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葬儀のマナー
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お通夜とは?意味やマナーを徹底解説!
お葬式のご火葬では、お骨上げが行われますが、具体的なやり方についてはいまいちわからない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご火葬に参列する場合、お骨上げの順番や注意点、マナーについては知っておきたいです。
この記事では、ご火葬の主な流れ、お骨上げとは、お骨上げの順番、注意点、マナー、ご火葬後の流れについて詳しく解説します。
ご火葬のお骨上げのやり方がわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。

お骨上げについて知る前に、まずはご火葬の主な流れを把握しておくと安心です。
ここでは、ご火葬の主な流れについて詳しく解説します。
ご火葬は葬儀場では行えないため、まずは火葬場に移動します。
お葬式では主にお通夜・葬儀・告別式などの儀式が行われるのですが、ご火葬は一通りの儀式の後で行われるのが一般的です。
葬儀場で一通りの儀式を終えたら、移動用バスなどで火葬場に向かいます。
参列者は葬儀社が手配した移動用バスに乗り込むことになるため、スタッフの案内に従いましょう。なお、火葬場への移動は自家用車でも可能なため、状況に合わせてご判断ください。
基本的に火葬場へ行くのは故人さまの配偶者や子、孫などのご家族とご親族です。
例外として、火葬式(直葬)の場合は火葬場に直接集合することになるため、以下の記事を参考にしながらどのような形で執り行われるのかを確認しておきましょう。
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火葬場に到着したら、納めの式が執り行われます。
納めの式とは、ご火葬の前に故人さまと最後のお別れをするための儀式です。
宗教や宗派によって納めの式は変わりますが、通常は火葬炉の前で行われ、お坊さんが読経を、ご遺族が焼香を行います。
場合によっては棺の小窓を開けて故人さまの顔を見ることが可能なため、悔いが残らないよう何か言葉をかけてあげると良いでしょう。
一通り読経と焼香が終われば、いよいよご火葬です。
ご火葬は火葬場のスタッフの手によって行われるため、参列者は待機が必要です。
所要時間は約1時間〜2時間ほどで、故人さまの骨格や体型によって個人差があります。
なお、ロストル式など燃焼効率の良い火葬炉の場合、所要時間が短縮されることもあるなど状況によって変わってくるでしょう。
以下の記事ではご火葬の流れについて解説しているため、あわせて参考にしてみてください。
ご火葬が無事に完了したら、お骨上げを行います。
お骨上げとは、故人さまのご遺骨を箸で拾い、骨壺に納める儀式です。
別名で収骨と呼ばれることもありますが、どちらも意味は同じです。しかし、宗教や宗派によってやり方が変わることもあるため、注意が必要となります。

ご火葬で執り行われるのが、お骨上げと呼ばれる儀式です。
ここでは、ご火葬のお骨上げについて詳しく解説します。
ご火葬のお骨上げは、日本独自の儀式とされています。
故人さまのご遺骨を箸で拾い、骨壺に納めるというのは世界的に見ても珍しい風習であり、海外ではまず見ない儀式といえるでしょう。
日本では仏教の開祖である釈迦がご火葬されたということで一般人もご火葬するのが主流ですが、外国では一般的に土葬が中心です。
基本的に故人さまのご遺骨は最終的に粉砕するのが通例となっており、日本のように丁寧に箸で拾って骨壺に納めることはしません。
つまり、お骨上げは日本独自の文化といって良いでしょう。
お骨上げで箸を使用するのは、この世からあの世へと橋渡しするという意味を持ちます。
日本では古くからのしきたりで、故人さまのご遺骨は男女1組で拾い、1人がもう1人に渡して骨壺に納めていくのが習わしです。
なお、ご火葬を終えた故人さまのご遺骨を拾う際には、違い箸が使用される場合があります。違い箸とは、木と竹を組み合わせた箸でご火葬などの逆さ事で使用されるものです。
現代でも違い箸を使用することがある、念のため確認しておくと良いでしょう。
ご火葬のお骨上げは、東日本と西日本で違いがあります。
お骨上げは日本独自のものと説明しましたが、東日本ではすべての骨を拾う全収骨、西日本では一部の骨を拾う部分収骨が一般的です。
基本的に、東日本では足から順にすべての骨を拾ってから最後に喉仏を拾い、西日本では喉仏を中心に、頭蓋骨や大腿骨などの一部のみを拾う部分収骨が一般的です。
骨壺も東日本では7寸(約21cm)のものが使用されますが、西日本では3〜5寸(約9〜15cm)のものを使用するなど、関東と関西で変わる点には注意が必要となるでしょう。
分骨とは、故人さまのご遺骨の一部を分け、複数の場所で供養することです。
本来、ご火葬された後の骨は一つの骨壺に入れるのですが、故人さまのご希望によっては海や山などに散骨することもあります。
その場合、すべての骨を拾うのではなく、一部の骨だけ拾うことがあります。
人によってはご遺族と一緒にいるために自宅に置いたり、宗教や宗派ごとの総本山に納骨したりすることもあるため、骨を拾う前に確認しておく必要があるでしょう。
先祖代々のお墓が遠方にある場合は、ご遺族のお住まいとお墓の所在地に分けて分骨することもあるなど、方法は千差万別です。

