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急な不幸によって身内が亡くなった後はしばらくの期間喪中となり、その間は年賀状を受け取ることができなくなります。 そしてそんな時に慣習として送る必要があるのが喪中はがきです。
喪中はがきを送る際には郵便局を利用するのが一般的です。しかしながら郵便局で喪中はがきを送るには色々な手間や、喪中はがきで使うはがきごとの利点等、考えるべきことがたくさんあります。
したがってここでは郵便局を利用して喪中はがきを送るためのポイントについて、いくつかまとめたので紹介します。
結論からいうと郵便局に喪中専用のはがきというものは売っていません。その代わり専用ではありませんが、喪中向けのものとして郵便局には、喪中の挨拶用のはがきというものが販売されています。
これは喪中用の挨拶文があらかじめ印刷されている官製はがきのことで、主に2種類のものがあります。
1つは胡蝶蘭と桔梗の図柄が入った「挨拶文入り喪中はがき」というものです。
そしてもう1つは蓮と菊の図柄が入った「挨拶文入り箔押し喪中はがき」というものになります。
これ等のものは人生で初めて喪中はがきを送ることになった方等が、郵便局が喪中向けに発行している、という安心感から購入することも多いです。
したがって喪中はがきについてあまりよく理解しておらず、更に11月等に身内が急死したため、新年の前に喪中はがきについて調べたり、用意したりする時間があまりないといった方等は、郵便局でこれ等の喪中向けのものを購入するのがいいでしょう。
郵便局で売っている喪中向けの「挨拶文入り喪中はがき」と「挨拶文入り箔押し喪中はがき」は、どちらの種類も普通の官製はがきより割高といえます。
2015年時点では、郵便局等で売っている平均的な官製はがきが1枚62円なので5枚で310円です。それに対し「挨拶文入り喪中はがき」は5枚入りで税込み520円。「挨拶文入り箔押し喪中はがき」は5枚入りで税込み590円になります。
普通のものより割高な理由としては、花や挨拶文等の印刷が既にされているので、その印刷料分の代金が上乗せされているからです。
それゆえに自分で面倒な印刷等をする必要がないので、喪中はがきを作る際はこれ等を購入すれば、手間をあまりかけずにすみます。
ちなみに郵便局では基本的に喪中の挨拶用のものを1枚ずつ売っていることはありません。大抵の郵便局は5枚入りパックと10枚入りパックのみを販売している所が殆どです。
したがって購入枚数の微調整がしにくいので、郵便局で喪中の挨拶用のものを買う際には、あまり買いすぎないように気を付けるといいでしょう。
しかしながらもし多く買いすぎてしまっても、後述する交換システムによって、他のものに換えることができるのでそこまで心配をする必要はありません。
郵便局で販売している喪中はがきを購入したとしても、そのはがきに対する印刷サービスは郵便局では行っていないので注意しましょう。
つまり宛名書き等を行いたい場合は自分の家でプリンター等を使って印刷するか、印刷業者に頼む、あるいは手書きで文字をしたためる必要があります。
また挨拶文入り喪中はがき等は、書いてある挨拶の文面が、基本的に誰にでも送ることができるような無難なことしか書かれていません。
それゆえに挨拶の文面を、送る人それぞれに対してこだわりたいという人等にはこれ等は不向きといえます。
したがってそういう場合は、普通の無地のものを購入して、喪中はがきにする方がいいでしょう。基本的に挨拶文入り喪中はがき等は、喪中向けに使いやすい印刷をあらかじめ施してある点以外は普通のものです。
つまり喪中はがきを作る際に、手間をかけるのが苦でないのならば、それほど無理してこれらの喪中向けのものを買う必要はありません。
ただし図柄に関しては、郵便局でしか殆ど売っていないデザインのものもあります。
例えば喪中向けの図柄としてよく選ばれている胡蝶蘭柄のもの等は、郵便局以外のコンビニエンスストア等のお店では、販売していることが比較的少ないです。それゆえに胡蝶蘭柄でどうしても喪中はがきを送りたいといった人は、郵便局のものを使うことになりやすいでしょう。
