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神棚の正しい祀り方(飾り方)、方角、並べ方を詳しく解説

神棚の正しい祀り方(飾り方)、方角、並べ方を詳しく解説
  • [投稿] 2021年05月31日
  • [更新] 2021年05月31日

ご家庭にお仏壇はあっても、神棚がある家はなかなか少ないかもしれません。また仏壇と神棚の役割の違いがわからないという方もいるかもしれません。
先祖や御本尊をお祀りする仏壇と異なり、神棚は家族や一族の繁栄、あるいは会社の発展を願い神様をお祀りする、家庭にある小さな神社です。

今回は、初めて神棚を祀る方にもわかるように、神棚の役割や種類、そしてお供えするものや飾り方を解説していきます。

神棚とは?

神棚とは、神道において神様を祀る場所です。
本来なら神社に毎日お参りできればいいのですが、実際には難しいものです。そこで各家やお勤め先などに、神社の代わりとして神棚が設置されているのです。「仏壇」を寺院のミニチュアと考えれば、神棚は神社のミニチュアと言えるでしょう。

神棚に祀られるのは「札宮(ふだみや)」と呼ばれる神札で、通常は伊勢神宮の神札である「神宮大麻(じんぐうたいま)」、住んでいる地域を守る「氏神」、その他に自分が崇敬する神社のお神札を祀ります。

仏壇が御本尊である仏様とご先祖様を祀るのに対し、神棚は日本古来の神々を祀ります。一般家庭で神棚が飾られるようになったのは江戸時代のことと言われています。

神棚の種類

神棚には様々な種類があります。

木曽桧神棚

20年に一度の伊勢遷宮にも使われている最高級の桧(ひのき)の「木曽桧」を主材とした神棚です。長野県から岐阜県にかけて広がる国有林に生える木曽桧は年輪が詰まった木目が特徴で、見た目も美しく、優れた耐久性もあります。神棚用の材質としては、最高級の品と言っていいでしょう。

三社神棚

素材ではなく神棚の形式で、定番の3枚の扉があるタイプです。三社あるので中央に新宮大麻、右に氏神様、左に崇敬している神社の神札を祀ります。一般的には素材は国産桧を使ったものが多いですが、けやきを使ったものもあります。さらに社が増えて横に広がった五社神棚、七社神棚もあります。

一社神棚

これも定番の扉が一枚だけの神棚で、三社神棚に比べ狭いスペースに置けるのでこちらもよく見かけるタイプです。この場合、神札は重ねて祀ります。素材は国産桧が主流ですが、他の素材のものもあります。

箱宮

その名のように箱型のケースに入った神棚で、神具も並べられます。ガラスの扉がついた埃が入りにくいものや、壁にかけられるタイプがあります。

モダン神棚

現代の家屋やマンションでは和室がない家も多くなっています。そこで洋室にも馴染むモダンなデザインの神棚を飾る方も増えています。家具に合わせた木材で作られた神棚もあるので、部屋と色味を合わせることも可能です。扉がなく、神札だけや基本の神具だけを置けるシンプルなタイプが主流です。
モダン仏壇には以下のようなタイプがあります。

壁掛けタイプ

祀り方はそのままですが、棚板は必要とせず、取り付け金具だけで簡単に壁に取り付けられます。

卓上タイプ

家具やキャビネットなどの上に置くことができる神棚です。高い位置には置けませんが、お水やお米の取り替えが便利です。また、賃貸住宅など、壁に穴が開けられない時にはこのタイプもいいでしょう。

デザイナーズタイプ

一見、神棚には見えないデザイン性の高いもので、おしゃれな部屋やオフィスにも合うものもあります

神棚を祀る配置場所

それでは神棚を飾ってみましょう。設置するのに必ずここではなくてはならないという決まりはなく、家の人たちが拝んだりお供えをしたりしやすい場所に設置します。ただし神様を祀る場所ですので、できるだけ清らかで、目の高さよりも高い位置を選びましょう。一般的には、以下のようないくつかの決まりがあります。

神棚を祀るのに適した場所と向き

神様を祀るところなので、明るくきれいな天井に近い目につく場所が良いでしょう。
神棚の向きは、一般的には南向き、また東向きがいいとされています。そのため神棚を置く場所は、部屋の北側、あるいは西側になります。ただし家の造りもあるので、必ずしもその方角にこだわらなくてもいいでしょう。

