多摩市一ノ宮に、高幡不動尊の末寺の一つ、弘法大師・多摩の礼所第九十三番、冠木山真明寺があります。
当山は真言宗智山派の寺院で、今から400余年前、安土桃山時代の慶長時代(1596~1614年)僧海和尚によって創建されたと伝えられています。
本尊は十一面観世音菩薩の他に厨子入りの文珠菩薩像、弘法大師像、閻魔(えんま)十王像等が本堂に安置仏として祀られています。旧本堂は、わらぶき屋根の風趣に富んだ堂宇でした。現本堂は荘厳な建造物で、旧本堂の柱や組みものは内部に使用され、木々の美しい静かな境内には、忠魂碑や水子地蔵尊が建っています。
檀家様、ご家族様に信頼されるすばらしいお寺様です。気兼ねなく、ご見学やお参りにおいでください。