宛名書き等を失敗した時のために多めに購入しておいた、郵便局の喪中向けのはがきが予想より余ったりすると、その処分には結構困りがちになります。
何故なら喪中はがきを送る機会等そう頻繁にはないため、普通の郵便に使いにくい挨拶文入り喪中はがき等は、無駄になりやすいからです。
それに元々の値段が普通のものより高い分、簡単に捨ててしまうのはもったいないと思って、その余ったはがきを残してしまいがちだというのも処分に困る理由の一つです。
しかしながら実は余った挨拶文入り喪中はがきや、文面を書き損じたもの等は、郵便局で1枚に付き手数料5円を払うことで、他のものに交換してもらうことが可能です。
具体的に交換できるものとしてはまず、新しい官製はがきが挙げられます。
官製はがき以外にも52円切手等に交換することも可能です。
また切手に交換する際には手数料を上乗せすることで、52円切手より高い切手に交換することもできます。
その他には、レターパック封筒やスマートレター封筒等の、封筒とも換えてもらうことが可能です。
そして更に近親者の死去が突然だったために、新年に向けて用意しておいたが無駄になった年賀状等も、上記と同じようなものに手数料なしで交換することが可能なので覚えておきましょう。
しかしながら余ったはがきと、これらのものを交換してもらう際には注意点があります。
それははがき全体が汚れすぎていたり、はがきの料金印面の部分に書き損じがあったりした場合は、交換が不可能という点です。
したがって宛名等を書く際は交換できることも考えて、優しくはがきを扱い、尚且つ料金印面に字が触れないように気を付けておきましょう。
喪中はがきを初めて送らなければならない人等の場合、使うはがきの種類にも何か決まりがあると思いがちです。
しかしながら実は郵便局で送るのに使う喪中はがきには、特にこれといった決まりはありません。つまり雑貨屋や文房具店等で売っている私製はがきでも、問題はないということです。
ただし一般的には官製はがきを用いる場合が多いので、私製はがきを使うのが気になるという方は、官製はがきにしておくのが無難です。
そして官製はがきは無地なので自分のしたい印刷を自由に施すことができ、文房具屋等で売っている私製はがきよりは、喪中用としての使い勝手はいいといえます。
とはいえ特にこだわりがなく、金銭的な面も気にならないのなら、郵便局で売られている胡蝶蘭柄等の挨拶文入り喪中はがき等を購入する方が、面倒も少なく何かを間違えることもあまりないのでオススメです。
官製はがきを喪中の挨拶で使う場合、気を使わなければならないポイントがあります。
それは郵便番号を囲んでいる枠の色が赤色だという点です。
何故ならば赤は慶事の色なので、喪中の時に使う色としては不適切だという考え方があるからです。慶事というのは分かりやすくいうと祝い事のことです。つまり慶事の色とは一般的にめでたい時等に、よく使われる色のことを指します。
そしてそういう観点でみた場合、赤は生命や誕生を意味する、昔からおめでたいとされてきた色なので、喪中はがきで使うには不適切なのではないか、と一部では考えられています。
したがって官製はがきの赤色の枠が気になる時は、私製はがきに喪中用の印刷をして使いましょう。
しかしながら官製はがきを使う以上は赤色が喪中はがきに入ってしまうのは、仕方ないともいえるためそこまで神経質に気にしないでいい、という考え方もあります。
あるいはそれをいうなら、官製はがきの白色自体が縁起がいいとされている色なのに、赤色だけを気にするのはおかしいと述べる人もいるぐらいです。
つまり特に赤色が気にならないのであれば、官製はがきをそのまま喪中はがきとして使っても問題はありません。
ちなみに赤色以外におめでたい色とされているものには黄金色もあるので、もし赤色を気にして私製はがきで喪中用のものを作ろうとしている方は、黄金色も使わないように気を付けましょう。
官製とは国が作ったという意味を持っています。つまり官製はがきは国が公式に作ったはがきということです。
