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「空の下でふわふわして眠りたい」樹木葬で叶えた市原悦子さんの葬儀・お別れの形

  • [投稿] 2019年02月28日
  • [更新] 2021年05月06日

2019年1月12日に心不全で亡くなった女優市原悦子さん(享年82)。
2017年頃から闘病生活を行っていましたが、樹木希林さん(享年75)との親交から影響を受け、市原さんも「最期まで仕事をし、自宅で自分らしく生きたい。」と決心したそうです。
その言葉の通り、生涯現役を貫き、またお葬式や埋葬についても、生前遺言で周囲に伝え、自身の希望を叶えました。
そんな市原悦子さんお別れの形を詳しくご紹介します。

市原悦子さんのプロフィール

市原悦子(いちはらえつこ)、本名:塩見悦子(しおみえつこ) 1936年千葉県千葉市出身。
早稲田大学卒業後、俳優座要請所に入所し1957年に俳優座に入団。『りこうなお嫁さん』でデビューする。
同年に雑誌『新劇』の新人推賞を受賞するなど新劇女優として高く評価され、デビュー以降、舞台や映画、TVドラマ、ナレーションなど幅広い分野でも活躍。

1961:俳優座養成所の同期の演出家・塩見哲と結婚、1971年に夫の塩見とともに俳優座を退団し、1972年に番衆プロを設立。
1975年:テレビアニメ『まんが日本昔ばなし』スタート。
1983年:テレビドラマ『家政婦は見た!』スタート。当たり役となった。
1990年:映画『黒い雨』で第13回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞。
2012年:S状結腸腫瘍手術。
2014年:4月、53年間連れ添った夫の塩見哲と死別。
2015年:映画「あん」で樹木希林と共演。
2017年:1月、自己免疫性脊髄炎の加療のため休業を発表、6月に翌年のNHK大河ドラマ『西郷どん』のナレーションでの復帰が発表されたが、11月体調を考慮して降板した。
2018年:3月、『おやすみ日本 眠いいね!』(NHK)で仕事復帰。
2019年1月12日心不全のため、東京都の病院で死去。82歳没。

最後の仕事となったNHK『おやすみ日本 眠いいね!』は、亡くなった12日深夜(13日未明)に放送され、市原の訃報は伏せられていました。

最後の様子

2018年12月に盲腸で入院するまで、市原さんは比較的元気で、声だけ出演する仕事に意欲的だったそうです。
映画は2019年秋以降に撮影に入る予定で、CMも近々収録する予定だったといいます。
1月7日と、亡くなる前日(1月11日)に見舞ったゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野さんによると「7日は会話も出来て、治療でろれつが回らなかったけど頭ははっきりしていた。急に『心臓の突き刺さる演奏をしてね』と言われ、帰る時に『大好きだよ』と言ったら、『愛してるわよ』と返してくれた。でも、11日は手を握っても反応はなかった」。

最期は姪らに見守られて息を引き取った市原さん。
姪の久保さんは「最後の数日はほとんど食べられなくなった。話しても、何を言っているのかよくわからなかった。薬も飲めず、点滴をしてもだんだん衰弱していき、心臓の拍動が早くなって、亡くなりました」と話しています。

生前遺言

市原さんは生前の遺言で、樹木葬で埋葬された夫の演出家、塩見哲さんの隣の樹木葬墓地で眠ることを希望しました。
親族によると長く闘病生活を送ったため、「顔を見られたくない。」と話し、埋葬も「暗い骨つぼに入るのも、コンクリートの墓も嫌。空の下でふわふわして眠りたい。」、葬儀についても「緑の森の中で眠りたい。」と話したそうです。

葬儀・告別式、お別れの形

東京・青山葬儀所で、遺族と事務所による合同葬儀として1月17日に通夜、18日に葬儀・告別式が行われました。
無宗教式戒名もありませんでした。

祭壇やひつぎ

葬儀について「緑の森の中で眠りたい。」と話したという市原さんの希望通り、祭壇は森をイメージして緑一色、ひつぎも淡いグリーン。
ひつぎの中には市原さんの著書「白髪のうた」や写真集、台本を読む時に使った眼鏡、愛用の手鏡などを納めました
会場各所には市原さんがこれまでに出演した撮影カットなどが多く飾られ、参列者は市原さんのこれまでの足跡を噛み締めながら別れを惜しみました。

