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アニメ映画「火垂るの墓」高畑勲監督の葬儀の形|ジブリの森でお別れの会

  • [投稿] 2019年11月15日
  • [更新] 2021年05月06日

2018年4月5日、肺がんのため逝去されたアニメーション映画監督の高畑勲(たかはた いさお)さん(享年82)。

4月9日に葬儀・告別式が密葬として営まれました。
翌月5月15日に、所属する株式会社スタジオジブリで同じくアニメーション映画監督の宮崎駿さんが委員長となり、盛大なお別れの会が行われています。

会場は高畑勲さんを偲ぶのにふさわしい、アニメーションづくりへの情熱にあふれた東京都三鷹市の「三鷹の森ジブリ美術館」。
そのお別れ会の模様をご紹介します。

高畑勲さんのプロフィール

高畑勲(たかはた いさお)さん
1935年10月29日 三重県宇治山田市(現:伊勢市)出身

来歴

1944年(9歳)転居していた岡山県で空襲にあい、上の姉とともに家族とはぐれ、火の雨と猛火のなかを逃げまどう体験をする

1959年 東京大学仏文学科卒業。東映動画(現:東映アニメーション)入社
「ひみつのアッコちゃん」「ゲゲゲの鬼太郎」などに参加。

演出助手などを経て「太陽の王子 ホルスの大冒険」で監督デビュー。同作で宮崎駿はアニメーターとして携わる

1970年代は東映から移籍しており、宮崎駿とともに「パンダコパンダ」「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「ルパン三世」等に参加

1984年 「風の谷のナウシカ」のプロデューサー

1985年 スタジオジブリ設立に参加。
「作り手は経営の責任を背負うべきではない」との主義を持ち、役職就任をすることはなかった

1988年 「火垂るの墓」監督

1990年代は「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョ・となりの山田くん」の監督を務める

2013年「かぐや姫の物語」監督

2018年4月5日肺がんのため死去(享年82)

葬儀・告別式は密葬で

高畑勲さんのお通夜は2018年4月8日、翌4月9日に葬儀・告別式が営まれましたが、家族葬のため詳細は非公表でした。

親族やスタジオジブリの代表取締役プロデューサーである鈴木敏夫さんら関係者数十人が参列して、棺のなかへ花を手向けたそうです。

しかし、宮崎駿監督の姿はありませんでした。

スタジオジブリ主催のお別れの会

密葬から約一か月後、2018年5月15日に高畑勲さんのお別れの会が営まれました。

宮崎駿さんと鈴木敏夫さんの「ジブリとして盛大なお別れの会を」という言葉のもと、選ばれた会場は高畑さんが生前愛した三鷹の森ジブリ美術館です

アニメづくりへの情熱を感じる「三鷹の森ジブリ美術館」

東京都三鷹市にある「三鷹の森ジブリ美術館」はスタジオジブリが2001年に開館させ、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」など多くの名作の世界が味わえます。

宮崎駿さんが美術館の館主で、アニメーションの作り手(スタッフ)たちの仕事の様子を紹介するエリアもあるなど、スタジオジブリのアニメーションづくりへの情熱が感じられる場所です。

お別れ会の会場として、高畑さんの思いや功績を偲ぶにふさわしい場所が選ばれました。

中央ホールに設けられた祭壇

「三鷹の森ジブリ美術館」の下1階から地上2階まで吹き抜けになっている中央ホールに、祭壇が設けられました。

宮崎駿さんの「(高畑勲さんを)野に咲く花たちで囲みたい。
ただ温かみのある草花たちで包みたい」という思いから約2000本の草花で飾られていたそうです。
高畑作品の「おもひでぽろぽろ」に登場する紅花も置かれていました。

高畑作品にちなんだ品々が置かれた

祭壇にはその他にも、高畑作品にちなんだ品々が並べられていたそうです。
2015年にフランス政府から高畑さんへ贈られたフランス芸術文化勲章オフィシエを胸に飾ったアニメ作品「パンダコパンダ」のパパンダのぬいぐるみ、親交のあったカナダのアニメ映画監督で、「木を植えた男」で知られるフレデリック・バックから贈られた人形などです。
輝かしい功績や人々に愛された証が置かれていました。

宮崎駿さん、涙の弔辞

高畑勲さんのお別れの会は、「お別れの会」委員長の宮崎駿さんの弔辞でもって開会しました。
弔辞は宮崎さんが一ヶ月かけて考えたもので、予行演習する時にもたびたび涙を流していたといいます。

