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本記事では菩提寺とは何か、その由来から、菩提寺があるメリット・デメリット、檀那寺との違い、全国にある寺院名として菩提寺と付いているお寺について紹介します。
菩提寺は、「ぼだいじ」と読み、先祖代々のお墓のあるお寺かつ位牌をおまつりしてあるお寺の事を言います。
菩提寺の「菩提」とは悟り、目覚めを意味するサンスクリット語(梵語)で、このサンスクリット語(梵語)の発音に漢字を当てたものが「菩提」になります。
お亡くなりになられた後、家族や親類等の親しい人がお釈迦さまのように悟られますように、目覚められますようにという想いを込めて、建てられたお寺が菩提寺の由来となります。
一般的に決まった菩提寺がある場合は、そのお寺に葬儀や法事などをお願いする事になります。突然の不幸があった際のお葬式など不安や心配は減らせますので、菩提寺があるだけで安心できる事がメリットになります。
最近は、都会に出てしまう等で田舎を離れる人も増えてきている等の理由から、地元にある菩提寺まで中々お参りに行く事ができないといった問題(デメリット)も出てきております。
そのような事から菩提寺を離れ、お墓のお引越しや墓じまいをされる方も増えております。
また、逆に、菩提寺は田舎にあるものの、都市圏でお亡くなりになる方も増えております。
この場合に起こる問題としては、葬儀・戒名は葬儀社が手配してくれた僧侶(お坊さん)へお願いをし進められたとしても、宗派の違う戒名がついてしまう等して、菩提寺の親族と同じお墓に入れない問題です。
このような事が起きないようにするためにも、先祖の宗派を理解する事はもちろん、菩提寺の僧侶と定期的に交流を図るなどして、突然の事態にも困らないようにしておきましょう。
菩提寺(ぼだいじ)とは、先祖代々のお墓があり、位牌をおまつりしてあるお寺のことです。菩提寺も檀那寺も、葬儀や供養をお願いするお寺という点では同じですが、お亡くなりになられた後に葬儀や法事などで死者がお世話になるのが菩提寺になります。
一方、檀那寺(だんなでら)は、生者がお世話になるお寺のことを言います。
全国には、寺院名として菩提寺という名称が付いているお寺が幾つかあります。下記にご紹介させていただきます。
青森県むつ市の恐山にある曹洞宗の寺院で、菩提寺というお寺があります。恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)とも称され、本尊は地蔵菩薩。本坊は円通寺が勤めています。
福井鉄道福武線の木田四ツ辻駅の近くに、信州三門徒派(しんしゅうさんもんとは)の寺院で菩提寺というお寺があります。
大阪府大阪市天王寺区に浄土宗の寺院で菩提寺という名称のお寺があります。
奈良県高市郡明日香村にある天台宗の寺院で、橘寺(たちばなでら)という菩提寺があります。正式には「仏頭山上宮皇院菩提寺(じょうぐうおういんぼだいじ)」と言い、本尊は聖徳太子(しょうとくたいし)・如意輪観音(にょいりんかんのん)になります。橘寺という名は、垂仁天皇の命により不老不死の果物を取りに行った田道間守が持ち帰った橘の実を植えたことに由来するそうです。
奈良県御所市にある寺院で、伏見山菩提院菩提寺という菩提寺があります。奈良時代の聖武天皇のころの名僧にあたる大僧正行基菩薩が留止されたところに建てられた道場「菩提院」の跡と言われています。
兵庫県三田市にある寺院で、花山院菩提寺という菩提寺があります。
真言宗花山院派の本山にあたるようです。
岡山県勝田郡奈義町にある寺院で菩提寺があります。平安時代の末葉、浄土宗の開祖「法然」が13歳まで修学した事や、大イチョウがある寺院としても知られております。一度は、無壇無禄の廃寺となってしまったのですが、その後に地元の人々によって再興され、現在では浄土宗の寺院になっています。
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※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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