終活の不安にワンストップでサポートします
無料相談ダイヤル
24時間365日対応

お盆の入籍は縁起が悪い?

お盆の入籍は縁起が悪い?
  • 2023年02月06日

入籍日がお盆にかかってしまって、親族に反対されたという経験がある方もいるのではないでしょうか。
一生のパートナーと話し合って決める大切な入籍日。お盆ということで縁起が悪いなどと言われると、とても気になるものです。
確かに、昔から縁起が良い・悪いと言われている日はあるので、もし気になるのならできる限り無難な日を選んだ方が気持ちが良いものです。
ここでは、お盆を含め入籍に適した日・適さない日をまとめてみました。

記事の監修

人はなぜ弔い、弔われるのか、葬送儀礼を意味のある営みとして理解し、私たちは次世代へ伝えていきます。葬送儀礼マナー検定実施中。

お盆に入籍は縁起が悪いの?

お盆は、日本では一般的にお墓参りをする期間とされています。日本独自の風習として、このような期間におめでたいことは避けた方が良いという考え方が残っているので、入籍なども快く思わない方もいるのは確かです。

それでは、縁起を担ぐならお盆に入籍を避けた方が良いのでしょうか。
厳密に言えば、そのようなことはありません。そもそもお盆というものは、あの世からこの世へご先祖様の霊が戻ってくる期間と考えられています。大切なご先祖様を家で盛大に迎えることを第一に、他のことは控えましょうということです。

この時期は、墓参りや仏壇に備える料理をこしらえたり忙しい家庭が多いのでそれどころではないと考える人も多く、またご先祖様を気持ち良く迎えたいという日本人ならではの優しい気遣いが風習として残っていると言えるのではないでしょうか。

最終的には入籍する本人同士の判断になりますが、近親者が亡くなっている場合やお盆の帰省などの事情を踏まえた上で決めましょう。

お盆以外の人気のない入籍日は?

お盆以外に、入籍日で人気がない日があります。
歴の中で日本で有名な六曜のうち、仏滅と赤口の日は避けた方が良いと言われています。あと、土用の日です。

【仏滅】
特に仏滅は、入籍や結婚式などのお祝い事には一番凶とされている日で、「仏も滅するような日・物滅として物を失う」という意味があり、慶事だけでなく取引や勝負事にも向かない日とされます。

【赤口】
赤口は、赤が死につながる火や血などを連想させることから、昔から縁起が悪いとされてきました。
また、神様の部下である赤舌神(しゃくぜつしん)という鬼が人々を悩まし、やることなすこと凶となると言われます。

【土用の日】
意外に知られていないのが土用の日です。この日はもともと東洋の暦で立春・立夏・立秋・立冬の季節の変わり目の前の18日間を指し、土の気がたっているので五黄殺と同じくらい凶作用を受けてしまうとされます。
毎年の暦で多少変わりますが、だいたい春の土用は4月17日から5月5日ごろ、夏の土用は7月20から8月6日ごろ、秋の土用は10月20日から11月6日ごろ、冬の土用は1月17から2月3日ごろです

縁起の良い(人気のある)入籍日は?

入籍に縁起が悪い日がある一方で、縁起が良いと好まれる日もあります。
中でも、六曜の大安は良く知られていますが、その他にも天赦日母倉日・一粒万倍日も入籍するのに良い日とされ人気があります。それぞれには、次のような意味があります。

【大安】
大安は、六曜の中でも最も吉日とされている日で、大いに安しという意味があり泰安に由来します。

万事が終日吉なので結納や結婚式に人気があり、入籍にもとても良い日です。

【天赦日(てんしゃにち、てんしゃび)】
天赦日は、1年に5~6回ほどしかない大開運日で、百神が天に昇り天が万物の罪を許す日とされているので、入籍のような新しいことをスタートさせるにはもってこいの日です。

【母倉日(ぼそうにち)】
母倉日は天赦日とともに比較的耳にすることが多い言葉で、母が子を育てるように天が人間を慈しむ何事にも良い日とされ、特に婚姻や入籍関係は大吉と言われます。

【一粒万倍日(いちりゅうまんばいび・いちりゅうまんばいにち)】
一粒万倍日は、一粒の籾(もみ)が何万倍にもなって実る様を表し、大安や天赦日などの吉日と重なると効果が倍増するとされます。1週間に1日ほどの間隔で設けてあるので、吉日と重なる日があれば選ぶ価値が高まります。

入籍日は縁起を担いで選ぶカップルが多いですが、誕生日やプロポーズを受けた日などなるべく二人が覚えやすく忘れにくい日・特別に思い入れがある日を結婚記念日として選ぶ人もいます。

入籍日したい日が仏滅と重なってしまったら…

男性悩む

六曜の一つである仏滅は、仏様が滅するほどの大凶日という意味を持っており、縁起が悪い日として婚礼や入籍などのおめでたい日には避けることが多いです。
ただ、この六曜は6日に一度はやってきますし、仏様とは何の関係もなく科学的に根拠がないものとされ、明治時代には一度廃止された経緯があります。

お坊さんの中には、これまでの物事が整理されて新しくスタートを切る日と前向きな解釈をする人もいるほどで、気にしなければ仏滅に入籍をしても凶事には一切関係ありません
ただ、親や同じ世代の親類など気にする人がいるかも知れないので、目上の人への配慮として相談をしてみると良いでしょう。

まとめ

日本には、入籍や婚礼に良い日・悪い日が風習的にあります。
大切な二人の結婚記念日になるということで、できるだけ良い日を選びたいと考えるカップルが多いのも分かります。一方で、縁起が悪い日も科学的根拠はなく気にしないという人もおり、思い入れのある日や誕生日などに入籍をする人も増えています。
入籍日は自由に選べるので、良い日取り・悪い日取りを知っておいて損はしませんが、一番大切なのは二人の気持ちなので、十分話し合って決めることが最も大切です。

監修者のコメント

お盆は先祖供養であると同時に、イキミタマ(生きている親や祖父母)に食物を供する習俗、つまり感謝をする習俗でもあります。親戚が一同に集い、先祖から続いている血脈を次世代へつなぐという意味でも、お盆の入籍は報告を兼ねる絶好のタイミングかもしれません。

1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (1 投票, 平均: 5.00 / 5)
読み込み中...

記事の制作・編集株式会社よりそう

よりそうは、お葬式やお坊さんのお手配、仏壇・仏具の販売など、お客さまの理想の旅立ちをサポートする会社です。

運営会社についてはこちら

※提供情報の真実性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。特に宗教や地域ごとの習慣によって考え方や対応方法が異なることがございます。

お葬式の準備がまだの方

事前の資料請求などでお葬式費用が最大3万円割引※1

無料相談ダイヤル

相談員がお客さまによりそいサポート

些細と思われることでもお気軽にお電話を

  • 24時間365日対応
  • 通話・相談無料

詳しい資料をお届け

お葬式費用・流れなどの基本を解説

さらに!お葬式読本をプレゼント

無料資料請求するかんたん入力45秒

  • ※1 家族葬で、お申込み前日までに資料請求とあんしん準備シート記入した場合 [会員限定]

はじめてでも安心 お葬式事前準備に役立つサービス