友人へお悔やみの言葉を伝える場面は?友人からの訃報への対応を解説

友人へお悔やみの言葉を伝える場面は?友人からの訃報への対応を解説
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友人へのお悔やみの言葉で、何を伝えれば良いか分からない方はいるのではないでしょうか。

友人に対するお悔やみの言葉は、友人のご両親や祖父母、兄弟や姉妹、子どもや孫など、状況に合わせて伝える必要があります。

この記事では、友人へお悔やみの言葉を伝える場面、伝える際のマナー、メールの判断基準、メールの例文、訃報への対応について詳しく解説します。

友人へのお悔やみの言葉について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

友人へお悔やみの言葉を伝える場面

友人へお悔やみの言葉を伝える場面

ここでは、友人へお悔やみの言葉を伝える場面について詳しく解説します。

友人のご両親や祖父母がお亡くなりになった場合

友人のご両親や祖父母がお亡くなりになった場合、友人本人に対してお悔やみの言葉を伝える必要があります。

ご両親や祖父母を失った悲しみは計り知れないため、使用する言葉を選びながらお悔やみの言葉を伝えることが重要です。

友人の兄弟姉妹がお亡くなりになった場合

友人の兄弟姉妹がお亡くなりになった場合も、お悔やみの言葉をお伝えください。

生前一緒に遊んだり、お世話になったりしたことがある場合は友人本人に対してはもちろん、お亡くなりになった兄弟姉妹に対してもお悔やみの言葉が必要です。

友人の子どもや孫がお亡くなりになった場合

友人の子どもや孫がお亡くなりになった場合も、お悔やみの言葉を伝えましょう。

会話したり、交流したりと何らかの関わりがあった場合は友人本人に対してお悔やみの言葉を伝えつつ、子どもや孫に対しても弔意を示します

以下の記事ではお悔やみの言葉について詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。

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友人へお悔やみの言葉を伝える際のマナー

友人へお悔やみの言葉を伝える際のマナー

友人へお悔やみの言葉を伝える際は、マナーを守る必要があります。ここでは、友人へお悔やみの言葉を伝える際のマナーについて詳しく解説します。

お葬式に参列するのが本来のマナー

友人の近しい人がお亡くなりになった場合は、お葬式に参列するのがマナーとなります。

友人から身近な人がお亡くなりになったことを伝えられた場合、お葬式の日程を確認して参列したい意思を示しましょう

しかし、お葬式に参列するのはあくまでも本人と深い関係にあった場合のみとなります。

ご両親や祖父母にお世話になった、兄弟姉妹に遊んでもらった、子どもや孫と遊んだなど、何らかの関わりがあった場合はお葬式にご参列ください。

一方で、最近は家族葬など身内のみで行うお葬式もあり、友人によってはご家族だけでお葬式を執り行うことも珍しくないため、形式については確認しておくと良いでしょう。

ただし、こちらからお葬式について伺うのは失礼になる可能性があるため、友人本人の口から聞かされない限りは、深く詮索しないのもマナーです。

慎重な言葉選びが求められる場面だけに、お葬式については失礼のないように詳細を伺うようにしましょう。

参列できない場合は弔電・手紙を送る

お葬式に参列できない場合は、弔電・手紙を送るのが良いでしょう。

弔電はお通夜・葬儀・告別式・ご火葬などに参列できない場合、弔意を伝えるために送る電報のことです。手紙は故人さまを弔う気持ちを、紙で伝えるためのものとなります。

訃報は急にやってくるもので、都合よく土日祝日などの休日にお葬式が執り行われるわけではないため、仕事やプライベートの予定で参列できないことはよくあります。

その際、単に断るのではなく弔電・手紙を送ることで弔意を伝えるのがマナーです。

どちらも参列したい意思はあったが、どうしても叶わなかったことを伝えると友人に対して誠意が伝わるため、お悔やみの言葉を添えて送りましょう。

内容は、故人さまとどのような関係だったのかを簡潔に示すことで、生前の関係についても伝えられるため、お悔やみの言葉とともに2人の関係性についても触れておくと良いです。

