喪主が葬儀後にやることは?法事法要・納骨・手続きの準備をまとめて解説

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葬儀を終えた後も、喪主にはやるべきことが数多く残っています。

法事法要の準備やお坊さんの手配、納骨先の検討、仏壇やお位牌の用意など、短い期間で段取りを決めなければならないことが重なります。四十九日(お亡くなりから約7週間後)までに対応が必要な手続きが多いうえ、年金や保険の届け出は提出期限が短いため、早めの対応が求められます。

考えるべきことが多く、不安に感じられるかもしれません。一つずつ、ご無理のない範囲で進めていただけるよう、この記事では葬儀後に喪主がやることを「供養の準備」と「届け出」に分けて整理し、それぞれの進め方と手配先の選択肢を解説します。

※本記事は仏式を前提に解説しています。神式・キリスト教式・無宗教葬では、手続きや儀式の考え方が異なります。

葬儀後にやることの全体像

葬儀後にやることは、大きく「供養に関する準備」と「届け出・手続き」「お礼」の3つに分かれます。まずは全体像を把握しましょう。

分類 やること 時期の目安
供養の準備 初七日法要の手配 葬儀後すぐ(繰り上げ済みの場合は不要)
供養の準備 四十九日法要の準備 法要の2週間前までに
供養の準備 本位牌・仏壇の用意 四十九日法要までに
供養の準備 納骨先の検討・手配 四十九日前後が目安
届け出 年金受給権者死亡届 国民年金は14日以内、厚生年金は10日以内
届け出 健康保険・介護保険の資格喪失届 5日〜14日以内(加入制度により異なる)
届け出 相続税の申告・納税 10ヶ月以内
届け出 各種名義変更・解約 早めに
お礼 香典返しの手配 四十九日法要後(忌明け)が一般的

供養の準備は、お坊さんの手配や納骨先の選定など、喪主自身で段取りを決める必要がある項目です。一方、届け出は期限と届け先が決まっているため、リストに沿って順に進められます。

以降では供養の準備と弔問対応を中心に解説し、行政手続きについては後半の早見表でまとめています。

法事法要の準備と手配

葬儀後、最も早く対応が必要になるのが法要の準備です。法要の日程を決め、お坊さんを手配し、参列者に案内するまでの段取りを確認しましょう。

初七日と四十九日法要

初七日とは、お亡くなりになってから7日目に行う仏教の法要です。多くの宗派では故人を偲ぶ日とされますが、浄土真宗など宗派によって意味合いは異なります。近年は葬儀当日にあわせておこなう「繰り上げ初七日法要」や「繰り込み初七日(式中初七日)」も一般的です。

四十九日は「満中陰法要」「忌明け」「七七日(なななぬか)」などさまざまな呼び方があります。

多くの宗派では、お亡くなりになってから四十九日までの期間を「中陰(ちゅういん)」と呼び、この期間が明けると故人が仏のもとへ向かうとされています(宗派により考え方は異なります)。

以下の準備を、遅くとも法要の2週間前までに済ませましょう。

※初七日や中陰の捉え方は宗派によって異なります。浄土真宗では「即得往生」の教えに基づき、中陰の意味合いが異なります

準備項目 目安時期 手配先
法要の日程と会場の決定 法要の2週間前までに 菩提寺・葬儀社・会場
お坊さんの手配 法要の2週間前までに 菩提寺・お坊さん手配サービス
参列者への案内状の送付 日程確定後、早めに 葬儀社・印刷業者など
本位牌の注文(白木位牌からの切り替え) 法要の2週間前までに 仏壇・仏具店
納骨を同日に行うかの判断 日程決定時に 菩提寺・霊園・墓地管理者
会食や引き物の手配 法要の2週間前までに 料理店・返礼品店

初七日・四十九日法要の詳しい意味や流れについては以下記事をご参照ください。

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一周忌以降の年忌法要

四十九日法要の後は、一周忌、三回忌と年忌法要が続きます。

法要 時期
一周忌 お亡くなりから満1年後
三回忌 お亡くなりから満2年後
七回忌 お亡くなりから満6年後

年忌法要は没年を1回忌と数えるため、三回忌は満2年後(一周忌の翌年)に当たります。一周忌・三回忌と2年連続で法要の準備が必要になる点に注意してください。

法事法要の準備にあたっては、菩提寺(ぼだいじ)がある方はまずお寺に相談するのが基本です。菩提寺がない場合や、お坊さんの手配先に困っている場合は、手配サービスの利用も選択肢のひとつです。