通夜

市原さんのお別れの形で一番の特徴は、お通夜も盛大に行われたことでしょう。
参列者がお通夜としては多い約600人で、竹中直人、阿部寛、宮藤官九郎、井川遥らも駆けつけていました。

まず最初に市原さんの代表作「家政婦は見た」などのドラマの映像が10分間流されました。
弔辞の代わりに親交があるゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野(67)が追悼のピアノ演奏を行い、演奏中にはダンサーが祭壇の前で踊る、異例のパフォーマンスが捧げられました。
曲は市原さんとの共演舞台「二人だけの舞踏会」のテーマ曲「夢とごはんの木」そして、市原さんと夫の演出家故塩見哲さんが大好きだった「三文オペラ」の代表曲「マック・ザ・ナイフ」の2曲が選ばれています。

葬儀・告別式

弔辞は市原さんの初主演映画「蕨野行」の恩地日出夫監督(85)が行いました。
「市原さんと会ったのは、57年の映画『雪国』の衣装合わせで原節子ら美人女優ばかりの撮影所で食傷気味だった私は、こういう女優さんもいるのかと思った。後年、そう話すと、『どうせ私は不美人ですよ』と笑ってました」と振り返っていました。
「市原さんがいると甘えた気持ちがあるから、仕事ができた」と感謝の言葉を述べました。

参列者は献花を捧げて、市原さんを偲んでいました。
そして、市原さんが歌う「年老いた女役者の歌」が流れる中で出棺され、墓地へと向かいました。
ファンなど一般の方のための献花台も用意されていました。
参列者:中尾彬、池波志乃夫妻、ベンガルさん、林遣都さんら約500人。

樹木葬墓地に埋葬

市原さんは生前遺言通り、夫の塩見哲さんが眠る関東近郊の山奥の樹木葬墓地に埋葬されました。

樹木葬とは墓石の代わりに樹木をシンボル(墓標)として遺骨を埋葬することです。
自然に返って眠ることを希望する人に選ばれています。合祀(ごうし)のほか共同埋葬や個別埋葬などさまざまなタイプがあります。

市原悦子さんの生前エピソード

夫の塩見哲さんとは、おしどり夫婦で知られた

夫で演出家の塩見哲(享年80)さんとは俳優座養成所時代の同期として19歳で知り合い、61年に結婚後も舞台の同志でした。
その10年後には塩見さんと退団し、ふたりでプロダクションを立ち上げて以降、市原はテレビドラマや映画など多方面で活躍しました。
おふたりは流産で子宝に恵まれませんでしたが、いつも一緒のおしどり夫婦として知られていました。
2014年に塩見さんが亡くなると、仕事も手につかず自宅に2か月ほどひきこもったこともあったそうです。

晩年の樹木希林さんとの交友

市原さんは2015年、映画「あん」の主人公(樹木希林)が、市原さんの夫・塩見哲さんと同じ樹木葬を選んだことに感銘を受け、同作出演を決めました。
その「あん」では樹木希林さん(享年75)の親友役で初共演しています。
2人が共演した場面は、何とも言えない自然で優しい空気が漂っていたといわれます。
そこから交友を温めていた樹木希林さんが2018年9月15日に亡くなり、市原さはショックをうけていたそうです。

2018年9月30日に営まれた樹木さんの告別式に市原は出席できませんでしたが、闘病中の市原さんは、樹木さんの姿勢「病院にかかりきりは嫌だと自宅療養を選んでがんと向き合い、オファーがあればできる限り仕事を受けていた」ことに影響を受け、市原さんも「最期まで仕事をしたい。入院、通院や治療ばかりの生活でなく、自宅で自分らしく生きたい。」と決心したそうです。

まとめ

市原悦子さんは夫を亡くした翌年という奇跡のようなタイミングで樹木希林さんと映画で初共演し、親交を深めていました。
その影響を受け、自身が闘病生活に入った晩年も仕事を続け、自身の希望するお別れの形を生前に周囲に伝えていました。
女優としてではなくプライベートでは夫との愛に生きた人とも評される市原さんは、夫と同じ樹木葬を選び永眠されています。
その優しく独特の声と語り口とともに、いつまでも私たちの記憶に残る大女優、市原さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。



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