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仏壇のサイズと選び方 | 仏壇の種類や表記

仏壇のサイズと選び方 | 仏壇の種類や表記
  • 2022年04月04日

仏壇と一言に言ってもサイズは様々です。 本記事では購入してからサイズが合わず、安置する場所に困ってしまうことが無いよう、仏壇のサイズについて詳しく紹介します。お部屋の広さや雰囲気、安置する場所に合う仏壇選びの参考にしてください。

記事の監修

終活ガイドという資格を通じて終活の専門家を育成すると同時に終活ガイドの皆さんが活動する基盤づくりを全国展開中。

仏壇のサイズ表記の仕方

仏壇を安置する際に最も重要になってくるサイズに関して、抑えておくことが2つあります。

まず一つ目は、仏壇のサイズの表記に関してです。
仏壇のサイズの単位には、「号」、「尺」、「代」の3種類があります。
これは、仏壇の種類によって単位が変わるためです。

上置仏壇の場合は「号」、台付仏壇の場合は「尺」、金仏壇の場合は「代」といった具合になります。
それぞれ分かりやすくcm表記にした場合、1号=約3cm、1尺=約30cmとなります。

台に関しては、前開きと三方開(さんぽうひらき)でそれぞれ、高さ×幅×奥行きの寸法が決まっています。
ただし、最近は、○号-○尺や○-○号といった形になり、尺が省略される表記も多くあります。

二つ目は、仏壇に一般的なサイズは無いという事です。仏壇の一般的なサイズについてのご質問をいただくことも多くありますが、そもそも仏壇に一般的なサイズというものはありません。
そのため、安置する場所に合うサイズの仏壇を購入されることをお勧めします。

仏壇の選び方

初めて仏壇を購入する際には、宗派によって購入すべき仏壇が
決まっているのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、実際には、ほとんどの宗派が仏壇の選び方に規定は設けていません。

浄土真宗では金仏壇をお勧めしていますが、他の多くの宗派は、金仏壇や唐木仏壇、モダン仏壇など、どれを祀ってもいっこうに差支えないという考え方です

仏壇の種類で選ぶ場合

仏壇には、大きく分けて「モダン仏壇(家具調仏壇)」、「唐木仏壇」、「金仏壇」の3つの種類があります。

モダン仏壇(家具調仏壇)

和室が無かったり仏間が無かったりする現代の部屋合わせやすいようにデザインされた仏壇で、一見すると仏壇とは分からないようなデザイン性の高い物も多くあります。

サイズ(大きさ)や形、デザインが豊富なのが特徴です。
金額は数万円から数十万円のものが多く、金箔仏壇や唐木仏壇に比べて、購入しやすい金額ですが、素材や使われている金具、施されている彫刻や蒔絵によっては高額なものもあります。

唐木仏壇

黒檀(こくたん)や紫檀(したん)、鉄刀木(たがやさん)などを素材としており、木目が美しく、重厚で落ち着いた感じの仏壇で、耐久性があるのも特徴です。

後板(うしろいた)と呼ばれる、仏壇の正面の奥にある板には金箔が施されているものもあり、昔ながらの品のある仏壇です。

値段は、数万円から数百万円くらいで、素材や素材の工法、使われている金具や施されている彫刻や蒔絵によって変わってきます。

特に、素材の工法(総練り、総無垢、四方練り、三方練り、二方練り、前練り等)により、使われる木材の量や質が変わるため、唐木仏壇の値段に大きく影響します。

金仏壇

杉や檜などの白木を素材とし、漆が塗られ、彫刻や蒔絵などが随所に施され、内部に金箔や金粉を使っている仏壇です。 扉を開けたら、金箔の輝きが真っ先に目に入ってくる、とても豪華絢爛です。

値段は、数万円から数千万円まで幅が広く、素材である木の種類や品質、金箔、漆、使われている金具、施されている彫刻や蒔絵によって変わってきます。

仏壇を宗派で選ぶ場合

仏壇を選ぶ際、宗派によって、仏壇の種類が決まっているということも忘れてはいけない、大切なポイントとなります。 こちらでは、宗派による仏壇の種類についてご説明しますので、必ず購入する前に、必ず確認をしましょう。