よりそうお坊さん便の法事・法要の僧侶手配

よりそうお坊さん便では「法事・法要の僧侶手配」を提供しています。お布施・お車代・御膳料・心づけなどが含まれており、初回35,000円※1からご利用いただけます。

プラン名 法事・法要の僧侶手配
対象の法要 各種法事法要(初七日・四十九日・一周忌・三回忌・七回忌・初盆・納骨法要・開眼法要・閉眼法要・お彼岸法要 ほか)
僧侶手配費用 初回35,000円※1
費用に含まれるもの お布施・お車代・御膳料・心づけなど
対応宗派 浄土真宗(本願寺派・大谷派)/浄土宗/曹洞宗/臨済宗/真言宗/日蓮宗/天台宗など
檀家 なる必要なし※2

※1 お坊さん便のご依頼が2回目以降の法要は50,000円となります。
※2 ご自身の意志で檀家になることを阻むものではありません。
※ご依頼内容によって別途オプション費用が発生する場合があります。
※菩提寺(ぼだいじ)のある方は、菩提寺の許可がないとご利用できません。必ず事前にご確認ください。

上表の主要宗派に対応していますので、宗派のご希望もお気軽にご相談ください。
法要の準備と並行して、納骨先や仏壇の手配も進める必要があります。次のセクションで確認しましょう。

納骨先の検討と手配

葬儀後は、ご遺骨の納骨先についても検討を始める必要があります。すでにお墓がある方は準備を進め、お墓がない方は納骨先の選択から始めましょう。

納骨のタイミングと選択肢

納骨のタイミングに法律上の決まりはありませんが、四十九日法要にあわせて行うことが多いです。お盆・お彼岸・一周忌にあわせるご家庭・地域もあります。お墓がすでにある場合は、墓石への追加彫刻や納骨式の手配を進めます。

お墓がない場合は、以下の選択肢があります。

納骨先 特徴 管理
一般墓 墓地・霊園に墓石を建てる 継承者が必要
永代供養墓 寺院や霊園が代わりに供養する 管理費不要のものが多い
納骨堂 屋内施設に安置する 施設が管理
海洋散骨 粉骨して海にまく 管理不要

お墓の継承者がいない場合や、管理費の負担をなくしたい場合は、永代供養墓や海洋散骨が選択肢に入ります。それぞれの特徴を比較し、菩提寺がある方はご住職にも相談のうえ、ご家族で方針を決めましょう。宗派・寺院の方針によってはお受けできない場合や、離檀の手続きが必要になる場合があります。

四十九日までに納骨先が決まらない場合は、お彼岸やお盆、一周忌のタイミングで納骨を行うこともできます。焦らず準備を進めてください。

よりそうの永代供養墓・海洋散骨

永代供養墓や海洋散骨の手配先をお探しの場合は、よりそうお葬式でも手配を承っています。

よりそう永代供養墓

よりそう永代供養墓は、永代供養墓の手配に必要なものをまとめたセットプランです。お支払いは最初の一回のみで、提携先のお寺が供養・管理を永代にわたり行います。

項目 内容
料金 58,000円
対応エリア 全国※1
プランに含まれるもの ・お墓の管理費
・合同供養(年4回読経)
・永代供養墓の維持管理費
・郵送での納骨対応※2,3

※1 一部地域を除く
※2 対応が難しいお寺もあります
※3 送料はお客さま負担になります

よりそう海洋散骨

「よりそう海洋散骨」は、ご遺骨をお送りいただくだけで、粉骨から散骨供養の儀までをわたしたちのスタッフが代行する委託型のサービスです。

粉骨業者を別途探す手間がかからず、宗教・しきたりを問わずご依頼いただけるため、菩提寺がない方や宗派にこだわらない方にもご利用いただけます。

項目 内容
料金 58,000円
含まれるもの ご遺骨の引取り・粉骨・散骨・証明書発行

※当社の代理散骨は、他のお客様からご依頼いただいたご遺骨を含めた7柱(7名様)を合同で散骨いたします。
※ご遺骨が7柱集まってからの実施となりますので、日時をご指定いただくことはできません。あらかじめご了承ください。

なお、よりそうお葬式では火葬式と永代供養墓、または火葬式と海洋散骨をセットにしたプランも用意しています。葬儀と納骨先の手配をまとめて進めたい場合は、お問い合わせください。

仏壇・お位牌の準備

葬儀で使った白木位牌は、四十九日までの仮のお位牌とされています。四十九日法要は本位牌へ切り替える節目にあたるため、法要にあわせて切り替えをおこないましょう。

本位牌の準備と仏壇選び

本位牌には、故人さまの戒名・俗名・没年月日・享年(行年)などを彫刻します。彫刻には1〜2週間かかるため、四十九日法要の2週間前までには注文を済ませてください。すでに仏壇がある場合は、ご先祖のお位牌よりも小さめのサイズを選ぶのが一般的です(地域・宗派により異なります)。※浄土真宗では、本位牌の代わりに過去帳を用意します

