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大安に葬式をしてもいいの?本来の意味を知って判断しよう!

  • [投稿] 2019年05月10日
  • [更新] 2021年05月06日

大安は一般的に縁起の良い日とされているため、葬式を行っても良いものかと迷いやすいものです。ここでは、大安や他の六曜の本来の意味と、大安とお葬式の関係性について詳しく解説していきます。また、大安とは別に葬式を避けたほうが良いとされている日もありますし、地域や考え方によっても異なってくることを理解して、スムーズに葬儀を執り行えるようにしておきましょう。

大安とは?六曜で最も縁起が良いとされる日

六曜とは、中国で生まれた暦の考え方で6つの種類があります。
日々の吉凶や運勢を占うためのものとして、干支や陰陽五行などを取り入れた暦に基づいて作られたものです。日本には鎌倉~室町時代にかけて伝来し、カレンダーに表記されるようになったのは明治の頃と言われています。

  • 先勝(せんしょう)…先んずれば即ち勝つ
  • 友引(ともびき)…凶事に友を引く、他は引き分ける
  • 先負(せんぷ)…先んずれば即ち負ける
  • 仏滅(ぶつめつ)…仏も滅するような大凶日
  • 大安(たいあん)…大いに安し
  • 赤口(しゃっこう)…万事に用いない悪日、火元や刃物に注意が必要

大安は六種類の中でももっとも縁起の良い日とされており、結婚式などのお祝いごとが行われることが多いです。他にも、新しく購入した車の納車日や建築物の契約や引き渡しの日に縁起担ぎの意味で大安が選択されることも多くなっています。

六曜と葬式との関係

日本で慶事の日取りを決める際には、六曜の考え方が用いられることは一般的となっています。お祝いごとなどの吉事には大安が選択されることが多いく、六曜との関係性は深いと考えられています。

一方、葬式などの弔事になると、その関係性が変わってきます。日本で行われる葬儀の多くが仏教の慣習に沿って進められることが理由です。六曜は中国の暦であり、吉兆占いには関係しているものですが、本来、仏教とは何ら関係のないものなのです。そのため、葬式にあたって、六曜を無視して進めたとしても差し支えはないという考え方もあります。仏教の中には、六曜に囚われないことを教えに持つ宗派もあるほどです。

たとえば、浄土真宗の親鸞は、六曜の考え方を迷信のようなものと捉え、日の良し悪しを気にしながら選択するのは良くないという教えを説いています。基本的には、葬式についての六曜の影響度はそれほど大きなものではないと考えることができるでしょう。

大安に葬式を執り行う事と地域の慣習

不幸ごとである葬式についてですが、一般的には大安に行っても問題ないものとされています。ただし、地域によっては六曜が重んじられているところもあり、葬式は大安を避けて行うとしている地域もあるようです。通夜や葬式は仏滅の日が最適であるという考え方がされている場合もあります。

六曜を重視することで縁起を担ぐ習わしが地域にあっても、自分がそれを知らないということもあり得ます。滞りなく故人の葬式を進めるためには地域の慣習に沿ったほうがいいケースも少なくありません。葬式の日取りを決める際には、地域の慣習について、親族をはじめ近所の方々、菩提寺や葬儀社など周囲に確認や相談をしながら進めていくことが大切です。

大安よりも友引を避けるという考え方

葬式の日程を決める際に六曜を気にするというのはよくあることです。ただ「大安」を避けるというよりも「友引」のほうを避ける考え方を重視されることのほうが多いかもしれません。

本来、友引というのは、勝負事で引き分けになるという「共引」の意味を持ちます。しかし、時の経過で友を引くという解釈に変わり、この解釈の方が浸透しているのです。この解釈が葬式の日としては避けるべきと考えられるようになった理由です。友引の日を休業日にしている火葬場も少なくありません。

先に説明した通り、六曜と仏教にはもともと関係性がありませんから、六曜を気にしなければ、友引に葬式を行っても問題はないのです。しかし、一般的な考え方を考慮して、周囲の理解を得ておくことが大切になってくるでしょう。

葬式の日程を決める際の注意点は?

葬式の日取りを決めるときには、大安よりも友引の日に注意する必要があります。大安でも葬式を行うかどうかは地域ごとに差があり行われる場合も多くなっていますが、葬式における友引の考え方は一般的な解釈としてかなり浸透しているからです。

葬式の会場や火葬場は、友引やその翌日を休みにしているところも少なくありません。そのため、友引の翌日というのは、火葬場が混み合う可能性が高くなります。葬式の日時は、火葬場の予約日程を基準にして設定されるものなので、まず火葬場の空き状況を調べる必要があります。空き状況の確認は葬儀社の担当者が行ってくれます。そのため葬式の日程については、周囲や葬儀社の担当者と相談しながら決めていくことが大切です。

葬式を行う場合は大安でも問題ない

日本の葬式は、仏教の慣習にならって行われることが多いため本来は六曜を気にする必要はありません。つまり、大安に行っても問題ないのです。しかし、地域の慣習によっては、六曜を重んじる考え方をしているケースもあるので、その場合は周囲に配慮して日程を決めていくことも大切になってきます。葬儀の日程を決める際には、親族だけでなく、地域の慣習に詳しい方々や菩提寺に相談したり、葬儀社の担当者の助けを借りながら決めていくようにしましょう。

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