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終活のやることリスト!大事な10項目と解説

  • 2022年09月29日

終活に興味はあるけど、何からしていいかわからない、情報が多すぎて迷ってしまう。

終活に関してこのように思っている方は多いのではないでしょうか。また、終活は縁起が悪いといったマイナスイメージを感じる方もいるでしょう。

この記事では、終活において重要な活動を10項目に絞って詳しく解説しています。また、終活に置ける基礎知識や背景も紹介しています。

終活は、その行動の意味や自分に合った終活を適度に行うことで人生をより豊かに、前向きに生きる事が出来る素晴らしい活動にできます。

是非参考にして、よりよい人生を楽しく過ごしましょう。

記事の監修

終活ガイドという資格を通じて終活の専門家を育成すると同時に終活ガイドの皆さんが活動する基盤づくりを全国展開中。

終活とは

終活という言葉を知っている人は多く、おおよそどういう活動のことを指すのかも分かる方もいるでしょう。

しかし、いざ自分が終活を始めようとしたり、相談を受けるときに「そもそも終活とは何なのか」を知っているのといないのでは終活に大きな誤差が生まれてしまうこともあります。

ここでは、終活の言葉の意味や、終活が流行ったの背景など、終活の基礎知識を紹介しています、

「終活」とは、「人生の終わりのための活動」の略です。

終活とは、2010年の新語・流行語大賞にもノミネートされた言葉で、人生の終わりのための活動の略語です。

この終活という言葉は週刊朝日の造語で、人が人生の最後を迎えるにあたり行うべきこと、葬儀の計画やお墓探しなど、自分の最後を迎えるための準備を始めることを言います。

終活の背景

「終活」という言葉が流行り、活動に注目されるまでは生前に葬儀やお墓の話をするのは縁起が悪いとされ、敬遠されていました。

しかし、少子高齢化や高齢者の単独世帯が問題になり、人生の後半に不安を抱える人はとても多かったのでしょう。

医療、介護、相続、保険、墓、葬儀など現実的な情報を求める人の声は多く、流行語大賞にノミネートされたように多くの人に共感してもらえるようになったのです。

終活が注目されるようになったのは、老後の面倒は「誰かが見てくれる、どうにかなる」ということが、通用しなくなった時代の変化の表れともいえるでしょう。

なぜ終活が必要なのか?

終活を行う理由は人それぞれですが、皆様に共通することは「未来の不安を解消したい」「人生を豊かに生きたい」と考えている人がほとんどではないでしょうか?

昔は家族や地域のつながりはとても強く、自分が出来ないことは周りが協力して解決し、安心して暮らすことが出来ました。

しかし、今ではそのような生活は稀になってしまいました。そのため、今のうちから将来に備えることでいまの生活をより豊かに、安心して過ごせるように「終活」が必要になっているのです。

ここでは終活を行う人たちの理由、「なぜ終活が必要なのか」をいくつか紹介します。

人生の統括を行い、自分の望む最後を終えるため

年齢を重ねれば、健康状態はもちろんですが「死」と向き合う機会は増えていきます。終活を行うことで自分の「死」と向き合い望み通りの最後を迎えるための最終調整として終活を行います。

例えば、「自分の葬儀はどのような形にするのか」「どこで供養してもらうか」「最近合っていない知人、友人に手紙を書く」「やり残したこと、やっておきたいことを書き出す」などがあげられます。

余生を通してできることや出来ないことを整理し、自分の最後を誰かに託して叶えてもらうことも終活です。このような終活では残された家族の負担を軽減したり、後世の不安を解消することにつながります。

周りの人の負担を減らすため

終活を行う理由として多いのは「家族に負担をかけたくない」「家族の迷惑になりたくない」「家族が困らないようにしたい」といったものが多くあげられます。

自分は家族のために何かしてあげたいが、家族に負担をかけるのは申し訳ないという、日本人独自の美学が感じられます。

身の回りの整理や財産、相続の準備、葬儀やお墓の準備、遺言状の用意などが挙げられます。

エンディングノートは終活の中でも一般的に使われる方法で、法律の拘束力は持っていませんが、自分情報や気持ちを集約することで家族の負担を減らすことができます。

家族の負担をする準備が整うことで、自分の人生に集中できるでしょう。

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終活は「終」と「活」で分けて考えると分かりやすい。

終活における実際の活動は多岐にわたります。全ての活動を同時に計画することはとても大変です。そのため、自分が亡くなったときや亡くなった後の分野を「終」、いまからの人生を自分らしく豊かに暮らすための分野を「活」と二つに分けて考えてると迷う事なく整理ができます。

