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葬祭ディレクターとは?仕事内容や収入、資格の取り方について

葬祭ディレクターとは?仕事内容や収入、資格の取り方について
  • 2021年07月20日

葬祭ディレクターは、葬儀に関わる知識や技能を証明する資格です。信頼できる葬儀社を選ぶ際に、葬祭ディレクターの資格を持つ社員がいるかどうかを目安にする人もいます。

本記事では葬祭ディレクターの仕事内容や、収入、気になる資格試験の取り方について紹介します。葬儀について詳しく知りたい方、将来葬儀社などで働きたい方は、ぜひ読んでみてください。

葬祭ディレクターとは?

葬祭ディレクターとは厚生労働省が認定した資格で、葬儀に関する知識や技能を証明するものです。受験するにあたって実務経験が必要なこの資格は、簡単に取得できるものではありません。資格を持っていなくても葬儀社やセレモニー会社で働くことは可能ですが、葬祭ディレクターの資格をもつ人に葬儀を担当してもらいたいと望む人もいます。

葬祭ディレクターの仕事内容

葬祭ディレクターの仕事は、ご遺体の搬送から、お通夜・お葬式の進行、会場の設営やお花など必要な準備物の用意、火葬場の手配など多岐にわたります。式の司会など目につきやすい仕事もあれば、見積書・請求書、死亡届の手続きの代行などといった裏方の仕事もあります。また、自分の葬儀について生前相談をしたい人の窓口や、四十九日法要などお葬式が終わってからの仕事もあります。葬祭ディレクターは、葬儀に関わるあらゆる知識と技術をもったプロフェッショナルといえるでしょう。

葬祭ディレクターには、肉体的にも精神的にもタフな人が求められます。と言いますのも、遺族の悲しみに寄り添いながらも迅速な対応をせねばなりません。
また葬祭に関わる仕事は24時間体制で、夜中に仕事の依頼が来ることもあります。過酷な仕事ながら実際に働いていると、人生の最期によりそえる仕事であることに誇りを持てたり、、遺族からの感謝の気持ちが心に沁みたりと、普段の生活では味わう事のできないやり甲斐があります。

葬祭ディレクターの収入

葬祭ディレクターの収入は年齢や資格の種類によっても異なりますが、年収400~500万円の人が多いようです。葬祭ディレクターの資格を持つことで手当が出る企業もあります。特に個人葬と社葬について知識と技能を認められた1級の葬祭ディレクター資格を取得すると、資格手当がもらえたり、ベースの収入が増えたりします。なかには年収1000万円以上の葬祭ディレクターもいます。

葬祭ディレクター資格の取り方

葬祭ディレクターの資格について、等級区分、試験の内容や難易度、勉強法を解説します。葬祭ディレクターの資格を取得したい人は、参考にしてみてください。

等級区分

葬祭ディレクターには1級と2級の等級区分があります。1級では社葬と個人葬の葬祭サービスについての技能試験を受けます。2級は個人葬のみの技能試験です。1級を受けるためには葬祭実務経験を5年以上、または2級を取得してから2年以上の実務経験が必要です。すなわち、1級を取得するためには最低でも2年の実務経験が必要になるということです。

また、なんと2級の葬祭ディレクター資格を持たない人でも1級を受験することが可能です。葬祭ディレクターの資格をもつ人は、ネームバッジで判別可能です。
一級の人は金色のネームバッジ、二級の人は銀色のネームバッジをつけているので確認してみると良いでしょう。

試験内容

葬祭ディレクターの試験内容は、学科試験と実技試験に分けられます。学科試験では葬儀に関する知識のほか、一般常識、宗教、法律、公衆衛生に関するものまで幅広く出題されます。実技試験では、葬儀式場設営では基本となる設営技術を審査する「幕張」、葬儀の司会進行がスムーズであるか、言い回しが丁寧で適切であるかを審査する「司会」、遺族の意見や気持ちを汲み取り、葬儀に関するコーディネート能力があるか審査する「接遇」からなります。

合格率

葬祭ディレクターの試験の合格率は2級で約67%、1級になると約58%程度となっています。合格率も比較的高い資格になりますので学科の部分は1級・2級とも参考書や問題集の反復練習で合格レベルまでは行けます。ただし、実技の部分は実務経験をどれだけ積んでいるか個人差もありますので、人によっては難易度が高いと感じるかもしれません。葬儀に関わる人のすべてが、葬祭ディレクターの資格をもっているわけではありません。そのため、資格を得ることで遺族からの厚い信頼を得られるでしょう。

試験の実施頻度

葬祭ディレクター資格の試験は毎年1回以上実施されています。
なお、2019年度の試験日程は、2019年9月11日(水)に全国で一斉に実施されます。

配点および採点・合格基準

配点については1級の学科試験が1問につき2点、2級の学科試験が1問につき4点となり、ともに200点満点の問題数となります。
実技試験も1級・2級ともに、200点満点です。実技試験の配点は、1級・2級ともに作業試験 幕張が60点、作業試験 接遇が20点、作業試験 司会が60点、実技筆記試験が60点となります。

合格基準は、学科試験・実技試験ともに、70%以上の得点が必要となります。ただし実技試験は、幕張、接遇、司会、実技筆記のいずれもが30%以上の得点がある必要があります。

試験の勉強法

葬祭ディレクターの資格を取得するためには、専門学校に行く方法があります。専門学校に通うことで、資格を得るための勉強ができるだけではなく、葬儀社などに就職しやすくなるというメリットもあります。

一方で、特別な専門学校には通わず、実務経験を経てチャレンジする場合もあります。葬祭ディレクターの受験資格には実務経験が必須であるため、仕事に従事しながら資格取得に向けて勉強する人は多いでしょう。働きながら勉強することで、実技試験の練習もできます。なお、葬祭ディレクター資格取得に向けた参考書・問題集も発売されており、書籍を使って勉強していく方法もあります。

まとめ

葬祭ディレクターは、葬儀に関わる知識や技能を証明する資格です。葬祭ディレクターの仕事は人生の最期に関わる大切な仕事です。お通夜・葬式から四十九日などの法事法要や、葬儀についての生前の相談など多岐にわたり、肉体的にも精神的にもタフさが求められます。葬祭ディレクターの資格を取ることで、技能や収入にメリットがあるだけではなく、遺族からの信頼が高まります。この機会に、ぜひチャレンジしてみてください。

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