しかしながら郵便局は、既に民営化されてしまっているため、民営化以降も官製はがきと呼んでいるのはただの昔の名残といえます。
したがって今現在では官製はがきという言葉は、郵便局が発行しているはがきという意味合いで使われています。
そのため民営化以降は官製はがきを、郵便はがきと呼ぶ人も増えています。
そして私製はがきの方は、反対に郵便局で発行されたものではない、はがき全般のことを指します。
私製はがきは形式さえ守っていれば、はがきと認められ、例えばスケッチブックの画用紙等を、官製はがきとほぼ同じサイズで裁断したものでも、私製はがきとして使うことができます。
また官製はがきと私製はがきのどちらについても、喪中はがきとして使用することが可能です。
ただし両者の大きな違いとして、官製はがきは送る際に切手が必要ない、私製はがきは切手を自分で貼る必要がある、という違いがあります。
この違いがあることで、切手を送る枚数ぶん用意しなければならない私製はがきよりは、切手を貼る必要がない官製はがきの方が、コストパフォーマンスの点では優れているといっていいでしょう。
喪中はがきに使うはがきの種類に関しては特に決まりはありません。
しかし喪中はがきに使う切手に関しては、喪中はがき専用のものがあります。一応喪中はがきに普通の切手を貼っても送り先には届きますが、それでは送る相手によってはマナーがなっていないと、不快にさせてしまう恐れもあります。
したがって基本的には、喪中はがきには喪中用とされている切手を用いた方が安心です。
郵便局で買える喪中用の切手の柄には主に3つの種類があります。
その種類とは、ヤマユリ、山桜、胡蝶蘭で、その中でも胡蝶蘭を弔事用の切手として選ぶのが一般的です。
もちろん他の柄の切手でも問題はありません。
しかしながら喪中用という性質上、できるだけ雰囲気の暗めの切手を選んだ方がいいという風潮があるため、胡蝶蘭が選択されることが多いのです。
ちなみに喪中用の切手は、大手のコンビニエンスストア等で購入することもできます。
あるいはインターネット上で郵便局が運営する切手を扱った通販ショップ等もあるので、切手が大量に必要な時は、そこで喪中用の切手シートを注文するのも一つの方法です。
またそもそも切手を貼る作業が面倒だと感じている人の場合は、料金別納で喪中はがきを出すという方法もあります。
しかしこの方法を取った場合人によっては、あまり手間をかけたくなかったのだなと、悪い印象を持たれてしまうリスクも生じます。
したがって面倒でも喪中用の切手を自分の手で貼った方が、いらぬ心配をせずにすむでしょう。
喪中はがきは主に、郵便局で売られている喪中向けのはがきか、普通の官製はがきか、私製はがきのどれかで作るのが一般的です。
まず郵便局で売られている喪中向けのはがきについては、喪中用の挨拶文や喪中はがきに適した図柄等を自分で印刷する必要がないので、作成の手間はかかりにくいといえます。 しかしその分はがき自体の値段が、印刷代等を上乗せされているので、普通の官製はがきより高額です。
そして官製はがきの方は、郵便局で購入できる喪中向けはがきより値段は安いですが、喪中向けの印刷が施されているわけではありません。したがって喪中の挨拶文等については、自分で印刷するか自筆で書き記す必要があります。
また私製はがきについては、はがきを喪中用に作り変える手間に加えて、はがきに使う紙の準備や、弔事用の切手等も必要になってくるので、3つのはがきの中では最も喪中はがきとして作成するのに手間がかかります。 ただし全体の構想の自由度は3つの中で一番高く、胡蝶蘭等の無難なものではなく、故人が好きだった趣味に関する図柄を、好きなスペースを使って印刷できたりします。 したがってそういった手間がかかる分、送り先の相手にも、比較的好印象を抱いてもらいやすいはがきです。
このようにそれぞれのはがきには短所と長所があるので、自分がどういった喪中はがきを送りたいかを、コスパや手間、クオリティ等の観点から総合的に考えて選びましょう。
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