また、終活以外にも言える事ですが、まずは「終(ゴールや目標)」から順番に過程を決めていくほうが、より具体的に、やるべきことを整理できるので是非参考にしてください。

「終」でやることとは

終活の「終」では自分が亡くなったときや、亡くなった後の要望をかなえるための準備をしていきます。人生の最後をどのように迎えたいのか、もしも自分の意思で行動することが出来なくなった場合はどの様に過ごしたいのか、家族が手続きするときや判断に困らないように意思表示や財産の整理をしていきます。

「活」でやることとは

終活の「活」ではこれからの人生を自分らしく生き生きと過ごすための活動になります。自分のやりたい事をするための資産維持、生きがいや健康など人生を見直して、自分らしく人生を生きるために必要なこと、やるべきことを明確にすることも重要です。

やることリスト「終」

ここでは終活のやることリストで「終」の分野を紹介します。

一般的に終活において「終」の分野のほうが面倒に感じること、マイナスのイメージがつく内容が多くなっています。

しかし、全ての計画はどのようにゴールを設定するかによってその過程も変わってきます。また、「終」の分野と向き合うことは不安を解消することにもつながるので、より前向きに過ごすことができるようになるでしょう。

生前整理

生きているうちに自分の財産や持ち物を整理して、不要なものや遺族が処分に困るものをあらかじめ処分しておくことです。「断捨離」という言葉もブームになり、自分に撮って本当に大切なもの、必要なものは何なのかを見つめなおすことにもつながります。

もしも高齢になって子供と同居したり、介護施設等に入居するときにはすべての荷物を持っていくことはできません。そんな時に自宅に沢山の荷物や思い出が残ったままでは新しい場所での生活が嫌になって家に帰りたいという、執着も強くなってしまうでしょう。

身の回りを綺麗に整理することは、より身軽になり、新しいことへのチャレンジの余裕につながることもあります。

生前整理は死後の準備であると同時に、新しい生活へのスタートにも必要になるでしょう。

資産(管理・整理)

たくさんの金融機関に口座を持っている場合、相続後の名義変更の手続きがとても大変です。不要な口座は解約し、必要最小限の口座数にまとめておきましょう。また、口座の数がどれだけ存在し印鑑や通帳カード

がどこに保管されているか、意外と自分でも覚えていない方は大勢います。

それらを整理し、保管場所等を家族に知らせておくことも大切です。財産の存在自体を家族が知らないままでは、もしもの時に大変です。

銀行、証券会社、保険会社、不動産会社など、一覧表を作成しておけば家族の負担も減ります。

相続

争いのない相続には、遺言書が必要不可欠です。遺言には公正証書遺言と自筆証書遺言がありますが、2020年までに自筆証書遺言の作成や保管のルールが変更され、作成しやすくなりっています。

遺言書には財産の分け方の理由や感謝の気持ち、自分からのメッセージなどを残しておけば、不満のある方の気持ちを和らげることができます。

家族や親族が自分の死後争わなくてもいいように、事前に相談して準備するとよいでしょう。なお、エンディングノートには法的拘束力がないので注意が必要です。

葬儀

近年では、親族や親しい友人を中心とした「家族葬」など、自分らしいお葬式をする人が増えています。

一般的な葬儀では家族の負担が大きすぎる事や、沢山の人に見送られることよりも、親しい人たちに静かに見送られたいという考えをする人もいます。

葬儀の形式や自分の要望をエンディングノートに書いておく、遺影を準備する、葬儀の事前見積もりをしておくなど葬儀に関する終活は意外と沢山あります。

お墓や供養

葬儀と一緒に考えられることの多い、お墓や供養でも、現在では様々な選択肢があります。一昔前は一族のお墓にくようされるのがあたりまえでしたが管理の難しさや、頻繁にお墓参りに行けないという理由から永代供養や共同墓、樹木葬などが選ばれています。

また、遺骨を小さくして自宅で供養する「手元供養」なども最近では人気です。家族と相談して、自分はどのように供養されたいのか、お墓の管理や費用なども一緒に考えるとよいでしょう。

医療・介護

医療と介護では、自分の意思を家族にに伝えられなくなった場合などを想定します。

大きな病気を患った場合、その内容や余命は知らせてほしいのか、それとも知らされずに残りの人生を過ごしたいのか意思表示をしておくことです。

また、延命治療を望むかなどについてもあらかじめ意思表示をしておけば、依頼への不安は和らぎ、家族が判断しなければならないときにも心の負担を軽くしてあげることが出来るでしょう。