神棚を祀るのに不向きな場所と向き

避けたほうがいい場所は、人の出入りの多いドアやふすまの上、トイレや台所といった生活感のある場所です。神棚の下を人が通るのは、神様に失礼という考えがあるからです。

神棚を置く向きは、南向きあるいは東向きがいいので、逆の北向きあるいは西向きは避けたほうがいいと言われています。とはいえ家の造りもあるので、その通りにできなくても気にすることはありません。

神棚の上に部屋がある場合は?

人が神棚の上を歩くことも失礼とされていますが、実際、賃貸などでは建物の最上階にでも住まない限りは、神棚の上に部屋があります。その場合は、神棚が一番上にあると見立てる二つの方法があります。ひとつは「雲」と書かれた紙を神棚の上の天井に貼る。もうひとつは「雲板」という雲の形をした板を神棚の上に取り付けるという方法です。

またご自宅なら、神棚の上の階の神棚の真上に当たる位置にタンスやキャビネットなどを置き、人が歩かないようにするという方法もあります。

仏壇との兼ね合い

一般的には神棚と仏壇は別の部屋に置いたほうがいいと言いますが、どうしても同じ部屋に置くしかない場合も出てきます。
その場合は、片方を拝んでいる間に片方にお尻を向けないように、神棚と仏壇を向かい合わせに設置しないようにしましょう。

また、高さ的には神棚のほうが上、並びで置くなら右側がいいとされています。仏壇よりも上位というのに抵抗がある方もいるかもしれませんが、仏壇に飾ってある位牌が神棚よりも上位に来ないようにするという意味もあるようです。

神棚に納めるお神札

お神札の種類

神棚で最も重要なものは、お祀りの対象となるお神札です。「お神札」とは、神様が宿られたしるしとして祀るもので、これがなくては、神棚はただの箱です。神棚に祀るお神札は三種類あります。

神宮大麻

伊勢神宮のお神札となるのが「天照皇大新宮」と書かれた神宮大麻です。神宮大麻は大きさにより3種類あります。ご神徳には変わりないので、神棚にあったサイズを選びましょう。

氏神神社のお神札

氏神神社は自分が居住する土地の氏神様を祀る神社です。わからなければお近くの神社に聞くか、インターネットで検索もできます。

崇敬神社のお神札

氏神神社が地縁や血縁による関係によりお祀りする神社に対し、こちらは個人の信仰で崇敬する神社です。

お神札の並べ方

神棚が三社神棚の場合は、正面に神宮大麻、右に氏神神社のお神札、左に崇敬神社のお神札をお祀りします。
一社神棚の場合は、祀る場所が一か所しかないので、手前から神宮大麻、氏神神社、崇敬神社の順にお神札を重ねてお祀りします。

神棚に揃える神具

神棚で、神様にお供えする食事を「神饌(しんせん)」と呼び、それを乗せる器を「神具」と呼び、お神札の手前に飾ります。最近のモダン神棚などでは簡略化されて置かれない場合もありますが、ここでは基本的な神棚を飾る神具を解説します。

基本となる神具

水玉と皿

毎日お供えする水・米・塩を飾るための入れ物です。お水は「水玉」と呼ばれる器に、お米とお塩は「皿」に乗せます。

丁寧にお供えするならば、お供えは三宝、または八足台(はっそくだい)と呼ばれる台の上に乗せます。
「三宝」はお盆の下についた胴(台)に三方向に穴が空いていることから、「八足台」は縁起がいいように八本の足の上に台が乗せられていることからついた名です。

瓶子(へいじ)

お酒を入れてお供えする器です。神様にお供えするお酒を御神酒(おみき)といい、お酒は純米酒がいいとされています。対になるように2つ置きます。

榊立て

神棚には欠かせない榊(さかき)を入れ、神棚の左右に対で飾ります。榊は毎月1日と15日に新しいものに替えるといいと言いますが、1ヶ月は持つものもあります。少なくとも毎月1日は新しいものに替えましょう。また、造花やプリザーブド榊で代用する場合もあります。

