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墓参り
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お墓参りの時期はいつ?必要な持ち物は?線香のマナーなど気になる疑問点を解説!
お墓参りをする際にはお線香など持参するものがいくつかあるのですが、その中でもお供え用のお花については悩みや疑問を持っている人が少なくありません。
特にどのようなお花を用意すればいいのか、どこで購入すればいいのか、注意点などはあるのかなど、意外と知らなかったり人にはなかなか聞けない悩みや疑問が多いようです。
特に供えてはいけないお花の存在は一般的にはあまり知られていないので、供えてしまってから気づくと後でトラブルになったりお墓掃除が面倒になってしまうケースもあります。
そこで今回は、お墓参りに供える花に関する悩みや疑問についていろいろなポイントを解説していきます。あわせて、お墓参りに適さないお花や供えた後のお花の取り扱いについても紹介していきます。
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お墓参りに供えるお花が購入できる場所としては、花屋が代表的です。花屋は単独で経営されているところもありますが、時間帯によってはスーパーに併設されている花屋でも十分お供え用のものを購入できます。
花屋で購入する場合にはお墓参りで供える旨を伝えておけば、お供えに適したお花の種類を揃えてくれるのはもちろん予算に合わせて花束にしてくれるのがメリットです。またお供えに関してお花に関するアドバイスももらえるので、初めてお墓参りをする人や初めてお供え用のお花を購入する人は花屋を利用するのがおすすめです。
花屋以外には霊園の管理棟や事務所、墓地、お寺が近くにあるコンビニでも、お供え用の切り花が販売されているケースがあります。いずれの場所も安価でお供え用のお花を購入できる点がメリットなので、うっかり準備を忘れてしまった場合に便利です。
ただ霊園の事務所やコンビニで必ず販売されているというわけではないので、事前に販売されているかどうか確認しておくと安心できます。
基本的にお墓参りで供えるお花に関しては明確な決まりはないと言われていて、自分や故人が好きな花を供えても問題はないとされています。
ただお墓参りはお彼岸やお盆など親戚が集まる機会にするケースも多いので、お花の選び方には注意が必要です。
お墓参りに供える代表的なお花としては、まず大輪菊や小菊、洋菊などの菊がおすすめです。菊は仏花として知名度が高いので、お供え用のお花がよくわからないという人は菊を購入しておけばまず間違いはないと言われています。
ほかにもカーネーションやストックも仏花としてお供え用のお花に適しているとされているので、こちらを供えても問題ありません。
またお彼岸やお盆などの季節に応じた種類として、春であればアイリスやキンセンカ、スターチスなどが挙げられています。
夏であればリンドウやグラジオラス、ケイトウ、ユリなどがお供え用のお花として利用されているようで、お花の色は華やかなものが好まれているようです。
ただ四十九日までは白を基調として揃えるのが望ましいと考えられています。
お供え用の花はお墓の左右に供えるため、一般的には花束の状態で販売されています。
相場に関しては、どこで販売されているものも一対で五百円から千円程度となっているので、そこまで高い費用が掛かるわけではありません。
ただ、一般的に販売されているお供え用の花束ではなく、好きな花を指定するなどオーダーメイドで購入する場合は、お花の単価によって相場以上の費用が掛かる場合もあるようです。
お墓参りでお花を供える場合、お墓の掃除をしてから墓の左右にある花立に花束を二分にして供えます。
この時のポイントはお花がお墓の方ではなく参拝者である自分たちの方に向くように供えるところで、供養する人の心を静めて穏やかな気持ちにしてくれるという意味があります。
また、花を通して尊い命を感じたり感謝するという意味も込められているので、お墓の方に向けないように注意します。
ちなみに、花立に供える際には菱形になるように形を整えると見栄えがいいとされています。
そしてお花を供える時に気を付けておきたいのが、できる限りお花の状態が長持ちするようにすることです。お花が枯れてしまうと見栄えが悪いのはもちろんですが、虫がたかる可能性があるので衛生面でも好ましくないと考えられています。
このため、供え方に気を付けることで、できる限りお花が長持ちするように心がける必要があるのです。
お花を長持ちさせるポイントとしては、「葉の部分を水につけない」ことや「根元の切り口部分を焼いておく」こと、さらに「10円玉を花立に入れておく」ことなどが挙げられています。ただこれはあくまでも長持ちさせる効果があるだけで、必ずしなければいけないことではありません。
ただ、定期的な墓参りやメンテナンスができないのであれば、できる限りお花を長持ちさせるように工夫しておくのは供養の意味でも大切だと考えられています。
お花がお墓の方ではなく参拝者である自分たちの方に向くように供える。
必ずではないが、お花の状態が長持ちするように以下のことをするとよい。
・葉の部分を水につけない
・根元の切り口部分を焼いておく
・10円玉を花立に入れておく
お墓参りのお花は一般的に生花が利用されているのですが、お花を長持ちさせたかったり見栄えを重視して造花を利用するという人も増えています。造花はコスト面や衛生面でもメリットが多く、実際にお墓参りに供えるお花としてNGではないと言われているようです。
このため、特に遠方でなかなか墓参りができないという人が利用するケースが多く、実際にコンビニなどでは造花で販売しているところも見受けられます。
ただ、時と場合によって使い分けておかないと好まれない場合があるので、親せきが多く集まる機会に造花を供えるのは避けた方がいいとされています。
お墓参りに供えるお花については決まりがないとされていますが、それでも衛生面や宗教面で適していないと判断されている種類もいくつかあります。
具体的にお墓参りに適していないとされている種類は、以下の通りです。
・棘があるもの
・ツタがあるもの
・毒があるもの
・匂いが強いもの
・散りやすく傷みやすいもの
そうはいっても、菊や仏花であるシキミもにおいが強い植物ですし、シキミや水仙には毒もありますがお供えによく利用されます。 現実的には、花粉の多い花は花粉をとっておく、トゲのある花はケガをしないようにトゲをとっておく、という配慮のほうが大切です。
お墓参りの後、供えた花を持ち帰っていいかどうかは墓を管理している場所の方針や環境によって異なります。このため、場合によっては駄目だとされるところもありますが、例えばお墓の管理をする人がいなかったり遠方からお墓参りに来た場合は、花を供えたままにしておく方が衛生面で問題が起きるケースが多いです。
そのような点から基本的にはお花の持ち帰りはマナーの面でも問題はないとされているので、親戚がいる場合はその旨を伝えて了解を得てから持ち帰るのがよいと言われています。
お墓参りの際に供えるお花は花屋を中心としてお墓を管理しているところや近くのコンビニでも購入できるので、お墓参りに適している種類と適していない種類を把握した上で購入することが大切です。
よくわからない場合は花屋を利用すれば予算内でお墓参りに適したものを用意してくれるので、より華やかな種類やお花の指定がある場合は便利だとされています。
またお墓参りでのお花の供え方にはいくつかのマナーがありますし、自分だけではなく親せきと一緒に墓参りする場合は宗教やTPOを踏まえた行動やお花の選択が必要です。
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※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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