ご火葬のお骨上げは、順番通りに行うのが古くからの風習です。
ここでは、ご火葬のお骨上げの順番について詳しく解説します。
一般的に参列者の順番は、喪主⇒ご家族⇒ご親族⇒ご友人の順です。
故人さまとの関係性が深い人から浅い人の順番となるため、あまり親しくない人が一番に骨を拾うことのないよう注意が必要となります。
具体的な参列者の順番は、火葬場のスタッフの案内に従ってください。
基本的に収骨の順番は、足⇒腕⇒腰⇒背骨⇒肋骨⇒歯⇒頭蓋骨⇒喉仏の順となります。
関西地方では部分収骨が主流で頭蓋骨や喉仏のみを拾いますが、関東地方では全収骨が中心で足から腕、腰から背骨、肋骨、歯、頭蓋骨、喉仏という具合に拾うのが通例です。
収骨の順番は火葬場スタッフが案内しますので、スタッフの指示に従えば問題ありません。

ご火葬でお骨上げを行う場合、いくつかの注意が必要です。
ここでは、ご火葬のお骨上げの注意点について詳しく解説します。
お骨上げでは、2人1組で一つの骨を拾うのが一般的です。
家庭や地域によっては男女で対となって行うべきとの考え方もあるため、ご火葬でどのように対応するかは火葬場のスタッフに確認しておくことが求められます。
なぜ2人1組で行うかは諸説ありますが、故人さまを失った悲しみを分かち合うため、故人さまがどちらか1人に憑くのを避けるためなどの理由があります。
大抵は火葬場のスタッフがペアを組む人を案内してくれるため、指示に従ってください。
お骨上げでは、基本的に2人1組のうち1人が骨を拾ったらもう1人に渡します。
箸から箸への直接渡し(箸渡し)はマナー違反とされる地域が多いため、必ず火葬場スタッフの指示に従ってください。通常は2人で同時に1つの骨を挟んで拾い、骨壺へ納めます。
なお、ご火葬後の骨はまだ温かいため、箸を使って丁寧に扱いましょう。箸で骨を拾うのは慣れていないことから落としやすいですが、慎重に持てば安定しやすいです。
最後に、渡された骨を骨壺に入れてください。
骨壺に収まりきらない場合は、無理に詰め込まず、火葬場スタッフに相談しましょう。
現在は火葬場に行ってはいけない人はいませんが、過去の慣習が根強く残る地域やご親族の意向によっては、火葬場に行かない方がいい方もいます。
特に下記に当てはまる方は、状況によって火葬場に行かない方がいい場合もあるでしょう。
火葬場でお骨上げを行うのは基本的にご親族であるため、血縁関係のない方が独断で火葬場に行くのはNGです。
ただし、お骨上げができる人とできない人に明確な決まりはありません。喪主やご遺族から声をかけるのであれば、ご親族以外の方もできます。
この場合は一人で勝手に判断するのではなく、他のご親族にも事前に相談しておきましょう。
現代では、妊婦が火葬場に行ってお骨上げすることに問題はありません。
しかし、過去には妊婦が火葬場に行くことがよくないと思われていた時代もあり、その名残が残る地域もあります。
妊婦は体調面でもご火葬に待ち時間があることや、お葬式で肉体的にも精神的にも疲れやすくなっています。
妊婦のお骨上げが慣習的に問題なくても、お腹の子への負担を考え、自分の体調と相談しながら判断することが大切です。
身体が弱い方も、火葬場に行かない方がいい場合があります。
昔に比べると火葬場はきれいに整備されているものの、昔の名残で市街地から離れている郊外に位置しているところがほとんどです。
ご火葬は、お葬式で肉体的にも精神的にも負担がかかっている状態から行うため、車での移動であっても心身に与える負担は大きくなります。
場合によってはお骨上げ中に体調が悪化する可能性もあるため、不安に感じる場合は喪主に相談し、辞退するのも選択肢です。