「パクさん」と何度も呼び掛けた弔辞

宮崎さんは高畑さんの愛称「パクさん」の名前を何度も呼びかけました。
宮崎さんは弔辞の冒頭で「パクさん」の由来を披露します。

「大体ものすごく朝が苦手な男でして、東映動画に勤め始めたときも、ギリギリに駆け込むというのが毎日でございまして、買ってきたパンをタイムカードを押してから、パクパクと食べて、水道の蛇口からそのまま水を飲んでいたという、それで「パク」が「パク」になったという噂です。」

初めての出会いをよく覚えている

2人の出会いは1963年で「初めて言葉を交わした日のことを、今でもよく覚えています」語ります。

「黄昏時のバス停で、僕は練馬行きのバスを待っていた。雨上がりの水たまりが残る通りを、一人の青年が近づいてきた。(中略)穏やかで賢そうな青年の顔が目の前にあった。
それが高畑勲ことパクさんに出会った瞬間だった。

55年前のことなのに、なんてはっきり覚えているのだろう。あの時のパクさんの顔を、今もありありと思い出せる。」

涙ながらに感謝した

弔辞ではさらに、東映動画時代で労働運動が盛んだった頃のエピソードや「太陽の王子 ホルスの大冒険」制作時の思い出が披露されました。

最後は涙声で「ありがとう、パクさん。55年前、あのバス停で声を掛けてくれたパクさんのことを忘れない。」と感謝の言葉で終えました。

作曲家の久石譲さんらも弔辞

宮崎さんに続いて、アニメーターの大塚康生さん、小田部羊一さんや作曲家の久石譲さんらがお別れの言葉を捧げた。

高畑さんの遺作となった「かぐや姫の物語」の音楽も担当した久石さんは「高畑さんは僕の中では生きてます。お別れは言いません。心からご冥福をお祈りしますが、いつかどこかで会いましょう」と語りました。

約3200人もの参列者が訪れた

高畑勲さんのお別れの会は、午前の部と午後の部に分かれ、一般やファンの方による献花の時間が設けられました。

平服での参加、香典や供花等は辞退

事前にスタジオジブリの公式HPで「平服での参加、香典や供花等は辞退」の旨が発表されています。

午前と午後を合わせると合計で約3200人の方が参列し、盛大なお別れの会となりました。

主な参列者

柳家小三治 益岡徹、野々村真、竹下景子、富野由悠季、押井守、大林宣彦、山田洋次、岩井俊二、樋口真嗣、宮本信子、本名陽子、瀧本美織、柳葉敏郎、福澤朗、角川歴彦、川上量生、西村義明(敬称略・順不同)ら約1200人が参列。

宮崎駿さんと高畑勲さんの関係

宮崎駿さんは、高畑さんの5歳年下で東映動画(現・東映アニメーション)時代の後輩です。

高畑勲さんは憧れの的だった

高畑勲さんは「絵を描かない演出家」と呼ばれて、自身で絵を描かず、才能のあるアニメーター等を束ねて演出、監督として手腕を発揮するスタイルでした。
当時、宮崎駿さんにとって高畑さんは憧れの的だったそうです。

2人で多くの名作を手掛けた

高畑さんと宮崎さんは「アルプスの少女ハイジ」から「おもひでぽろぽろ」に至るまで、長年にわたってともにアニメーション映画作品を作ってきた盟友でもあり、高畑さんは宮崎さんとともにスタジオジブリの一翼を担っていました。

「風の谷のナウシカ」は宮崎さんが、初めて高畑さんにプロデューサーを依頼した作品です。

宮崎駿さんが一番作品を見せたい人

鈴木敏夫さんは、あるインタビューで「宮さん(宮崎駿)はじつはただひとりの観客を意識して、映画を作っている。宮崎駿がいちばん作品を見せたいのは高畑勲」と断言しています。

高畑勲監督の葬儀・お別れの形

アニメーションづくりへの情熱にあふれた「三鷹の森ジブリ美術館」での高畑勲さんのお別れの会。
宮崎駿さんと鈴木敏夫さんの「ジブリとして盛大なお別れの会を」という気持ちに応えられる場所は、まさにここしかない、という素晴らしい選択だと感じました。

お別れの会はもちろん、無宗教葬と呼ばれる形態の場合、会場は施設の許可がとれれば、主催者側が自由に希望できます。
故人を偲ぶにふさわしい場所で行われるお別れの会は、在りし日の姿とともに参列者の心に思い出として残り続けるでしょう。

人生の最後を考える:終活のすすめ

著名人のお別れの形をロールモデルとして様々紹介していますが、
死はいずれ誰しもに訪れることです。
ご自身や家族が突然のお別れになってしまわないとも限りません。



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