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盛り塩の知識を誤解しているかも?正しい盛り塩の役割と方法

盛り塩の知識を誤解しているかも?正しい盛り塩の役割と方法
  • 2024年03月14日

お塩には昔から穢れをはらう効果があるといわれています。
例えばお葬式やお通夜に参列した時に、家に入る前に玄関でお塩をかけてもらうといった風習は今でも残っていますから、経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

お塩をまくことで悪い気を家に持ち込まないように浄化して、災いや穢れを寄せ付けないといった意味もあります。
風水的にも盛り塩には家や部屋を浄化するパワーがあるといわれているので、正しく置いて運気アップをしましょう。

記事の監修

終活ガイドという資格を通じて終活の専門家を育成すると同時に終活ガイドの皆さんが活動する基盤づくりを全国展開中。

盛り塩とは?由来と歴史

玄関先や部屋の端などにお塩を三角の状態に盛って置いておく盛り塩は、日本でも古くから厄除けや魔除けの風習として現在でも行われています

元々は中国の古い故事から始まったとされていますが、日本でも奈良や平安時代には伝わっていて、家の戸口に盛り塩をしていた歴史があります。

現在では厄除けや魔除けといった悪い気を家に入れないようにして、良い気を得るといった意味で置かれていることが一般的です。

しかし昔はお塩は非常に貴重なもので神聖であると思われていたので、神具として神棚に置かれたり敷地内に盛り塩をすることで大地や家の住人にパワーを得ることができると考えられていました。
そして昔は病や争いごとなどで多くの人が亡くなることが多かった時代です。
神聖な塩で人が亡くなるのが続かないように、災いや穢れを清める意味で盛り塩が利用されることもあったのです。

現代でも盛り塩によって災いや穢れから身を守る意味で使われることもあります。

盛り塩の作り方|塩の種類や形

盛り塩というくらいですから、単純に塩を置いておくのではなくしっかりと盛っていくほうが効果を得やすいと考えられています。

塩の種類

盛り塩で使用する塩の種類は特にこれでなくてはダメというものはないのですが、粗塩を選んでおくと間違いはありません
なぜなら粗塩にはパワーが宿りやすく、邪気を払う効果もあるといわれているからです。
それに一つの盛り塩を作るのにはそこまで多量のお塩は必要なくて、だいたい10gもあれば立派なものを作ることができるので、ちょっと良いお塩を使ったほうが良い気も呼び込めるのではないでしょうか。

塩の形

塩の形は多少不格好でも大丈夫ですが、専用の盛り塩を利用するとかっちりとしたきれいなものを簡単に作れます。

神棚などに飾る場合は円錐型のものを用意するのが一般的です。また三角錐や八角盛といったような形にするのも良いでしょう。
特に八角盛は風水で八角形は良縁を引き寄せる力があるといわれて、科学的にも形を維持しやすいので盛り塩をする時におすすめの形です。

盛り塩を置くとよい場所

盛り塩を置く方角の基本図

盛り塩を置く方角の基本図

盛り塩を置くとよいとされている場所は、方位・方角として、家の中心から見て東西南北の4方向と、そして表鬼門と裏鬼門が基本になります。表鬼門は方角的には北北東のあたり、裏鬼門は南南西あたりの方角となります。詳しくは上の盛り塩を置く方角の基本図をご覧ください。

しかし、この東西南北、表鬼門、裏鬼門については、家の中心を正確に把握し、そこから盛り塩を置く方角を割り出さなければなりませんので、敷居が高くなります。

そのため、最初は気軽に盛り塩ができ、きちんと効果が期待できる場所として以下のような場所での盛り塩をおすすめしています。

玄関に盛り塩を置く位置

玄関に盛り塩を置く位置

人の出入りが多い玄関に必ず一つは盛り塩を置いておいたほうが良いでしょう。
盛り塩を置くことで外からの邪気を入り口で払うことができ、良い気を家の中にとどめることができます。

玄関に盛り塩を置く位置としては、玄関のドアを開いても邪魔にならないドアとは逆側の隅に置いておくと良いでしょう。

水回りにも盛り塩を置きましょう

水回りも運気が滞りやすい場所です。トイレやキッチン、お風呂場などは厄が溜まりやすいので盛り塩を置いて、浄化していくと滞っていた気が巡るようになります。

トイレに盛り塩を置く位置

トイレに盛り塩を置く位置

トイレは家相的に言っても吉方位はありません。お家のどの方角でもトイレは凶方位になります。
そのため、トイレに盛り塩を置く位置・場所としては、トイレの脇にある棚のような場所に置いておくと邪魔にならないので良いでしょう。 棚などが無いトイレのお家では給水タンクの上やトイレの奥の隅など地面が安定する場所に置いておかれると良いと思います。