仏壇がない場合は、本位牌とあわせて仏壇の準備も進めましょう。仏壇にはいくつかの種類があります。

種類 特徴 置き場所の目安
モダン仏壇 家具調のデザインで、洋室にも和室にもなじむ リビング・洋室
唐木仏壇 黒檀調・紫檀調の伝統的なデザイン 仏間・和室
ミニ仏壇 コンパクトで置き場所を選ばない 棚・チェストの上

仏壇は置き場所の広さや部屋の雰囲気にあわせて選びます。初めて仏壇を購入する場合、サイズ感や色味を実際に確認してから決めたいという方も多いでしょう。

よりそうの仏壇・仏具サービス

「よりそう仏壇選び」は、仏壇・お位牌・仏具のオンライン販売を行っています。上表のとおり「モダン仏壇」「唐木仏壇」「ミニ仏壇」などの仏壇を取り扱っており、お部屋の雰囲気や置き場所にあわせてお選びいただけます。くわしくは「よりそう仏壇選び」のページをご覧ください。

葬儀後の手続きの早見表

葬儀後には、届け出の期限が決められている行政手続きもあります。以下の早見表で全体を把握し、期限の短いものから対応しましょう。

届け先が同じ手続きをまとめて行うと、窓口への訪問回数を減らせます。たとえば、市区町村役場では国民健康保険・介護保険の資格喪失届と世帯主変更届を一度に済ませることが可能です。

届け先 手続き 届け出期限の目安
勤務先(または各健康保険組合・年金事務所) 健康保険(協会けんぽ・組合健保)の資格喪失届 5日以内
年金事務所 年金受給権者死亡届※ ・国民年金:14日以内
・厚生年金:10日以内
市区町村役場 国民健康保険・後期高齢者医療制度の資格喪失届 14日以内
市区町村役場 介護保険の資格喪失届 14日以内
市区町村役場 世帯主変更届 14日以内
家庭裁判所 相続放棄の申述 自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内
税務署 準確定申告 4か月以内
税務署 相続税の申告・納税 10か月以内
市区町村役場 葬祭費の申請 2年以内
健康保険の窓口 埋葬料の申請 2年以内
生命保険会社 保険金の請求 3年以内
年金事務所 未支給年金の請求 5年以内

※ マイナンバーが日本年金機構に収録されている方は、年金受給権者死亡届を省略できる場合があります(未支給年金の請求は別途必要)。

なお、葬祭費・埋葬料は、申請により葬儀費用の一部にあてられる給付を受けられる制度です。支給額や要件は加入先・自治体により異なるため、届け出の際にあわせて確認しましょう。葬祭費の申請方法や給付金額については以下記事をご参照ください。

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葬儀の補助金「葬祭費」 申請方法、給付金額、いつ振り込まれる?
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国民健康保険、または後期高齢者医療制度に加入している人が亡くなった場合、加入先の自治体から「葬祭費」が給付されます

死亡届と火葬許可申請は、葬儀前に完了しているのが一般的です。多くの場合は葬儀社が代行しています。

弔問対応・香典返し・お礼状

葬儀後は、参列いただいた方やお世話になった方へのお礼も進めます。香典返しやお礼状の準備は、供養の準備とあわせて段取りを確認しておきましょう。

香典返しには、葬儀当日にお渡しする「当日返し」と、忌明け後に改めてお送りする「後日返し」があります。後日返しの場合は、四十九日法要を終えた忌明け後にお送りするのが一般的です。お返しの金額はいただいた香典の半額から3分の1程度を目安とする方が多いですが、地域や関係性により異なります。

お礼状は、香典返しに添える形や、弔問・弔電をいただいた方へのお礼として送ります。送付のタイミングは忌明け後にあわせる方が多い傾向があります。

葬儀後の準備でお困りの方へ

ここまで、葬儀後に喪主がやることを供養の準備と届け出に分けて解説しました。準備を進める中で手配先にお困りの際は、よりそうお葬式にご相談ください。

サービス名 必要になるタイミング
よりそうお坊さん便※ 初七日・四十九日・一周忌などの法要の準備
よりそう永代供養墓※ 納骨先の検討・手配
よりそう海洋散骨 納骨先の検討・手配
よりそう仏壇選び 本位牌・仏壇の準備

※菩提寺(ぼだいじ)のある方は、菩提寺の許可がないとご利用できません。必ず事前にご確認ください。

もしもの時の備えになる「お葬式読本」無料贈呈中

「よりそうお葬式」では、無料の資料をご請求いただいた方全員に「お葬式読本」を無料で贈呈しています。はじめての喪主でも安心の役立つ情報がそろっています。もしも時のための事前準備に活用できます。

記事の制作・編集

よりそうお葬式 コラム編集部

よりそうは、お葬式やお坊さんのお手配、仏壇・仏具の販売など、お客さまの理想の旅立ちをサポートする会社です。

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※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。

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