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香典を郵送する時のマナーや、一緒に添える手紙の例文

香典を郵送する時のマナーや、一緒に添える手紙の例文
  • 2021年07月15日

香典は葬儀の際に持参するのが基本ですが、事情があって参列できず、手渡しできない場合もあるでしょう。その場合、香典は郵送することになります。郵送する際には一体どのような点に気をつけなければならないのでしょうか。
葬儀は参列する機会がそうあるものではないため、特別な作法など注意すべき点が多々あります。
ここでは、香典を郵送する際に注意したいマナーと、一緒に添える手紙の例文を紹介します。香典を郵送する際は、ぜひ参考にしてください。

そもそも香典は郵送しても良い?

香典を渡す際のマナーとして、実際に葬儀に参列して渡すのが基本だと考える方は多いでしょう。しかし実際には、遠方であったり事情があったりなどで葬儀に参列できない場合もあります。
そういった場合、香典を郵送するのはマナー違反になるのでしょうか。そもそも、香典とは一体どのようなものなのでしょうか。

香典とは、仏式の葬儀における死者に供える金品のことを言います。同時に、故人の家族への支援という、相互扶助の意味も含んでいます。

仏教では香典と呼びますが、「玉串料」や「お花料」など、言い方は変わりますが、神道やキリスト教でも同様に金品を供える習わしがあります。
ただし使用する不祝儀袋や表書きなどが異なるため、どのような宗教の葬儀かあらかじめ確認しておくことが重要でしょう。
また、香典として納める金額は、亡くなった方とどのような関係にあったかで変わります。ここでは一般的な相場を記しておきます。

  • 両親・・・5~10万円
  • 兄弟・・・3~5万円
  • 親戚・・・1~3万円
  • 職場関係/友人/知人・・・5千~1万円
  • 顔見知り程度の関係・・・3~5千円

では、香典を手渡しできない場合、郵送しても良いのでしょうか。
やむを得ない事情があるなど、葬儀に参列できない場合は郵送しても問題ありません。弔電と同様、香典も郵送したからといって失礼に当たることはないのです。

香典を郵送する時のマナー

香典を郵送することはマナーの上で問題ありませんが、どのように郵送すればいいのでしょうか。郵送する際の方法やマナーについて説明していきます。

不祝儀袋の選び方

まず知っておきたいのが、不祝儀袋についてです。不祝儀袋は宗派によって異なるため、失礼にならないよう配慮する必要があります。
仏教、神道、キリスト教と大きく3つに分けられ、宗教によって表書きや水引の色などが違います。

仏教

  • 水引:黒白もしくは双銀で、結び切りもしくはあわび結び
  • 表書き:御香典、御霊前、御香料など
  • 蓮の花が描いてある

神道

  • 水引:黒白もしくは双銀で、結び切りもしくはあわび結び
  • 表書き:御玉串料、御榊料、御霊前など

キリスト教

  • 水引:黒白もしくは双銀
  • 白無地のもの
  • 表書き:御花料、御弔慰料など
  • 十字架の絵が描かれている

【合わせて読みたい】
キリスト教葬儀の香典は一般的なものと違う?お葬式の参列マナー

宗教が不明な場合

  • 水引:黒白もしくは双銀で、結び切り
  • 表書き:御霊前
  • 白無地のもの
ここがポイント
 
 
包む金額と不祝儀袋とのバランスにも注意が必要です。
香典の金額が1万円以上であれば、本物の水引を使用した不祝儀袋を使用するようにしましょう。

お金の入れ方

香典として包むお金は、どのように入れればいいのでしょうか。また、入れるお札に決まりはあるのでしょうか。

香典に入れるお金は、折り目のついたお札を入れましょう。新札を使用することは失礼に当たるとされています。
また、使い込まれたシワシワのお札も故人に供えるのにふさわしくないため、避けた方がいいでしょう。

お札を入れる向きに関しては、向きが揃っていれば特に気にする必要はありません。

また、包むお札の枚数に関して、一般的な決まりがあります。古くからお札の枚数はすべて同じ種類のお札で1・3・10枚、金額は1・3・5・10の数字にするという習慣があるのです。
香典の相場と含めてお札の枚数や金額にも気をつけましょう。

現金書留専用封筒で送る

現金を郵送する際には、現金書留専用封筒を使用する必要があります。現金は宅急便などでは送れないため、必ず郵便局から送るようにしましょう。
ここで気をつけたいのが、現金書留専用封筒に直接現金を入れるのではなく、現金は不祝儀袋に包み、その不祝儀袋を現金書留専用袋に入れる点です。この際、不祝儀袋が入る大きさの現金書留の封筒を選ぶようにしましょう。

手紙を添える

香典を郵送する際、必ずしも手紙は必要ではありません。しかし、お悔やみの気持ちを一言添えておくだけでも丁寧な印象を与えます。
香典だけでなく、手紙も添える方が良いでしょう。