【浄土真宗の場合】

浄土真宗の場合は、ご本尊である阿弥陀如来の極楽浄土を表し、象徴となるため金仏壇をお勧めしますが、唐木仏壇、モダン仏壇をお選びいただいても差し支えございません。

【浄土真宗以外の場合】

気に入った仏壇を選ぶことができます。
毎日、手を合わせたくなる仏壇を選ばれると良いでしょう。

仏壇はご先祖様をお祀りする大切な場所となりますので、決しておろそかにできません。ご購入の際には、ぜひ、参考にしてください。

仏壇を置く場所で選ぶ場合

仏壇は、予算や種類で選ぶ方法の他に、置く場所で選ぶ場合もあると思います。最近の住宅事情から、欲しい仏壇の購入を諦めなければいけない場合もあります。
こちらでは、置く場所によって仏壇を選ぶ場合についてご案内します。

仏間

仏間は文字の通り、仏壇を置くために作られた、仏壇専用の場所となります。
一般的に、唐木仏壇か金仏壇を置きます。 選ぶ際に大切なことは、サイズになってきます。

仏間と仏壇とのバランスもありますので、購入前に仏間のサイズを測って置くことをお勧めします。

床の間

床の間に仏壇を置くことは良くないと思われがちですが、実は、床の間という場所は、家の中心にあり、とても縁起の良い場所となります。

床の間に置く場合は、一般的に、唐木仏壇か金仏壇を選びます。仏間と同じく、床の間の場合も、床の間と仏壇とのバランスを考えて、サイズを決めると良いでしょう。

リビング

リビングは一番人が集まり、お給仕もしやすいことから、リビングに設置される方も多くなってきました。 リビングに設置するする場合は、お部屋の雰囲気に合わせて、家具調仏壇を選ばれることが一般的となってきました。

従来の仏壇を選ばれる場合でも、色が明るめの仏壇や形が細身の仏壇であれば、お部屋に合わせやすいためです。

タンスや棚の上

こちらの場所に設置する場合は、小型の仏壇を選ばれるのが一般的です。
タンスや棚の上に置く場合は、仏壇のサイズに対して、奥行きが十分にあり、平らな場所を選びましょう。

奥行きが不足していると、不安定になり、地震などの揺れで落ちてしまう危険性があるためです。 設置する場所によって、仏壇のサイズや種類が変わってきますが、大切なことは日々のご挨拶やお給仕になります。リビングや棚の上に置く場合は、手を合わせ易い高さや場所を選んで差し上げると良いでしょう。

仏壇のサイズに関して

仏壇のサイズは様々ですが、大きく分けて、タンスの上などに置ける卓上タイプ床に直接設置するタイプの2種類があります。

どちらのサイズが良いということはありませんので、お部屋の広さに合わせて選ぶことをお勧めします。
仏壇は決して安い物ではない上、頻繁に買い換えるものでもありませんので、納得がいくまで、じっくり検討し、納得したものを購入することをお勧めします。

選ぶときには、値段だけでなく、種類、サイズ、お部屋の雰囲気や広さも視野に入れると良いでしょう
以下に仏壇の選び方に関してまとめてみましたので、ぜひ、ご参考にしてください。

二つの仏壇のタイプ|上置仏壇と台付仏壇

上置タイプの仏壇

上置き仏壇とは、棚やタンスなどの上に置く仏壇のことです。ご本尊が自分の目線より下であってはいけないので、上に設置しなければなりません。
現在では、ワンルームやマンション暮らしなど現代の住宅環境などに合わせて多数小型の仏壇が販売しております。

一般的な仏壇店の上置き仏壇の表記

高さ横幅奥行
14号42cm32cm25cm
16号49cm34cm28cm
18号54cm38cm32cm
20号60cm45cm36cm

台付タイプの仏壇

一般的な仏壇でイメージする収納台が付いた大型の仏壇の事を、台付または床置タイプの仏壇のことです。
台付または床置タイプの仏壇の場合は、高さ×横幅の表記をする形で表記するところが多く、○○×○○号のサイズと表記されることが多いです。

一般的な仏壇店の台付仏壇の表記

高さ横幅奥行
45-18号137cm53cm52cm
47-16号142cm50cm48cm
53-18号160cm60cm61cm

監修者のコメント

せっかく購入しても仏壇を置く場所のサイズが合わないと残念な感じになりますので、まず家の中のどこに置くのかを決めてからサイズを計って選ぶようにしましょう。

まとめ

以前は、仏壇のサイズにあまり幅がありませんでしたが、最近は、現代の家族構成や住宅事情に合った仏壇がたくさん販売されています。

大きさが仏様やご先祖様を敬う尺度にはなりませんので、ご自身含め、ご家族の皆様が、いつでも手を合わせて、感謝の言葉を伝えられる場所に安置できる仏壇を、ぜひ、ご購入ください。 ご先祖様は、毎日、手を合わせてくれる皆様のことをいつも見守って下さっています。

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