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仏壇のお手入れ|簡単にできる仏壇の掃除手順

仏壇のお手入れ|簡単にできる仏壇の掃除手順
  • 2022年04月04日

お仏壇を購入した後、次に気になるのは、掃除についてではないでしょうか。
大切なお仏壇は、いつも綺麗にしていたいものですね。
そこで、日頃のお手入れから、定期的な大掃除まで、お掃除の内容を説明していきます。

記事の監修

終活ガイドという資格を通じて終活の専門家を育成すると同時に終活ガイドの皆さんが活動する基盤づくりを全国展開中。

日々の掃除と全ての仏具を取り出して行う手順

自分でお掃除する方法には、日々の掃除全ての仏具を取り出して行う掃除の2種類があります。

日々の掃除をすることで、仏具の不具合に気がつきが早かったり、劣化防止にもなります。

掃除を毎日の習慣にするだけでなく、使いやすい道具を準備し、いつでも取り出せるようお仏壇の引き出しに入れておくことをお勧めします。

唐木仏壇と金仏壇に分けて、詳細を説明しますので、お掃除する時期とタイミングに合わせて掃除をしましょう。

仏壇をお掃除するタイミング

一般的に木で作られているお仏壇において、湿気は天敵です。
お掃除後の湿気によりカビが発生し、お仏壇が傷んでしまう原因になります。
できるだけ、お天気の良い日を選んで、お掃除することをお勧めします。

しかし、予定していた日しか日程を取れないなど、ご都合もあるかと思います。もし、雨の日や湿度の高い日にお掃除をすることになった場合、お掃除の後、乾拭きを丁寧に行い、扇風機やエアコンをかけ、湿気を極力取るようにしましょう。

カビの発生を減少することができます。
ただし、お仏壇に向けて、直接風が当たらないように気をつけましょう。

仏壇を日々の掃除する手順

日々の掃除は、目立つ汚れや埃を払う程度で大丈夫ですので、ここで大切なことは、金仏壇に関しては、金箔や金粉が施されている箇所は、絶対に触れないようにすることです。

手順

①ご本尊様とご先祖様に、これから掃除をすることを伝えます
②埃を払います
③汚れを取る
④ご本尊様とご先祖様に、掃除が終わったことを伝えます

ポイント

▼これから掃除をするので、少し騒がしくなることを伝えます。
▼使用するハタキは、専用のハタキを使うことをお勧めします。 一般的なハタキは仏壇を傷つける可能性があります。
▼サッサなどの化学繊維雑巾で汚れを取ります。汚れを無理して取ることはせず、力を入れずに優しく拭くことをお勧めします。
▼お掃除が終わったことを伝えて、お花を新しくするもしくは お水を入れ替え、お線香をあげましょう。

仏具を取り出して行う掃除する手順

こちらでは、自分で全ての仏具を取り出して、本格的に掃除をするときの流れについて、ご説明します。掃除をする際のポイントについてもご紹介していますので、併せて参考にしてください。

また、流れを見てしまうと、1日で終わらせなければいけないと思いがちですが、数日かけて掃除をしても問題ありませんので、無理の無いペースで進めましょう。

唐木仏壇の掃除の手順

①ご本尊様とご先祖様に、これから掃除をすることを伝えます
②仏具を全て取り出します
③埃を取ります
④上置きの汚れを落とし、乾拭き、つや出し(磨き)をします
⑤下置きの汚れを落とし、乾拭き、つや出し(磨き)をします
⑥仏具を乾拭きします
⑦仏具を全て元に戻します
⑧ご本尊様とご先祖様に、掃除が終わったことを伝えます

ポイント

▼これから掃除をするので、少し騒がしくなることを伝えます。
▼取り出す前に、写真を撮っておくと、戻す時に助かります。また、新聞紙を準備していると、取り出した仏具を置く時に便利です。
▼細部の掃除前の準備として、お仏壇の外側を中心に簡単に埃を軽く取ります。
▼上置き部分の汚れを落とした後、乾拭きをし、専用の仏壇クリームでつや出しをします。欄間(らんま)や高欄(こうらん)など、彫刻が施されている繊細な箇所は、注意が必要です。
仏壇掃除専用の筆を使い、無理して汚れや埃を取らないようにしましょう。
▼濡れた雑巾は、湿気の原因となりますので使用を控えましょう。
▼上置きと同じですが、下置きは引き出しがあります。引き出しの内側は乾拭きのみを行いましょう。
▼仏具を傷つけないよう、クロス等、傷が付きにくい拭き布を選びましょう。
▼燭台や経机に蝋(ろう)が落ちている時には、蝋取りスプレーを使いましょう。
▼事前に撮った写真を元に、仏具を戻しましょう。
▼お掃除が終わったことを伝えましょう。その際、お花を新しくし、お線香をあげましょう。

金仏壇の掃除の手順

金仏壇の場合、金箔が剥がれたり、漆の部分に吹き跡が残ったりますので、掃除をする時には細心の注意が必要です。

手順は、唐木仏壇と変わりませんが、金箔や金粉が施されている箇所には、決して触れないよう気をつける必要がありますので、掃除ができる箇所がとても少ないということを覚えて置くと良いでしょう。

また、吊灯篭(つりどうろう)や盛菊輪灯(もりぎくりんとう)など、簡単に外すことができない場合、破損の原因となりますので、ご自分で無理に取ることは控えましょう。

無理して、自分で掃除をしてしまうことで、金箔が剥げる、漆が白濁してしまう等のトラブルが発生し、修復に予想外の金額がかかることがあります。
では、金仏壇を自分で掃除する時の手順について説明しましょう。

①ご本尊様とご先祖様に、これから掃除をすることを伝えます
②仏具を全て取り出します
③埃を取ります
④仏具を乾拭きします
⑤仏具を全て元に戻します
⑥ご本尊様とご先祖様に、掃除が終わったことを伝えます

ポイント

▼これから掃除をするので、少し騒がしくなることを伝えます。
▼取り出す前に、写真を撮っておくと、戻す時に助かります。また、新聞紙を準備していると、取り出した仏具を置く時に便利です。
▼細部の掃除前の準備として、お仏壇の外側を中心に簡単に埃を軽く取ります。
▼仏具を傷つけないよう、クロス等、傷が付きにくい拭き布を選びましょう。お掃除が終わったことを伝えましょう。 その際、お花を新しくし、お線香をあげましょう。

監修者のコメント

仏壇のお手入れは素材によって掃除の仕方が変わリますので注意しないといけないのですが、最近は専用の洗剤などもありますので、上手く使って仏壇の汚れや劣化を防いでください。

まとめ

仏壇の掃除に関してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
掃除は日々行うことで、汚れや劣化の減少に繋がります。
毎朝のお参りの前にハタキをかけるなど、習慣化してしまうと面倒臭さも無くなります。

大掛かりな掃除に関しては、年間スケジュールをたてるのも良いですね。
大切なご本尊様、ご先祖様も気持ちよく安置される環境を作ることで喜んでくれる上、現世に生きている私たちも気分がよくなります。

毎日、手を合わせたくなるようなお仏壇の環境を作り、お仏壇のある素敵な生活を送ってください。

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