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家族葬に何親等まで呼べばいいのか?家族葬に呼ぶ親戚の判断基準

  • 2022年12月15日

近年では、家族葬を検討したいという方や家族葬を選択する方がとても増えています。

大手の葬儀会社でも家族葬プランを用意しており、家族葬専用を謳う葬儀会館も増えています。

そんな家族葬ですが、比較的新しい葬儀の形であるため、何親等まで呼べばいいのかわからないという方もいるでしょう。

この記事では家族葬とはそもそもどのような葬儀なのか、家族葬に何親等まで呼べばいいのかを解説するために、呼ぶ人の判断基準や目安なども一緒に紹介します。

家族葬とは

家族葬とは、親族を中心とした小規模の葬儀を指しますが、明確な定義はなく地域や葬儀会社によってその形はさまざまです。

家族葬に何頭身呼べばいいのかを考えるためにも、まずは家族葬とはどんな葬儀なのかを理解しましょう。

家族葬に明確な定義はない

家族葬とは、一般的には親族を中心とした小規模の葬儀であると言われています。

しかし、家族葬に明確な定義はなく、地域や葬儀会社によって家族葬の内容も多岐にわたります。

家族葬の内容を詳しく知りたい場合は、住んでいる地域の葬儀会社に尋ねるのが一番確実です。

また、葬儀会社は一社ではなく複数社を比べることをお勧めしております。

式の流れは一般の葬儀と同じ

家族葬という文字から、家族しか参列できないイメージを持っている方もおられるようですがそんなことはありません。

家族葬も一般の葬儀も、葬儀の内容や日程(流れ)には違いがありません。

しかし、一般の葬儀に比べて家族の意向が反映されやすいように、自由度の高い葬儀であることが多いようです。

遺族と親族

家族葬と一口に言っても、葬儀の規模や内容は多岐にわたるという事が解りましたので、次に遺族と親族について解説します。

何親等まで呼べばいいのかという結論を導くためには、混同されがちなこの二つの言葉を正しく理解しておく必要があります。

遺族

遺族とは、故人の両親、配偶者、子、兄弟姉妹を指します。

一般的には故人と一緒に生活していた人、一緒に生計を立てていた人を指します。

法的に婚姻関係にない、事実婚の配偶者を含めることがあります。

家族葬において、葬儀の中心人物になる人たちに使われるケースが多い言葉です。実際に血縁関係がなくても、長い時間を一緒に過ごした人にも使われます。

親族

親族には明確な線引きがあります。民法では725条において、「親族」は「3親等内の姻族」と「6親等内の血族」、「配偶者」とされています。

3親等内の姻族とは、配偶者の親や祖父母、兄弟姉妹や甥姪などをさします。

6親等内の血族とは、自分の子ども、孫、ひ孫、親、祖父母、曽祖父母、叔父叔母、甥姪、いとこなどをさします。

親戚と同じよう意味合いで、親族という言葉を使う人も多いため、認識はあいまいになっているようです。

家族葬には何親等まで呼べばいいのか?

結論から言えば、「家族葬に何親等まで呼べびいのかという決まりや線引きはありません」という回答にになってしまいます。

一般的には親族(6親等以内の血族)を呼べば十分と言われていますが、「何親等」よりも「親交の深さ」や「葬儀の規模」で決めたほうがいいでしょう。

判断材料になるように、いくつかの基準や目安を紹介していくので、参考にしてください。

家族葬の規模で決める

冒頭でも説明した通り、家族葬と一口に言ってもその内容や規模は様々です。

10人前後の、極めて小規模な家族葬であれば、親兄弟や特に親しかった人、もしくは交流の深い人を中心に呼ぶとよいでしょう。

参列や弔問を断ること自体は珍しくもなく、失礼にはならないので、家族葬であることを伝え、参列・弔問を断りましょう。

30人~50人といった中規模の家族葬であれば、親族(6親等以内の血族)には葬儀のお知らせをしたほうがよいでしょう。

交流の深さや頻度で決める

故人や喪主家族とほとんど交流をとっていない3親等の親戚よりも、日ごろから顔を合わせ交流を深めている4親等の親戚を葬儀に呼ぶという考え方です。

家族葬は家族の意向に沿いやすいように自由度の高い葬儀であることが多いため、〇親等まで呼ぶという明確な線引きよりも、喪主・代表者の主観で呼ぶべき人を選ぶのも間違いではないでしょう。

年賀状のやり取りをしている、親族の行事で顔を合わせる、比較的近い距離に住んでいるなど、現実的に付き合いの多い人を中心に決めていくのもよいでしょう。

例①10名の参列者

故人の配偶者、その家族、お子様とその配偶者、孫

例②20名の参列者

  • 故人の配偶者、その家族、お子様とその配偶者、孫
  • 故人の兄弟・姉妹まで

例③30名の参列者

  • 故人の配偶者、その家族、お子様とその配偶者、孫
  • 故人の兄弟・姉妹
  • 故人の従兄弟・従姉妹、甥・姪まで

例④30名以上の参列者

  • 故人の配偶者、その家族、お子様とその配偶者、孫
  • 故人の兄弟・姉妹
  • 故人の従兄弟・従姉妹、甥・姪
  • 故人が親しくしていた親戚

まとめ

  • 家族葬と一口に言っても、葬儀の規模や内容は多岐にわたる
  • 家族葬の内容は家族の意向が反映されやすいようになっている
  • 家族葬に呼ぶ親戚の判断基準も人それぞれである
  • 結果、家族葬に何親等まで呼べばいいという決まりや線引きは無い

以上で『家族葬に何親等まで呼べばいいのか? 家族葬に呼ぶ親戚の判断基準』のまとめになります。 

家族葬と一口に言っても、地域、葬儀社、規模、内容がそれぞれ異なります。

また、葬儀の価値観も人によって違うため、「○○親等まで呼んでおけば大丈夫」といった線引きができないという結論になってしまいます。

家族葬には家族の意向を反映しやすいという特徴があります。形式ばった葬義よりも、家族で話し合って満足のいく内容を突き詰めることをお勧めします。

そのため、親族の範囲は決まってはいませんが、近隣に住む親族や現実的に親交のある親族を呼ぶほうがよいといえるでしょう。

今回の記事が参考になれば幸いですが、家族葬を検討するかたはお近くの葬儀会社に事前相談されることを強くお勧めいたします。

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