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切手盆とは?使い方や購入方法など

切手盆とは?使い方や購入方法など
  • 2022年04月04日

切手盆という言葉を知っていますか。聞いたことがないという人や、聞いたことはあるけれども意味はよくわからないという人も多いでしょう。
切手盆とはそもそもなんなのか、どのような用途に使うのか見ていきましょう。サイズや購入方法、そもそも切手盆は必要なのかと言ったことについても解説していきますので、参考にしてみてください。

記事の監修

終活ガイドという資格を通じて終活の専門家を育成すると同時に終活ガイドの皆さんが活動する基盤づくりを全国展開中。

切手盆とは?

切手盆とは、冠婚葬祭などで使われることになる黒塗りのお盆のことを言います。
金封やご祝儀、お布施などを贈るときや渡すときに必要なもので、慶弔両用で使われることが通常です。

お葬式や法事で使う場合には、お坊さんにお布施を渡すときに使用することになるでしょう。

もともとは、広蓋(ひろぶた)と呼ばれる大きなサイズのものが正式だったのですが、大げさすぎるということで簡略化され小さいサイズになったのが、切手盆です。
現在でも広蓋を使用している地域もありますが、一般的なのは小さなサイズの切手盆ですので、切手盆を使っておけば間違いないでしょう。

そもそも切手盆は必要?

お坊さんにお布施を渡すときに切手盆は必ず必要になるのでしょうか。
お布施を渡す際には、マナーがあります。切手盆を使うことはマナーだとされていますので、切手盆はあった方がいいでしょう。

お布施はお坊さんへの感謝の気持ちとして渡すものです。そのお布施を渡す場合に、手渡しするということはマナー違反とされています。
知らずに手渡ししてしまうと、マナーがなっていないなと思われてしまいますので、切手盆に載せて渡すようにしましょう。
作法がきちんとしていないと、今後のお坊さんとに付き合いにも影響する可能性もありますから、最低限の作法として切手盆を用意しておくようにしてください。

しかし、切手盆がない場合には袱紗で代用することも可能です。家での法要などの場合には袱紗に包んで渡すということもありますので、切手盆が用意できなかった場合は袱紗で包んで渡しましょう。

切手盆のサイズや色

サイズは?

切手盆にはさまざまな大きさのものがあります。

8号サイズ

一番一般的だとされているのが、8号サイズです。
8号(8寸)サイズは、横17cm×縦24cmになっていて小さめの金封から少し大きめの金封にまで対応できる万能サイズなので、一番多く使われているとされています。

9号サイズ

その上のサイズは9号(9寸)サイズで、横19cm×縦27cmとなっています。
こちらは大きめの金封を乗せてもある程度余裕がありますので、ゆとりのある乗せ方をしたいという場合には9号サイズを選んでください。

7号サイズ

7号(7寸)サイズという、横15cm×縦21cmのサイズもありますが、仏事だけに使うという場合は一番小さい7号サイズでも十分です。

色に決まりがある?

切手盆は基本的には黒塗りです。塗りにも越前塗や輪島塗、紀州塗などがあって、それぞれ値段が違ってきますので予算と照らし合わせて選んでください。
黒地で無地のものから、家紋や模様が入っているものまでさまざまですので、用途に合わせて選びましょう。
弔事の際には無地のものか家紋が入っているものが無難です。

切手盆の使い方

女性

切手盆の使い方としては、まず切手盆単体で使うのではなく袱紗が必要になります。読み方は「ふくさ」で風呂敷のようなものです。
この袱紗と合わせて使うのが正式な使い方になっています。ですので、切手盆だけでなく袱紗も用意するようにしましょう。

袱紗の包み方

ひし形になるように袱紗を置き、袱紗の中央からやや右に不祝儀袋を置きます。
右、下、上、左の順番で四隅を折って、右側のはみ出した部分を内側に折れば完成です。ただし、最近では切手盆のみでもOKという場合も多くなっています。
高額のお布施を渡すという場合以外は切手盆のみで、袱紗を使用しないというケースも多くなっていますが、地域や寺院によって違ってきますのであらかじめ親戚などに確認してみるのもいいでしょう。

切手盆を使ったお布施の渡し方

各宗派や地域によって作法が多少違う場合もありますが、一般的には下記のような使い方になりますので覚えておきましょう。

まず、お布施を切手盆に置きましょう。この時切手盆に家紋などがあるのなら自分側に家紋が来るようにします。
また、お布施に書いてある表書きも自分が読めるような向きで載せましょう。
掛袱紗がある場合はここで、切手盆に掛けておきます。
その後、お坊さんに渡すときにはお坊さんから文字が見えるように向きを変えて渡します。
読経が終わった後に、お礼を伝えながら渡しましょう。お礼の言葉としては「本日はありがとうございました。些少ですがどうぞお納めください」というような言葉が無難です。
お坊さんがお布施を取って切手盆が返されたら受け取って終了です。

切手盆の購入方法

Amazonや楽天などのECサイトで購入する

Amazonや楽天などで、切手盆を購入することが可能です。検索で切手盆と入力すればさまざまなサイズや値段の切手盆がヒットしますので、見てみるといいでしょう。
お手ごろな値段のものから、本格的な値段のものまで色々な種類のものがありますので、店に行く時間がないという場合には便利でしょう。

ホームセンターや100円ショップで購入する

できるだけお金をかけずに切手盆を手に入れたいという場合には、ホームセンターや100円ショップで購入するという方法もあります。
ホームセンターでは比較的安めの値段で売っていますし、100円ショップにも置いてありますから見てみるといいでしょう。
値段が安いので、使うのが1回きりという場合にもおすすめとされています。

仏壇店などの専門店で購入する

きちんとしたものを買いたいと思うのなら、仏壇店などの専門店で購入するといいでしょう。
さまざまなサイズや塗りのものが置いてありますし、高級なものもあります。
本物志向でしばらく買い替えるつもりがないという場合には、仏壇店などを見てみてください。

まとめ

このように、切手盆はお布施を渡すために必要なものになります。袱紗でも代用できますが、正式には切手盆を使った方がいいとされていますので、1つ用意しておくといいでしょう。
仏壇店などの専門店だけでなく、インターネット通販やホームセンター、100円ショップなどさまざまな店で売っていますので、都合のいい店舗で買うようにしてください。

監修者のコメント

切手盆はお布施をお渡しする際に使います。いままで法事や法要で寺院とのお付き合いがない場合は新しく必要になりますので、仏壇店やAmazonなどのECサイトでも購入しておきましょう。

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