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末期の水とは?行う意味や理由、手順について

末期の水とは?行う意味や理由、手順について
  • 2021年07月21日

故人とのお別れの際に行う風習に、末期の水という儀式があります。亡くなった方の唇に水を含ませている光景を見たことがある方もいるでしょう。
日本のお葬式では昔から行われている風習ですが、その意味や具体的な手順など知らない方も多いのではないでしょうか。
近しい方の臨終直後は混乱し、落ち着いて作法の確認をするのはなかなか難しいものです。いざという時に、故人の安らかな旅立ちを願い心をこめて行えるよう、あらかじめ知識を入れておくことも大切です。
ここでは、末期の水の意味や作法、注意点などについてご紹介します。

末期の水とは?

末期の水とは、息を引き取った故人の口元を水で潤す儀式です。「死に水をとる」と言われることもあり、日本の葬式文化の中で、古くから宗派を問わず広く浸透している風習です。
読み方は「まつごのみず」であり、「まっきのみず」ではないので、言い間違えないよう気をつけましょう。

末期の水を行う意味と理由

末期の水の由来は諸説ありますが、お釈迦様の入滅に関する説が有力とされています。
入滅、つまり自身の最期を悟ったお釈迦さまが口の渇きを訴えた際に、信心深い鬼神が水を捧げ、これによりお釈迦様は安らかに入滅できたという逸話です。
この逸話が受け継がれ、死に行く者に喉を潤して安らかに旅立ってほしいとの想いや、生き返ってほしいという願いが末期の水にこめられるようになりました。

また、仏教の考えではあの世では食事や水を飲むことができなくなるとされているため、水を飲ませてから冥土に旅立たせるという意味もあります。

末期の水を行う手順

末期の水を行うタイミングは、かつては臨終間際でしたが、現在では臨終後に親族で行うのが一般的となっています。
病院で死亡宣告を受けた直後、もしくは故人が自宅に帰った後に行われることが多いです。故人の身体を拭き清める「清拭」や死化粧の前に行われる、最も始めの儀式です。一般的には次のような手順で行います。

  1. 箸先にガーゼや脱脂綿をくくりつけます。脱脂綿の代わりに、しきみや菊の葉、鳥の羽根を使用することもあります。箸の代わりに新しい筆を使うこともあります。
  2. 桶やお椀に入った水に脱脂綿をつけて湿らせます。水は、生前故人が使用していた茶碗などに入れることもあります。
  3. 脱脂綿を故人の唇に当てます。上唇から下唇の順番で、唇の左から右へなぞるように当てましょう。
  4. 故人の顔をおでこ、鼻、顎の順番に拭きます。おでこを左から右へ、鼻を上から下へ、顎を左から右へ拭いていくのが作法です。

末期の水をとる順番は、故人との血縁が濃い順となります。配偶者もしくは喪主から始め、故人の子、故人の親、故人の兄弟姉妹、子の配偶者、故人の孫とするのが一般的です。
葬儀に参列する際は、自分の順番を確認しておきましょう。

末期の水の儀式に必要な道具は、故人が病院で亡くなった場合は病院の方が準備をしてくれることがありますが、病院以外で儀式を行いたい場合は喪主が用意する必要があります。
ガーゼもしくは脱脂綿、新しい割り箸、お椀、顔拭き用の布があれば問題ありません。
葬祭用品として末期の水セットを用意している葬儀社もあるので、困った時は葬儀前に相談しましょう。

末期の水に関する気になる疑問

男性疑問
宗派ごとに違いはあるの?
仏教の風習による儀式ですが、亡くなるとすぐに成仏するという教えの浄土真宗では末期の水をとることはありません。
また、死を安息とするキリスト教でも末期の水は行われず、他の儀式が行われます。
神道では末期の水の儀式は行いますが、死の穢れを清めるためという考えのもとに行われ、箸ではなく榊の葉を用いるのが正式な作法とされています。
宗派以外にも、地域によって、やり方や手順に違いがある場合もありますので、親族や葬儀社に確認すると良いでしょう。
何回あげるのがいいの?
臨終に立ち会った人全員が1人1回行います。1人が複数回行うのはあまり好ましくないので、控えましょう。
注意しなければならない点はあるの?
水とりの際は、水を無理やり口の中に入れることのないよう注意しましょう。湿らせた脱脂綿や筆の先を唇に軽く当て、表面を濡らす程度にとどめて下さい。
基本的には臨終に立ち会った人全員が儀式に参加することが作法なので、家族が揃っていない場合は、揃うのを待って儀式を行う場合があります。
血縁の濃い順に行うのが作法ですが、小さな子どもには無理にさせる必要はありません。
自宅で儀式を行う場合は遺体を低温に保つ必要があるため、季節によっては冷暖房に配慮してください。

まとめ

末期の水は、故人との最後のお別れの儀式であり、安らかに旅立てるようにと願いを込めて行われます。そして、見送る側の家族が故人の死と向き合い、受け入れるための最初の儀式ともいえます。
普段の生活では縁のない風習ですが、意味を知っていると身近な方が亡くなった際に死への向きあい方が変わってくるのではないでしょうか。
儀式を行うタイミングや手順などを理解していると、いざという時にスムーズに執り行えるでしょう。故人の生前の労をねぎらい、心をこめて行いましょう。

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