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葬儀のマナー
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喪中はがきを受け取ったら、一般的には年が明けて松の内(1月7日)以降に「寒中見舞いはがき」を送って返事します。
また近年では「年始状」、「喪中見舞い」という方法で返事される方もいらっしゃいます。
この記事では喪中はがきの返事、また喪中メールが来た場合の返信のマナーや文例などを詳しくご紹介します。
年賀欠礼の喪中はがきを受け取ったら、年賀状は送りません。 年賀状は文字通り年賀の挨拶になるためです。
代わりに喪中はがきへの返信対応については3つの方法があります。
「寒中見舞い」「年始状」「喪中見舞い」です。
喪中はがきを受け取った返事の最も一般的な方法が「寒中見舞い」です。
寒中見舞いはもともと季節の挨拶状でしたが、最近では「喪中の方への挨拶状」として使われることが増えています。
松の内(1月7日)以降から立春(2月4日)までに届くよう「に寒中見舞いはがき」を送ります。
最も一般的な喪中はがきへの返事のため、Web上で無料のテンプレートが多く用意されているので利用すると便利でしょう。
東日本大震災以降に広まっていると言われる新しい文化が「年始状」です。
「年始状」は年賀状と同じ時期に届けるもので、賀詞を使わない挨拶状のことです。
つまり年賀状の代わりに喪中の方へ送る、または喪中の方も年始のあいさつを送ることができるのです。
ただし「年始状」には普通のはがきを使うとされているので、年始に届けたい場合は年末に投函すると良いでしょう。
「年始状」には「近況報告の内容」を書いても問題ありません。
一般的に普及していませんが、「喪中見舞い」という方法をとる方もいます。
「喪中見舞い」は喪中はがきを受け取った返事として速やかに(年末までに届くように)、お悔やみ状やはがきとともに、香典やお供え物を送る方法です。
金品は送らず手紙やはがきだけの場合もあります。
通常ご不幸があった場合、葬儀のご連絡か「死亡通知はがき」で故人と生前おつきあいのあった方々へお知らせしますが、その「死亡通知はがき」の返事として、お悔やみ状と香典を郵送することは一般的です。
しかし近年の家族葬の増加により、年賀欠礼の喪中はがきでご不幸を知ることが増え、香典やお供え物を送りたい方が「喪中見舞い」という方法をとるようです。
寒中見舞いや年始状と一緒に、香典などの金品は送りません。
特に喪中はがきに香典辞退の言葉があれば、なおさらです。
もし香典やお供え物を送るときは、喪中見舞いにします。
喪中見舞いにするかどうかは、「相手がお返しをする手間やコスト」へ配慮する必要があります。
葬儀が済んで日が経つ場合は、香典やお供え物のない方法で返事をする方が良いこともあります。
故人との関係性や葬儀の方法、時期などから香典やお供え物まで送るかを見極めましょう。
喪中はがきの場合は松の内(1月7日)以降に寒中見舞いで返事を出しますが、喪中メールの場合はメールという性質上、時間をあけるのは微妙な対応です。
喪中メールを受け取ったら、読んだことを知らせるためにも間をあけずに返信した方が無難でしょう。
また返信不要とあっても(特に目上の方には)返信しましょう。
「返信不要」は、返信してはいけない、返信しないでほしい、ということではなく「返信がなくても良い」ということです。
ごく簡単にでも、ご連絡を頂いたことへのお礼や相手を気遣う言葉を添えて返信すると印象が良いでしょう。
喪中メールの返信はシンプルな文面でよいとされます。
ご丁寧にメールをいただきありがとうございます。 謹んでお悔やみ申し上げます。
穏やかな新年を迎えられますこと心よりお祈り申し上げます。
寒さ厳しき折 くれぐれもご自愛ください。
大変なところ連絡ありがとう。 心からお悔やみ申し上げます。
寒さが厳しい時期なので、体に気をつけて 新しい年を迎えてください。
来年もよろしくお願い致します。
(文例)
連絡ありがとう。
お悔やみ申し上げます。
寒くなったので風邪などひかないように気を付けて。
来年もよろしくお願いします。
喪中はがきや喪中メールといった弔事の返事には、昔からの慣習だけでなく時代にあわせた対応が求められたり、許容されたりしています。
どのような方法にしても、相手の方の負担にならない配慮をすることが一番のポイントだといえそうです。
心を込めた言葉を添えて、喪中の方の心を癒せるように心がけましょう。
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※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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