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御影石とは?種類と特徴/価格、購入や掃除の際に気をつけること
近年、お墓を作らない供養の仕方を選択する人が増えています。
「お墓を持つつもりがない」または「お墓を持ちたくても様々な事情で持てない」など理由は様々です。
日本の法律では、火葬された遺骨であれば、法律上、必ずしもお墓を作り納骨しなくても良いということになっています。本記事では、お墓を立てずに供養する方法について紹介します。
まず、墓地・埋葬に関する法律として「墓地埋葬法」というものがあります。墓地埋葬法の第2章の中に、火葬された遺骨は墓地に埋葬されなければならない(庭などに埋めることも法律違反)墓地とは、上記法律で認められ許可された場所であることが明記されています。
遺骨というのは、”どこにでも埋めてよいわけではない”のです。他人の土地は勿論ですが、たとえ自分の家の庭先であっても、許可なく埋めることは許されません。
では、お墓が無い人、不要な人は、どのように供養したらよいのでしょうか。以下にいくつかの供養方法を紹介します。
「永代供養」とは、寺院や霊園に一定の金額を納めて遺骨を預かってもらい、供養や管理を行ってもらう埋葬方法です。
0葬の供養方法として注目されていますが、100万円単位の費用がかかることが多く、また、実施している施設がほとんどお寺ということから、宗教的なことも含め利用者は自然と限られてきます。ちなみに、永代供養といっても、遺骨の安置に期限を設けているところが多く、33回忌までとしているお寺が多いようです。
また、遺骨を骨壺に入れ、ひとつの建物の中にたくさんの納骨スペースを備えている「納骨堂」といった施設もあります。大半はお寺が運営していますが、自治体が運営する公営納骨堂や宗教法人・財団法人・社団法人が運営する民営納骨堂もあります。
納骨堂に遺骨を預かってもらう場合、たとえお寺が運営していたとしても、檀家になったりお布施をする必要はありません。
一方、公営納骨堂については応募条件があることが多く、抽選になる場合も多いようです。
近年、自分が亡くなった際の遺骨を海や山などに撒く「散骨」を希望する方もみられるようになりました。
より自然に近い埋葬方法として注目され、あとあとの管理が容易である、コストの面においても遺族の負担が少ないといったメリットがあげられます。
しかし、日本ではまだ、散骨できる場所が限られており、無断で遺骨を山や海へ撒くことはできません。死体遺棄の罪に問われるのが現状です。
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散骨と並び、自然葬として「樹木葬」といった方法も取り上げられるようになりました。
散骨したところに樹木を植えたり、既に存在している樹木の周りに散骨したりと、樹木がお墓の代わりとなるのが特徴です。その後の管理といった点ではお墓ほど手がかからず、遺族が気軽にお参りでき、心のよりどころがあるといった点で樹木葬のメリットは大きく、近年注目され始めてきた埋葬方法です。
しかし、地域によって埋葬できる場所や樹木葬を行っているお寺や霊園は限られているため、希望したとしても必ず実現するとは限りません。また、自然葬はあとから分骨することができないため、遺族間で同意を得てからでないと思わぬトラブルを招くことも。生前親族でよく話し合って決めておくことが大切です。
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ここまで、遺骨はお墓に納めるか、またはそれに準ずる方法で遺骨を埋葬する方法をご紹介してきました。しかし、そもそも遺骨は絶対に埋葬しなければならないと法律で決まっているわけではありません。自宅で遺骨を保管し、供養するといった「手元供養」という選択肢もあります。
この場合、遺骨を骨壺に納め、白木の箱に入れたら風呂敷に包み、自宅で保管します。都心部の住宅事情にあわせ、場所をとらないミニ骨壺に分骨し、保管する方法も需要があるようです。
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このように、お墓が無い場合の供養の仕方は選択肢がいくつもあり、それらを知っておくことはとても大切です。悔いのない選択をすることにもつながるでしょう。
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※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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