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香典袋には外袋と中袋があり、それぞれ使用するべきペンが変わるため注意が必要です。
外袋は薄墨の毛筆や筆ペン、中袋はサインペンやボールペンで書くのが一般的となるため、両方書けるようにそれぞれのペンを用意しておくのが良いでしょう。
この記事では、香典袋で使用するペン、ペンの選び方、外袋上段や下段の書き方・中袋なしの場合の書き方について詳しく解説します。
香典の外袋と中袋で使用するペンや書き方について知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
香典袋は外袋と中袋で使用するべきペンが変わるため、注意が必要です。ここでは、それぞれで使用するペンについて詳しく解説します。
前提として、香典袋は手書きするのがマナーとなります。
最近ではコンビニやスーパーなどで表書きや名前の欄が印刷された香典袋が販売されていますが、正式には自らの手で書くのが望ましいです。
市販の香典袋によっては金額や氏名、住所を書く欄が印刷されているものもあるなど、現代ではどこに何を書けば良いのかがわかりやすくなっています。
一方で何も印刷されていない香典袋もあるため、手書きで外袋や中袋を書けるようにしておくと安心です。
外袋は、薄墨の毛筆や筆ペンを使用するのが基本です。
外袋には表書きや名前を書きますが、急な訃報で十分に墨を磨れなかった、故人さまを失った悲しみの涙で滲んだとの意味合いから、薄墨で記入するのがマナーとなります。
使用するペンに関しては、毛筆もしくは筆ペンがマナーとなるため、お葬式に備えてあらかじめ薄墨の毛筆や筆ペンを購入しておくと安心です。
薄墨の毛筆や筆ペンは文具店をはじめ、最近ではコンビニやスーパーで取り扱っていることもあるため、お近くのお店で確認しておくと良いでしょう。
中袋は、サインペンやボールペンを使用するのが主流です。
中袋には金額や氏名、住所を書きますが、喪主やご遺族が参列者の管理をしたり、香典返しの手配をしたりするのに使用することから、見やすい文字で記入するのがマナーとなります。
使用するペンに関しては、サインペンもしくはボールペンがマナーとなるため、お葬式に備えて事前に見やすく書けるペンを購入しておくと安心です。
見やすい文字のサインペンやボールペンも、文具店をはじめコンビニやスーパーで取り揃えられているため、周辺の店舗でチェックしておくと良いでしょう。
年忌法要は、濃い墨のペンを使用するのがマナーです。
回忌法要や周忌法要とも呼ばれる年忌法要は、一周忌や三回忌、七回忌などを指しますが、あらかじめ行われることがわかっているため、濃い墨のペンを使用します。
誰も事前に予想できない急な訃報の場合は、故人さまや喪主・ご遺族に配慮して薄墨を一部で使用しますが、事前に執り行われることがわかっている年忌法要は別となります。
年忌法要では濃い墨のペンを使用するのがマナーとなるため、お葬式用のペンとあわせて購入しておくと安心ではないでしょうか。
香典袋に使用するペンは、以下のものをお選びください。
購入しておくべきペンは、外袋用・中袋用・年忌法要用の3つです。一つ目が薄墨の毛筆・筆ペン、二つ目がサインペン・ボールペン、三つ目が濃い墨のペンとなります。
どのペンも文具店で販売されているため、すぐに購入できるでしょう。
最近ではコンビニやスーパーの他、ネット通販でも購入できるため、訃報が入ってから急いで買いに行くよりはお葬式用として先に購入しておくのが安心です。
もちろん、訃報が入るタイミングは誰にも予想できないため、可能な範囲でできる限りの準備を前もって済ませておくことが求められます。
香典袋の外袋上段には、表書きが必要です。ここでは、外袋上段(表書き)の書き方について詳しく解説します。
仏式の場合、外袋の上段には御霊前・御仏前と記入するのがマナーです。具体的には、以下のように日数ごとに使い分けましょう。
仏教の世界では、故人さまはお亡くなりになってから49日間は霊体として現世にいると考えられているため、四十九日までは御霊前とするのがマナーとされています。
対して、49日が経過すると成仏して仏さまになると考えられているため、四十九日以降は御霊前ではなく御仏前とするのがマナーです。