ご火葬に参列する場合、お骨上げだけでなく他のマナーも知っておくべきです。
ここでは、ご火葬全体のマナーについて詳しく解説します。
お骨上げを辞退したい場合は、ご火葬の前日までに葬儀社や火葬場のスタッフに相談しましょう。
大切なご家族が骨になった姿を目の当たりにするお骨上げは、ご遺族にとって精神的な負担が大きい儀式です。
そのため、お骨上げを辞退したいという気持ちがあっても失礼にはあたりません。
しかし、お骨上げは一度きりの儀式であるため、ご遺族でしっかりと話し合って後悔のないように決めることをおすすめします。
お通夜・葬儀・告別式が終わると火葬場に行く必要がありますが、勝手に移動するのはマナー違反です。必ず、葬儀社スタッフの案内が入ってから移動します。
現代では火葬式(直葬)のように火葬場に直接集合するタイプのお葬式もありますが、一般葬や家族葬などでは、参列者でまとまって移動します。
大抵は移動用バスがあるため、指示に合わせて乗り込み、全員で火葬場に向かいましょう。
なお、火葬場到着後も勝手に歩き回るのではなく、出入口付近で待機するのがマナーです。
ご火葬への参列は、主に親しい間柄の人のみとなります。
お通夜・葬儀・告別式は近所の人や地元の人が訪れることも可能ですが、ご火葬に関しては故人さまの近親者のみで執り行われるのが通例です。
ご遺族と故人さまが過ごす最後の時間となるため、関係のない人は立ち入らないのがマナーといえるでしょう。
ご家族とご親族のみで行われるため、生前故人さまとあまり関係がなかった人は参列しないようご注意ください。
これは喪主側の話となるのですが、火葬場のスタッフには心付けを渡す場合があります。
心付けは関東地方では渡さない地域が多いですが、関東地方では数千円を渡す地域も少なくないため、必要性については葬儀社に一度聞いておくと安心です。
なお、公営の火葬場では心付けの受け取りが禁止されているため、あくまでも民間の火葬場での話となります。
現代では民営の火葬場も公営の火葬場と同様に心付けを辞退するのが通例となりつつあるため、渡すかどうかも葬儀社に質問しておくと良いでしょう。
そもそも心付けは気持ちとして渡すものであり、強制されるものではありません。
家庭や地域によって考え方が変わることもあるため、判断しかねる場合は葬儀社だけでなく地元の年長者にも意見を伺っておくと良いです。

お葬式はご火葬が終わり次第解散となる場合もあるのですが、そのまま初七日法要や精進落としが行われることもあるため、注意が必要です。
ここでは、ご火葬後の流れについて詳しく解説します。
初七日法要とは、故人さまがお亡くなりになってから7日目に行う法要のことです。
仏教では、人間が生涯を終えると49日間かけて極楽浄土へ行くための審判が行われると考えられており、四十九日まで7日間ごとに法要を行うのが本来の供養のあり方とされます。
ただし、現代では一週間ごとに法要を行うのが大変との理由から、お葬式に組み込む形で執り行うのが一般的です。これを、繰り込み法要と呼びます。
ご火葬の後はそれら繰り込み法要が行われることもあるため、注意が必要となるでしょう。
精進落としとは、法要後に参列者への感謝の気持ちを込めて振る舞う会食のことです。
かつては四十九日の忌明けに、精進料理からいつもの料理へ戻すことを指していたのですが、現代では法要後の会食として認識されるようになっています。
なかには通夜振る舞いと混合している人もいますが、通夜振る舞いはどちらかというと故人さまの弔いのために行う会食であるのに対し、精進落としは参列者の労いのために行う会食といえるでしょう。
なお、ご火葬は故人さまの骨格や体型によって2時間ほどかかることもあるため、ご火葬中に精進落としが行われることもあります。
火葬場によっては控え室でそのまま精進落としが行われることもあるため、注意が必要です。
納骨はご火葬直後ではなく、四十九日法要後に行われます。
現代ではご火葬後すぐに納骨したり、一周忌や三回忌で納骨したりと納骨のタイミングが多種多様となっているため、喪主が任意のタイミングで決めると良いです。
納骨の際は、お世話になっている菩提寺(ぼだいじ)にご相談ください。
なお、故人さまのご要望により散骨を行う場合は、以下の注意点を守りましょう。
散骨時は、ご遺骨を2mm未満の粉状に粉砕してから行うようにし、自治体の条例で禁止されていないところを選ぶようにします。
散骨自体は法律で禁止されていませんが、骨をそのまま撒くと、刑法の遺骨遺棄罪や自治体の条例に抵触する可能性があるため、必ず粉骨(2mm以下)を行う必要があります。
散骨当日は周囲の人に迷惑がかからないよう、静かに執り行ってください。
一帯を占拠したり、大声で叫んだりすると警察に通報される可能性があるため、くれぐれも近隣住民の迷惑とならないよう配慮しましょう。
納骨が済んだら、1年・3年・7年などの節目に年忌法要を行います。
年忌法要とは、一周忌・三回忌・七回忌のように故人さまの命日にあわせて一定周期ごとに執り行う法要のことです。
初七日法要などはお葬式に組み込まれるようになりつつありますが、いわゆる回忌法要や周忌法要は故人さまを偲ぶ意味でも適切に執り行いましょう。
以下の記事では、一周忌・三回忌・七回忌などについてより詳しく解説しているため、具体的に何をすべきかわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。
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ご火葬のお骨上げには正しい順番があるため、喪主側・参列者側どちら側で参列する人も具体的なやり方については知っておくべきです。
大抵は火葬場のスタッフが案内してくれるため、指示通りに行えば問題はありませんが、マナーがなっていないと常識のない人だと思われることがあります。
そのため、一通りのマナーについては把握しておくと安心でしょう。
なお、お葬式を執り行う側になったものの、何を手配すれば良いかわからない場合は、一度よりそうお葬式にお問い合わせください。
当社ではお通夜・葬儀・告別式・ご火葬まですべて対応できる一般葬はもちろん、身内だけで執り行える家族葬、シンプルにご火葬のみを行う火葬式(直葬)にも対応しています。
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※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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