葬儀を執り行うことができます。

デメリット

誰も呼ばない葬儀を実現させるためには、ただ訃報を知らせないというだけでは不十分で、準備が必要になります。

情報が漏れてしまった場合、参列者が来てしまうといった混乱の可能性があります。後日、自宅にお参りに来る人や連絡が増える可能性があるため葬儀後の負担が増える可能性があります。

香典などを受け取らないため、葬儀の内容によっては実質的な負担額が増える場合もあります。

家族葬に誰も呼ばない方法

誰も呼びたくない、そう思っていても訃報は自然と広まってしまう場合があります。

ただ訃報を誰にも知らせないのではなく、葬儀に誰も呼びたくないという情報を関係者たちにしっかり伝えましょう。

訃報を誰にも知らせない

家族葬に誰も呼ばないためには、死亡の知らせを誰にも教えない、新聞掲載は断る、葬儀社に「故○○家」といった看板も立てないようにする、といったように葬儀が終わるまで訃報を知られないようにしましょう。

葬儀の知らせを伝える人を選ぶ

同居の家族と別居の家族がいる場合、別居の家族には葬儀が行われることを伝える必要があるでしょう。

この時に、会社、友人、他の親族に葬儀の知らせをしてはいけない(家族葬に誰も呼ばない」と明言しておかなければ参列者が来てしまう可能性があります。

故人がお世話になった関係者にも「誰も呼びたくない」と伝える

病院の先生や看護師、お世話になった介護士などには葬儀に誰も呼ばない、呼びたくないことを伝えておきましょう。

そうしておかないと「○○さん、亡くなられたそうですよ」と情報が拡散してしまい、問い合わせや急な参列者に対応することになります。

家族葬に誰も呼ばない時の注意点

一般的な葬儀とは状況が異なるため、注意すべきところを抑えておかなければ、後のトラブルにつながる可能性が高くなります。  

金額で決めない

家族葬に誰も呼ばないことで、金額面での負担が必ずしも軽くなるわけではありません。

葬儀の内容によっては祭壇費用が入っていなかったり、参列者への対応をしてくれる葬儀担当が少なかったりします。

これらオプションを付ければ金額だけではなく、手間も余計にかかってしまう場合があります。

故人と親交の深い人へのフォロー

訃報を知らせなかった方たちへは喪中はがきや電話でのお知らせをしましょう。

その際、なぜ訃報を知らせてくれなかったのか? と尋ねられる場合もあるため、返事を考えておきましょう。

「自分の意思」「故人の遺言」「故人の状態が進んでいたため、急ぎ葬儀を行った」「新型コロナウイルスに警戒した」といった返答があるようです。

家への弔問やお墓参りを希望する方への対応の準備

後日、自宅へお線香をあげに来たり、お墓参りを希望される方がいます。香典は受け取るのか、受け取るのなら、香典返しの準備が必要になります。

連絡をせずに訪れる弔問客もいるでしょう。その時になって慌てないように準備をしておきましょう。

まとめ

誰も呼ばない家族葬では金銭的な負担が減る、葬儀中の接待が不要になるメリットがあります。

デメリットとして事前準備が必須であり、葬儀前と葬儀後の対応など増える傾向にあるようです。誰も呼ばない家族葬とは一口に言っても、「誰も呼ばない」という状況が人によって違っていたり、葬儀内容にも様々な選択肢があります。

家族葬に誰も呼ばないことが、必ずしも負担が減る事につながるとは言い切れません。まだ、一般的な葬儀の形でないからこそ、周りの人の理解を得るための準備をしておかなければトラブルに発展してしまったりより多くの負担をすることになります。

どういう状況が自分の望む「誰も呼ばない家族葬」なのか明確にすることが無事に葬儀を終わらせるカギになるでしょう。

そのためには葬儀会社や関係者の協力が必要になります。事前相談や葬儀の計画を立てておきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回の情報が、少しでも皆様の力になれれば幸いでございます。

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