その他の神具

より丁寧に神棚を祀る場合は、以下の神具を足す事もあります。ただしなくても問題ありません。

神鏡

神棚に鏡を置くのは、鏡と向き合うことにより自分を見つめ、清らかな心で神棚に望むために飾ると言われています。神棚では中央に置かれます。神社の中には神鏡を御神体とするところもありますが、神棚ではお神札がそれに代わるので飾り以上のものではありません。

真榊(まさかき)

神様の領域であることを示す神具です。左右にひとつずつ遂になるように置き、三種の神器である鏡・勾玉・剣が飾られています。向かって左が剣、右が鏡と勾玉がついたものを飾ります。

灯籠(神灯)

神棚の両脇にあり、灯を灯します。本物の灯籠のミニチュアの形をしており、実際に灯がつくタイプはLED電球が入っているものが多いです。木曽桧製もありますが、火事などを予防するためプラスチックのものもあります。夕方に点灯し、就寝前に消灯します。

かがり火

こちらは実際にローソクを立てて灯すための神具です。これも左右一対になるように置きます。火事にならないように、こちらはお参り前に灯して、お参りが終わったら消します。

鳥居

ここから先は神の領域であることを示すので、神棚の一番手前に置きます。

しめ縄

しめ縄は聖域と人間世界を区別するために張る縄です。神棚では上部、雲板に取り付けます。その際に、紙垂(しで)と呼ばれる白い紙をつけます。お正月には新しいものに取り替えます。

神棚を飾るときの配置の基本

お供物の配置

まずは基本となるお供物を入れる神具の配置です。
中央に左から水玉、米を入れた皿、塩を盛った皿の三つの供物が並びます。
水玉は、お供えしている間はお水を入れ、ふたは外しておくのが一般的です。お米は炊いていないもの、お塩は海水から作ったものがいいとされています。
並びは、中央にお米、左に水玉、右にお塩と覚えるといいでしょう。

その外側に対になって置かれるのが瓶子です。これもお酒を入れてお供えしている間は、やはりふたを外しておくのが一般的です。外側に置けない場合は三つの供物の後ろでもかまいません。
榊立ては、その外側にやはり対になって置きます。

ここまでが基本的な神具の並びです。

それ以外の神具について

神鏡は神棚の中央に、しめ縄は神棚の上部や雲板に、真榊、灯籠、かがり火は供物の外側に対で置くようにします。

お供物の処分について

お供物についてですが、古くなければ食べたり飲んだりしてかまいません。水は衛生上飲まない方が良いでしょうが、お米や塩、お酒は捨てずに再利用しましょう。神様の力をいただくという考えもあります。

お神札はできればそのお神札をいただいた神社に返納し(難しければ他の神社でもかまいません)、お焚き上げしてもらいましょう。

古くなった神具は、木製のものであれば氏神様の神社でお焚き上げ、それ以外のものであればお塩で清めて不燃物としてゴミに出しても構いません。

お正月の神棚飾りについて

一年の終わりには、神棚を掃除し、年神さまを迎えるための正月飾りをします。正月飾りに変えるのは、12月29日と31日を避けた日がいいとされているので、12月28日か30日にするといいでしょう。その理由は29日は「二重苦」を連想させ、31日は一夜限りになるので神様に失礼という考えがあるようです。

お供物のうち、お酒、お水、お塩は、ふだんのお供えと同じように飾り、お米の代わりになる鏡餅は真ん中に、しめ飾りはしめ縄に取り付けます。しめ縄は1年ごとに変えるのが一般的なので、ふだんから飾っている場合は新しいしめ縄に変えて正月飾りをつけます。

お正月飾りの片付けですが、1月7日に外すのが一般的です。飾られた鏡餅は1月11日の鏡開きの後に食べます。鏡開きの日ですが、地方によって異なる場合があります。

神棚の祀り方(飾り方)のまとめ

神棚は仏壇ほど各家庭に置かれていないので、祀り方や飾り方を知らない人も多いでしょう。また仏壇と共に飾っていいのかと迷う方もいます。しかし神棚は長い間、各家庭で仏壇と共存してきました。その役割を知り、部屋で祀ってみてはいかがでしょうか。また、新しく事務所やお店を開くときも神棚を開設するいい機会かもしれません。

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