浄土真宗では故人さまはお亡くなりになってからすぐに仏さまになると考えるため、日数に関係なく御仏前を使用します。
仏式だけでも表書きの使い分けが必要となるため、故人さまが属している宗教・宗派については喪主・ご遺族に聞いておくと良いでしょう。
神式の場合、外袋の上段には御玉串料・御榊料と記入するのがマナーです。
神道の世界では、神前に捧げる榊のために用意するお金の代わりに香典を供えるため、御玉串料・御榊料とするのがマナーとされています。
キリスト式の場合、外袋の上段には御花料・御ミサ料と記入するのがマナーです。
キリスト教の世界では、本来供物を捧げる風習がなく、代わりに献花が行われるため、御花料・御ミサ料とするのがマナーとされています。
故人さまの宗教・宗派がわからない場合は、御香典とご記入ください。
御香典は宗教・宗派を問わず使用できる表書きとされているため、参列するお葬式の宗教・宗派がわからない場合に使用するのが望ましいです。
もし喪主・ご遺族から宗教・宗派についての言及がなかった場合は、改めて聞いてみるか、そのまま御香典と書いてお渡しすることを推奨します。
宗教・宗派については聞いても失礼になることはないため、訃報を受けたタイミングなどで聞いておくようにしましょう。
香典袋の宗教・宗派別の書き方については、以下の記事で詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
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香典袋の外袋下段には、名前が必要です。ここでは、外袋下段(名前)の書き方について詳しく解説します。
個人で香典を出す場合、参列者本人のフルネームをお書きください。
全体的なバランスを加味して、下段中央にバランスよく書くのがマナーです。苗字と名前のバランスが崩れやすいため、一度下書きしてから書きましょう。
夫婦で香典を出す場合、夫の苗字と名前+妻の名前をお書きください。
中央右側に夫の苗字と名前、中央左側に妻の名前を書くのがマナーです。苗字は夫の部分ですでに書いているため、妻の部分では名前だけでOKとされています。
夫婦ともに故人さまと親しい間柄にあった場合は香典袋を分け、2人分としてフルネームで出すのも良いでしょう。
夫婦連名での香典については以下の記事でも解説しているため、あわせてご覧ください。
3人以下で香典を出す場合は、全員のフルネームを書きましょう。
香典袋に記入する名前は3人までにするのがマナーとされますが、3人までなら全員分のフルネームを並べて連名で出すことが可能です。
なお、お子さんがいる親子の場合は、世帯主の苗字と名前を中央に記入し、並べてお子さんの名前を記入します。
しかし、3人とも成人していて故人さまと深い関係にあった場合は香典袋を分け、3人分としてフルネームで出しても構いません。
4人以上で香典を出す場合、代表者のフルネーム+他一同と書きましょう。
香典袋に記入する名前が4人を超えると窮屈な印象を受けるため、4人からは代表者のフルネーム+他一同とするのがマナーとなります。
ただし、4人とも成人していて故人さまと深い関係に合った場合は香典袋を分け、4人分としてフルネームで出しても問題ありません。
会社や学校などの団体の場合、組織名+代表者のフルネーム+他一同と書きます。
例えば、同僚や同級生がお亡くなりになった場合は、香典袋に組織名と代表者のフルネームと他一同と書くのがマナーです。
個人的に関わりがあった場合や他の人と参列する場合は、各フルネームを書いて個別に香典を出すことも可能なため、故人さまとの関係で判断するのが良いでしょう。
香典袋の中袋には、金額・氏名・住所が必要です。ここでは、中袋の書き方について詳しく解説します。
中袋の表面には、金額を漢数字・旧字体で書きます。いわゆる大字と呼ばれる昔の字で書くのがマナーとされるため、注意が必要です。
大字に関しては、以下をご参考にしてみてください。
以上のように、香典袋に書く数字は日常生活で使用するアラビア数字(算用数字)ではなく、大字にするのがマナーとなります。
金額を書く場合は前に「金」、後に「圓」を付け加えて、「金〇〇圓」とします。加えて、端数がないことの証明として「也」を付け加えることもあるため、任意でお書きください。
