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以前は、どの家庭にも神棚と仏壇があり、毎朝、手を合わせるのが習慣になっていましたが、現在は、どちらも必ずあるというものではなくなりました。
そのため、神様がいらっしゃる場所が神棚、ご先祖様がいらっしゃる場所が仏壇という認識はあるものの、それ以上の明確な違いや安置場所については分からないという方も多くなってきているのではないでしょうか。 こちらでは、神棚と仏壇の持っている意味や安置場所について詳しく説明していきますので、ぜひ、参考にしてください。
この記事の監修者
竹内 義彦
終活ガイドという資格を通じて終活の専門家を育成すると同時に終活ガイドの皆さんが活動する基盤づくりを全国展開中。
まず、神棚と仏壇の違いについて、詳しく説明していきましょう。
お祀りしている方:神様 神棚にお祀りしているお神札は、天照大御神様、氏神様、崇拝神社の神様となります お祀りしている目的:日頃の感謝の気持ちを表しつつ、家族の繁栄や厄除けを願うことが目的となります。神棚は家の中に神社があることと同じことになります。 拝み方:二拝二拍手一拝の作法で拝みます 拝む時間:特に決まりはありませんが、一般的に朝夕の2回拝みます 拝む目的:朝は一日の無事をお願いし、夜は一日の無事を感謝します
祀りしている方:ご本尊、ご先祖様 仏壇にお祀りしているのは、ご本尊と呼ばれる仏像や掛軸とご先祖様のお位牌 お祀りしている目的:ご本尊やご先祖様に感謝をし、尊び、敬うためとなります。仏壇は家の中に寺があることと同じことになります。 拝み方:おりんを鳴らし、手のひらを合わせて拝みます 拝む時間:朝夕の2回で、一般的に朝は朝食の前、夕は夕食の後になります。 拝む目的:朝は一日の始まりを、夕は一日の出来事を報告し、お経を唱えることから「お勤め」とも言われます。
実は、神棚と仏壇を同じ部屋に安置することは問題ありません。 とても勘違いされやすいことですが、神棚と仏壇を同じ部屋に安置してはいけないと思っている方が多くいらっしゃいます。
仏間があるお宅であれば別々のお部屋に安置するケースがほとんどですが、仏壇をリビングや居間に安置することが主流になってきている現在は、一緒のお部屋に安置することが多くなってきています。
理由としては、安置する場所として、主にどちらも手を合わせやすく、人が集まる場所を選ぶことが多いためです。
実は、安置場所にポイントがあります。神様と仏様を同じ部屋に安置するということで、注意が必要です。以下にポイントとして纏めましたので、みていきましょう。
並べて安置することは、ポイント①とポイント②の条件を満たしているため、一見問題が無いと勘違いがちです。 しかし、神様は仏様よりも上位のため、神棚は仏壇よりも部屋の中心に近い場所、且つ陰陽の陽の位置に安置するという決まりがあります。
結果、並べて安置する場合は、向かって左側が神棚、右側が仏壇になるようにしましょう。
神様と仏様を向かい合わせで安置した場合、どちらか片方に手を合わせる際、もう片方に対してお尻を向けてしむことになります。 この行為は、大変失礼なことになりますので、向かい合わせでの設置は控えましょう。
神棚の下に仏壇を安置した場合、神様が仏様を踏んでしまうことになります。 逆に仏壇の下に神棚を安置することは、上位とされている神様を仏様の下に安置することになってしまいます。 結果、上下の位置に安置することは控えこととなります。
ここで抑えておきたいのは、上下の意味が、同じ部屋だけでなく、2階建ての1階と2階などの上下でも同じことであるということです。階数が違うことでお部屋は違いますが、安置場所が上下になってしまうため、注意が必要です。 ポイントを押さえることで、安心して神棚と仏壇を同じ部屋に安置することができます。
また、神棚の安置場所を決めた後、仏壇の安置場所を決めることで、安置場所をスムーズに決めることができます。
最後に、神棚と仏壇を安置する場所と方角について説明します。 それぞれ、安置に適した場所と方角があります。 特に仏壇に関しては、宗教や宗派の考え方によって方角が決められています。
神棚を安置するのに適した場所については、「明るい場所」、「清潔な場所」、「気を流してしまわない場所」、「見上げる場所」という4点に合致した場所が良いとされています。それぞれの場所について、詳しくみていきましょう。
・明るい場所:家族や人が集まる場所を選びましょう (例)リビング ・清潔な場所:神様は不浄を好まないので、油汚れのある台所は避けましょう
・気を流してしまわない場所:良い気を流してしまわないよう、トイレやお風呂場など水回りの近くは避けましょう
・見上げる場所:人が神様を見下すことのないよう、高い場所を選びましょう
神棚を安置する方角は、太陽が昇り一番に光が入ってくる東向きと、太陽が昇ってくる方角である東向きが良いとされています。
仏壇を安置する場所は、仏壇専用に設けられた仏間が最も適しているとされていますが、最近では仏間のないご家庭も増えてきております。そのような仏間がないご家庭の場合は、人が集まりやすく、お参りがし易いようなリビングや、床の間に安置しておくと良いでしょう。
仏壇を安置する場所として、諸説あります。各方角毎に理由と共に紹介します。
・南向き:「南面北座説(なんめんほくざせつ)」と言い、仏壇に直射日光が当たらず、風通しが良い向きとなります ・西向き:「西方浄土説(さいほうじょうどせつ)」と言い、極楽浄土のある西方の向きとなります ・総本山向き:「本山中心説(ほんざんちゅうしんせつ)と言い、信仰する宗派の総本山を拝む向きとなります ・全方向:「春夏秋冬説」と言い、方角を季節になぞらえ、どの方向に向けても良いとされています
春(東):万物のはじまり 夏(南):実を結び 秋(西):収穫の時期を迎え 冬(北):収める
神棚と仏壇に関して説明してきましたが、いかがでしたか。 神棚や仏壇は、家族の絆を強くするものと言われており、とても大切なものです。神様にも、仏様にも、心地の良い場所で過ごして頂くために、ぜひ、最適な場所を選んでさし上げてください。
監修者のコメント
明治時代に神仏習合が禁止されるまで、日本では古くから神仏習合の宗教的な思想がありますので、同じ部屋に神棚と仏壇を祀っても問題はありませんが、神棚と仏壇の違いを理解して安置する場所や向きを整えてください。
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記事の制作・編集
よりそうお葬式 コラム編集部
よりそうは、お葬式やお坊さんのお手配、仏壇・仏具の販売など、お客さまの理想の旅立ちをサポートする会社です。
※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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