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お盆(初盆・新盆)
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初盆・新盆のお返し品とは?初盆のお礼状・挨拶状の種類と書き方
お盆の祭壇についてご紹介していきます。お盆の祭壇は仏壇や神棚とは別で用意します。これは盆棚や精霊棚と呼ばれ、先祖や家族の霊がお盆の間滞在するお部屋のようなものです。
精霊棚は、しょうりょうだな、と読みます。精霊棚(盆棚)はご先祖様の霊を迎えるための棚のことで、お盆の間、ご先祖様や家族の霊はここに滞在すると考えられています。
また、お盆は地域によってはお盆が6月、7月のこともありますので、地域や菩提寺・お寺、親戚の方や地域の方などに確認しておきましょう。
宗教や地域によって違いはありますが、ここでは一般的な飾り方を紹介します。
精霊棚は、経机か小机に、真菰(まこも)や敷物、精霊馬(しょうりょううま)、お供えもの、提灯を用意します。
仏壇の前に真菰(まこも)や敷物を敷き、経机か小机を置きます。
その上に、仏壇から取り出した位牌を安置します。
そして精霊馬やお供えものをお供えし、精霊棚の脇に提灯を置き、お盆の間は灯りを常につけておきましょう。
精霊棚の四隅に葉のついた青竹を立て、竹の上部にしめ縄を張るという地域もあります。
新盆(初盆)の場合は、これに加え、白提灯を用意します。
玄関や軒先に飾るのが一般的ですが、住宅事情などで無理な場合は、仏壇の脇や、玄関の内側でもよいでしょう。
※浄土真宗では、地域によっては精霊棚を用意しないところもあるので、親戚やお寺に確認するとよいでしょう。
精霊棚のセットはネットやショッピングセンター、仏具店で買うことが可能です。
白提灯以外は、お盆に毎年使えるものなので、専用のものを購入する方もいらっしゃいますが、自宅にあるもので代用しても構いません。
お盆は地域の習俗と仏教の盂蘭盆会が融合した慣習ですので、神道でもお盆は「精霊棚」を設置し、ご先祖を祀る大切な儀式として行われます。
祭壇は専用の段でも、自宅のテーブル(広めのもの)を代用しても構いません。仏具店やネットで専用のものを購入することができます。
祭壇は祖霊舎の前に設置し、榊と燭台を左右に飾ります。
洗った米、日本酒、丸餅、天然塩、水、海のもの(魚、昆布、寒天など)、山のもの(川魚、野菜、果物、卵など)、数種類の菓子を三方に載せお供えします。
並べ方にも決まりがあり、魚の頭は中央に向け、お酒は瓶子(へいし・白い瓶)に入れ、塩や米は小皿に盛ります。順序は神様から見て左側から、米、酒、お餅、魚、乾物、野菜、果物、塩、水という順番に置きます。
13日には迎え団子、15日には送り団子をお供えしましょう。
キリスト教ではお盆をしません。
キリスト教では、亡くなった人は神様の元へ帰る、という考え方のため、供養という概念はありません。そのため、「天国で楽しく幸せに暮らしてください。」と故人を想います。
「成仏しますように」と祈る仏教とは考え方が違うようです。
精霊棚(盆棚)に飾る物の他に、お供えする物も用意します。宗派にもよりますが、故人のお好きだった花や、食べ物をお供えするとよいでしょう。
精霊棚には、素麺、昆布、ほおずき、トゲ・ツルのない生花、水の子、みそはぎの花、その年採れた野菜や果物をお供えします。
こちらも、ネットやスーパーマーケットなどで、セットや単品で販売しているようです.
お盆は地域による慣習の違いが大きく、お供えや飾り方など、菩提寺や地域の仏具店などにたずねてみてください.
精霊棚を設置する場合は仏教の精霊棚と同じで、真菰を敷き、台を用意します. スイカ、瓜、なす、ほおずき、梨、ぶどうなどを三方に載せお供えします. 地域によって精霊棚を設置するかどうかやお供えする物などが異なりますので、親戚や近所の方に確認するとよいでしょう.
昔は川に流したり自宅で燃やしたりしていたそうですが、現在では不法投棄などになってしまうこともあり、簡単に処分できなくなりました. 普通のごみとして処分してもよいのですが、気になる方は紙に包み、塩で清めてからごみとして処分するとよいでしょう. それでも気になるようであれば、菩提寺や近所のお寺などで処分してもらえる場合もあるので、相談してみましょう.
お供えしたお菓子や果物は、家族でいただけるものはいただきましょう. 精霊馬や他の葉や花は、ごみとして処分しても問題ありません. 気になる方は土に還すか、塩で清めてからごみとして処分する方法がよいでしょう.
お盆の祭壇についてご紹介しましたが、仏教も神道も、ご先祖様を供養する大事な法要です。
お盆を迎えるにあたり、お墓を掃除したり、祭壇を整えたりするのは、どちらも同じですね。
地域や家庭によって、用意は様々ですが、ご家庭に合った祭壇を準備して、ご先祖様をお迎えし、供養しましょう.
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※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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