キッチン・台所に盛り塩を置く位置

キッチン・台所に盛り塩を置く位置

水回りに加え、火気も住まいの運気をダウンさせます。 水気と火気は、対立の関係にあり、両方が存在しぶつかり合うキッチン・台所は陰陽のバランスが乱れやすい場所となっているのです。 そのため、キッチン・台所の盛り塩は、上の写真のように、シンクとコンロの間のような火気と水気の両方の近くでもある位置に置く事で、凶作用を最小限に留められます。

お風呂場に盛り塩を置く位置

お風呂場に盛り塩を置く位置

お風呂場もキッチン・台所と同じく、水気と火気の両方が存在しぶつかり合う場所です。 また、お風呂場は玄関と同じく、厄落としの場所でもあります。 お風呂に盛り塩をする際に、湿気やシャワーの飛び水などを気にされる方もいらっしゃいますが、ドロドロになっても気にせず一週間から10日ほどを目安に盛り塩を取り替えてください。 ただ、直接的にシャワーなどの飛び水が当たりますと一週間ももちませんので、お風呂場の隅や棚などがあれば棚の上に置いておくと良いでしょう、 また、取り替える際は、役目を終えた盛り塩をお風呂に溶かして入浴すると厄落としの効果が倍増するため、おすすめです。

盛り塩を置く場所で正しく効果を得るためのポイント

盛り塩を置くと良い場所はいろいろとありますが、ただ置いておけば良いのではなく正しく効果を得るためのポイントは、その場所をきれいにするということです。
散らかっているところや汚れが付いたままでは良い気は入ってきません。
悪い気もそのまま溜まっていってしまうので、身体の調子が悪くなったり、イライラしてしまうなど精神的にも余裕がなくなってしまう原因になるかもしれません。
清潔にして盛り塩を置きましょう。

交換時期や使用済の盛り塩の処分方法

女性

交換時期

盛り塩の交換時期についてはいろいろな考え方があるのですが、基本的には一週間から10日ほどで交換するのが良いようです。
月初めの1日と15日に変えるといった方法もあります。無理のない程度に自分でルールを決めて交換していくと良いのではないでしょうか。

ただしいつまでも同じ盛り塩をしていると、逆に悪い気を呼び寄せてしまうかもしれないので、長期間そのままにして置いておいたり形が崩れたものを置いておくのはやめましょう。

処分方法

古くなったお塩の処分の方法は、厳密にはこれが正しいというものはなくて、キッチンで流したり近くの川に流すといったやり方をとる方もいます。
トイレに置いておいたものなどはそのまま流してしまっても大丈夫です。
難しく考えないで自分のやりやすい方法で処分しても問題ありません。

神棚に供えたもの以外は食すのには向いていないので、汚れをはらう意味でもきちんと処分したほうが良いといえます。

人の迷惑にならないように気を付けて処分すると良いでしょう。

監修者のコメント

盛り塩の由来は諸説ありますが、儀式や習慣として長い歴史の中で日本の文化の一つに根付いたものです。盛り塩は先を尖らせておくことが大事なので、上手にできないときは専用の器を使うときれいな形に固まります。

まとめ

盛り塩を置くことで、運気上昇や邪気を払うなどの効果が期待できます。
ただ単純に盛り塩をしたからといって良い効果が出るのではなく、その場所をきれいにして人がいて気持ちが良い空間を作ることが大切です。
きれいで清潔なところには人も居心地が良くなりますし、良い気も集まってきます。
あまり難しいことを考えすぎないで、感謝の気持ちを忘れずに毎日を過ごしていくことが大切です。きれいな環境を作って清めることが良い気を集めてくれます。

盛り塩の役割と方法に関するよくある質問

盛り塩にはどのような意味がありますか?
現在では厄除けや魔除けといった悪い気を家に入れないようにして、良い気を得るといった意味で置かれていることが一般的です。
盛り塩を置くと良いとされる場所はどこですか?
盛り塩を置くとよいとされている場所は、方位・方角として、家の中心から見て東西南北の4方向と、そして表鬼門と裏鬼門が基本になります。表鬼門は方角的には北北東のあたり、裏鬼門は南南西あたりの方角となります。
盛り塩の交換時期はいつですか?
盛り塩の交換時期についてはいろいろな考え方があるのですが、基本的には一週間から10日ほどで交換するのが良いようです。月初めの1日と15日に変えるといった方法もあります。
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