郵送する際の注意点

女性

香典を郵送する際、いつ送ればいいのか、郵送にはどのくらいの費用がかかるのか気になることでしょう。
特に郵送のタイミングは早すぎても遅すぎても良い印象を与えません。どのタイミングが一番良いのでしょうか。

香典を郵送する時期やタイミング

手渡しができないのであれば、なるべく早く香典を郵送した方がいいと考える方は多いでしょう。もしくは、遺族が落ち着いてからの方が良いかもと何ヶ月か経過してから送ろうと思っている方もいらっしゃるかもしれません。果たして、どちらが良いのでしょうか。そんな時は、受け取る遺族にとってどの時期が一番良いのか考えてみましょう。
一般的に葬儀直後は遺族も忙しいため、およそ葬儀後1週間から1ヶ月くらいの間に郵送するのが一番良いタイミングと言えます。

郵送する際にかかる費用

実際に香典を郵送すると、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
現金書留専用封筒は21円で販売されており、郵送の際にかかる費用は重量分の郵便料金以外に現金書留料金が加算されます。
現金書留料金は郵送する金額が1万円までが430円です。1万円以降、5千円ごとに10円が加算されていきます。

また、気をつけたいのが封筒の宛名です。もし分かるのであれば、喪主の名前を宛名にします。しかし喪主が分からない場合には、「(故人の名前)ご遺族様」と書きましょう。

香典を郵送する時の手紙の例文

香典を郵送する際に手紙を添える場合、注意すべき点があります。

  • 白い縦書き用便せんを使用する
  • 便せんは一枚のみ使用
  • ペンや万年筆、薄墨を使用
  • 「重ね重ね」、「再び」などの忌み言葉を避ける
  • 手紙を封筒に入れる場合は、二重の封筒ではなく、一重の封筒を使用する
  • 季節の挨拶は不要
  • 香典を同封していることを記す
  • 故人の家族との面識がない場合は、自分が故人とどのような関係なのかを記しておく

では、実際に手紙の文例を見ていきましょう。

葬儀に参列できない場合

○○様ご逝去の報に接し、ただ驚いております。謹んでお悔やみ申し上げます。
夏にお会いした際にはとてもお元気で、私どもの結婚式では仲人も務めて頂きました。お礼もままならぬままのお別れとなったこと、悔やまれてなりません。
明るく誠実なお人柄であっただけに、ご遺族の皆様のお嘆きはいかばかりかと胸がつぶれる思いがいたします。
お力落としのことと存じますが、どうか、お気持ちを強く持ってご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
本来であればすぐにでも御霊前に駆けつけたいのですが、遠方のためかないませんこと、どうかお許しください。
心ばかりのものを同封いたします。御霊前にお供えいただければ幸いです。

【合わせて読みたい】
お葬式に参列できなかった!後日の弔問マナーは?服装や香典は?

葬儀後に訃報を知った場合

○○先生の訃報を受け、驚きと悲しみを深くしております。
私は○○高校で先生に教えていただきました、○○と申します。○○先生には、生前大変お世話になりました。まだまだお元気でいらっしゃると思っておりましたのに、ご家族の皆様のご心痛はいかばかりかと存じます。
○○先生が亡くなられたことも存じ上げず、ご弔問にもお伺いせず申し訳ありませんでした。遅ればせながら○○先生のご冥福をお祈りしたいと思います。
同封のものは心ばかりですが、どうぞ○○先生のお好きだったものをお供えいただければと存じます。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

簡単に済ませたい場合(一筆箋)

この度は、ご母堂様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。あいにくご葬儀に参列できない無礼をお許しください。
同封のものは心ばかりですが、御霊前にお供えいただければと存じます。

まとめ

香典を郵送する際のマナーや注意点について紹介しました。葬儀に参列できず香典を手渡しできない場合でも、郵送という手段があります。
一言添えるのが難しい、使ってはいけない言葉や注意事項が多くてどう書いていいかわからない、という方もいるでしょう。どんな言葉であっても、相手を思って綴った言葉は伝わります。ぜひ文例も参考にしてみてください。

香典を郵送する時のマナーに関するよくある質問

香典は郵送しても良いのですか?
やむを得ない事情があるなど、葬儀に参列できない場合は郵送しても問題ありません。
香典として包むお金は新札が良いのですか?
香典に入れるお金は、折り目のついたお札を入れましょう。新札を使用することは失礼に当たるとされています。また、使い込まれたシワシワのお札も故人に供えるのにふさわしくないため、避けた方がいいでしょう。
香典として包むお札の枚数に決まりはありますか?
包むお札の枚数に関して、一般的な決まりがあります。古くからお札の枚数はすべて同じ種類のお札で1・3・10枚、金額は1・3・5・10の数字にするという習慣があります。
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