やることリスト「活」

ここでは終活のやることリストにおいて「活」の分野を紹介します。

「活」の分野は人生の後半期をいきいきと過ごすため、より豊かな生活を送るための活動をします。大切なのは周りの声や雑音よりも、自分らしく生きていくために何をするべきなのかを前向きに考えていくことです。

生きがい

自分にとっての生きがいとは何なのかを見つけて実践しましょう。

家族を支えてきた人は、自分のことよりも家族を優先することを生きがいにしてきた人もいるでしょう。しかし、子供が独立したり、両親が他界したことによって急に時間ができてしまうと何をしていいのか分からずに、漫然とした毎日を過ごして不安に駆られてしまう人もいます。

そうならないためには自分にとって好きなことや、自分が落ち着くことを突き詰める、もしくは今まで出来なかったことにチャレンジしてみるのもいいでしょう。

時間がないとできなかった旅行や習い事を始める人もいます。焦る必要はないので、毎日が楽しく過ごせるようなあなただけの「生きがい」を見つけてみましょう。

資産(見直し)

長生きは大変喜ばしいことですが、老後の生活費などが心配になる方は大勢いるでしょう。老後の収入は主に年金ですが、年金だけでは支出を賄えないときには預貯金を崩す、保険金などで補いながら生活することになるでしょう。

老後のキャッシュフロー表など制作して、元気があれば年金以外の収入を増やすというような対策を検討します。

老後の家計の見直しは早い段階から専門家に相談するとよいでしょう。

仕事

資産維持や老後の生活の不安を解消するために仕事を続けることが必要になる場合があります。また、収入よりも生きがいや健康に重視して仕事を続ける場合もあります。

終活によって人生を見つめなおして、全く触れてこなかった新しい仕事にチャレンジされる方もいます。仕事をすることで新たな目標を見つける事が出来るかもしれません。

人間関係

人が健康的に生活するには、栄養や休息以外にも「社会とのつながり」が重要になることもあります。身体的な健康だけではなく、心の健康のためにも「暖かな人間関係」を今一度大切にして、老後を幸せに過ごせるようにしましょう。

終活といえば「年賀はがきを辞退する」「葬儀に参列しない」「近所付き合いを辞める」といったように関係を断つことばかりが注目されてしまいます。

しかし、人間関係を断ってばかりではいけません。周りの人に日ごろの感謝の気持ちを伝える、遠保の友人に会いに行くといった、人間関係をより大切にする活動も必要です。

監修者のコメント

終活とひと口に言っても、その範囲が広すぎるので、終活をする人の目的によって必要なことや準備することが全く違ってきます。そんなときに自分が「やるべきこと」や「やりたいこと」を分かりやすくまとめておくと考えが整理できるので、「やることリスト」を作っておくメリットはとても大きいです。 リストに上げる項目は様々になると思いますが、相談をいただくことが多い「からだのこと」と「お金のこと」、葬儀やお墓など「供養のこと」について考えてみてはどうでしょうか。

まとめ

終活のやることとリスト「終」

  • 生前整理・・・本当に大切なもの以外処分をしたり、人に譲って身軽になる
  • 資産・・・資産を整理してしっかり管理する
  • 相続・・・家族が争わないように遺言書の準備
  • 葬儀・・・葬儀の規模や内容、参列してもらう人を決める
  • お墓・供養・・・お墓の管理や供養の方法をきめる
  • 医療・介護・・・余命を知らされることの有無など希望を家族に伝える

終活のやることリスト「活」

  • 生きがい・・・自分が生き生きと過ごすためにやりたいことやりたかったことを見つける
  • 資産(見直し)・・・資産を見直して老後の不安に備える
  • 仕事・・・収入のための仕事、生きがいや健康のための仕事などを考える
  • 人間関係・・・温かな人間関係を大切にして、社会とのつながりをもつこと

以上が「終活のやることリスト!大事な10項目と解説」のまとめになります。

終活は、自分の人生をより豊かに、生き生きと過ごすための活動です。面倒くさいと思うこともあるでしょうが、終活を通して生活を改善することや、自分にとっての幸せを見つめなおすこともできるでしょう。

最近では無料のセミナーやイベントだけではなく、終活の専門窓口も増えています。今回の記事を参考にして、ぜひあなたにとっての素晴らしい人生を過ごすための終活を始めてみてはいかがでしょうか?

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