仮に5万円を香典とする場合、金伍萬圓もしくは金伍萬圓也と書きます。
故人さまとの別れを連想させる偶数、死や苦を連想させる4や9などの数字を使用するのはマナー違反となるため、避けるのが良いでしょう。
表袋の裏面には、氏名と住所を書きます。氏名と住所の書き方はマナーがあるわけではないため、そのままいつも通りに書くだけで大丈夫です。
ただし、結婚して氏名が変わった場合は現在の氏名、引っ越しで住所が変わった場合も現在の住所を書くようにしてください。
参列者の管理や香典返しの手配で使用されるため、すぐに本人とわかる氏名、すぐに連絡がつく住所を書きましょう。
香典袋は中袋がない場合があるため、注意が必要です。ここでは、中袋なしの場合の書き方について詳しく解説します。
香典袋に中袋がない場合、香典袋の表側に直接表書きをしましょう。
本来、表書きは別途で外袋に記入すべきですが、袋が1枚しかないものに関してはそのまま表側に表書きして問題ありません。
香典袋に中袋がない場合は、香典袋の裏側に金額・氏名・住所をお書きください。
金額は大字で書き、氏名と住所は現在使用しているものを書きます。原則は縦書きですが、香典袋によっては横書きのものもあるため注意が必要です。
横書きのものに縦書きすると視認性的に問題があるため、縦書きのものは縦書き、横書きのものは横書きと書き方を揃えるようにしましょう。
金額は縦書きの場合は大字としますが、横書きの場合はアラビア数字(算用数字)で問題ないため、使用する字体についても注意しておくと良いでしょう。
喪主・ご遺族の意向で香典を辞退されている場合は、香典を持参しないのがマナーです。
香典返しの負担を軽減したい、参列者の負担を軽減したいとの理由で辞退している場合があるため、辞退の連絡があったら香典は持参しないようにしましょう。
気持ちだからと無理にお渡しする人もいますが、無理にお渡しすると香典返しが必要となり、むしろ相手の負担になることがあります。
どうしても香典をお渡ししたい場合は、喪主・ご遺族にその旨を伝え、了承を得てから持参するようにしましょう。もちろん、押し付けのようにならないようご注意ください。
なお、香典返しが不要であれば、お葬式の案内への返事やお悔みの言葉で香典返しが不要である旨を伝えておくと親切です。
香典返しは喪主・ご遺族の負担になることがあるため、最近では香典の辞退はもちろん香典返しの辞退をする人もいます。
以下の記事でも、香典辞退への対応について解説しています。
香典袋は外袋と中袋があり、書き方がそれぞれ変わります。
外袋には上段に表書き、下段に名前を書き、中袋には表面に金額、裏面に氏名と住所を書くのがマナーです。
なお、使用するペンに関しては、外袋に薄墨の毛筆・筆ペン、中袋にサインペン・ボールペンが適しています。
年忌法要など、あらかじめ行われることがわかっている場合は、濃い墨のペンで書くのがマナーです。
葬儀場では、袱紗(ふくさ)と呼ばれる布に香典袋を入れ、受付でお渡しください。
お葬式が必要な人でまだ何も決まっていないという人は、よりそうお葬式にお問い合わせください。
当社は一般葬・家族葬・火葬式(直葬)など、複数のプランをご用意しており、喪主・ご遺族のご要望に応じてお葬式を執り行えるよう対応しています。
一般葬はご要望によってアレンジ可能で、家族葬では「一日プラン」「二日プラン」、火葬式(直葬)では「シンプルプラン」「面会プラン」「自宅安置プラン」をご用意しています。
ご予算に応じて柔軟にプランが選べるようになっているため、お葬式をどのように執り行うか迷っている人は一度よりそうお葬式にご相談ください。
プランの詳細については、公式ホームページをご覧ください。
「よりそうお葬式」では、無料の資料をご請求いただいた方全員に「お葬式読本」を無料で贈呈しています。はじめての喪主でも安心の役立つ情報がそろっています。もしも時のための事前準備に活用できます。
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よりそうお葬式 コラム編集部
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