どうしても故人さま本人に線香をあげたい場合は、後日友人の予定を確認して弔問するのが望ましいです。

親しい間柄はメールでもOK

友人と故人さまの双方と親しい関係にあった場合は、メールでも問題ありません。

メールは一見すると失礼にならないか気がかりですが、親しい間柄の場合はメールやSNSなどのメッセージ機能を活用しても構いません。

親しくない相手に対してメールだけで済ませるのは失礼ですが、生前から深い関係にあった場合は取り急ぎメールを返信し、後日お葬式に参列する形でもOKとされています。

以下の記事でもお悔やみメールについて解説しているため、あわせてご覧ください。

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お悔やみメールの判断基準

お悔やみメールの判断基準

お悔やみメールを送るべきかどうかは、相手との関係性や親密度、訃報を受け取った状況、連絡先の有無などから判断するのが望ましいです。

ここでは、お悔やみメールの判断基準について詳しく解説します。

相手との関係性や親密度

相手との関係性や親密度によっては、お悔やみメールだけで問題ありません。

例えば、友人と故人さまの双方と親しい間柄にあった場合は、メールでお悔やみの言葉を伝えてもマナー違反にはならないため心配無用です。

メールの方が迅速にやり取りできるため、よりスピード感のある対応が求められる場面では便利な連絡手段となるでしょう。

会社の上司・部下・同僚、学校の先輩・後輩など一定の距離がある人に対してのメールはマナー違反ですが、友人のように親しい間柄であればまずマナー違反にはなりません。

不安な場合は電話などで対応するのが望ましいですが、相手が友人であればメールなど役に立つツールを使用することを推奨します。

訃報を受け取った状況

友人からメールで訃報を受け取った状況であれば、そのまま返信して構いません。

訃報は電話などで伝えられるのが一般的ですが、最近では親しい間柄の人にメールで伝えるという人も珍しくなく、訃報がメールで送られてくることがあります。

メールに対して電話で対応する形でも問題はありませんが、原則としてメールで送信されてきた場合はメールで返信するのが望ましいです。

連絡先の有無

連絡先の有無によって、メールするかどうかを判断できます。

しばらく連絡を取っていなかった場合、友人のメールアドレスが変わっている可能性があり、メールをしようにもできないという状況もあるでしょう。

この場合は無理にメールしようとせず、電話などでお悔やみの言葉を伝えるのが望ましいです。自宅が近くにある場合は、確認を取ってから訪問することを推奨します。

お悔やみメールの例文

お悔やみメールの例文

お悔やみメールは、具体的に何を送れば良いのか判断に迷うものです。ここでは、お悔やみメールの例文をいくつか紹介します。

例文1

例文の一つ目は、以下の通りです。

件名:〇〇より、お悔やみ申し上げます。

本文:故人さまのご逝去を知り、驚いて連絡しました。△△(友人)さんをはじめ、ご家族の皆様は辛い思いをされていることと思います。遠方のため、駆けつけてあげられず申し訳ありません。

あまり力を落とさず、心身にお気を付けください。□□(故人さま)のご冥福を心よりお祈りします。なお、メールの返信は不要です。

以上の例文は、故人さまがお亡くなりになったことに対する驚きと、友人の悲しみに対する配慮を伝える文面となっています。

お悔やみメールでは、メールの返信が不要であることを伝えておくと返信の負担を軽減できるため、文面の最後に添えておくのが良いでしょう。

例文2

例文の二つ目は、以下の通りです。

件名:この度は、ご愁傷さまです。(〇〇より)

本文:この度は□□(故人さま)の突然の訃報に言葉もありません。△△(友人)さんの悲しみを思うと、心が締め付けられる思いです。何か力になれることがあったら、いつでもご連絡してください。

どうかあまり無理をせず、お身体を労ってください。ご返信には、お気遣いなくお願いいたします。

以上の例文は、故人さまの訃報に対するショックと、友人の気持ちに対する理解を伝える文面となっています。

お悔やみメールには返信不要の文言を添えるのに加え、相手の体を思いやる文面を添えておくとなお良いでしょう。

友人からの訃報への対応

友人からの訃報への対応

友人からの訃報への対応は、迅速に行うのが望ましいです。ここでは、友人からの訃報への対応について詳しく解説します。

訃報を受けたら必ず返信する

友人から訃報を受けた場合は、必ずご返信ください。

電話が来たらすぐに出るのはもちろん、事情があって出られなかった場合は当日もしくは翌日までには必ず折り返しの電話を入れるようにしましょう。

メールが送信されてきたら内容をよく確認し、まずはお悔やみの言葉を添えて返信します。その後、お葬式についての詳細を確認しておくと安心です。

お葬式の手配などの関係からすぐに返事がほしい状況となるため、可能な限り早く返事をするのがマナーとなります。

お葬式について聞いておく

訃報の連絡が入ったら、お葬式について聞いておきましょう。聞いておくべきことは以下の通りです。

  • お葬式の形式について
  • お通夜・葬儀・告別式・ご火葬について
  • 時間・場所・喪主について
  • 共通の友人について

まずは、お葬式の形式がどのようなものなのか確認しておくことを推奨します。

お葬式は一般葬を執り行う人が多いですが、最近では身内のみで行う家族葬やご火葬のみを行う火葬式(直葬)を行う人も少なくありません。

お葬式に参列するとはいっても、形式によってお通夜・葬儀・告別式・ご火葬の内容が変わるため、あわせて確認しておくのが安心です。

一般葬であれば1日目にお通夜、2日目に葬儀・告別式・ご火葬を執り行うのが一般的であるため、スケジュール的に2日間は空ける必要があります。

対して、家族葬や火葬式(直葬)はそもそも身内のみで行うとの理由から参列を求められないこともあります。

一般葬で参列が求められる場合は、先に時間や場所、喪主についても聞いておきましょう。

他に共通の友人がいる場合は誰に訃報を入れたのか、今後誰に訃報を入れる予定なのかを確認しておくとよりスムーズに対応できます。

お葬式へ参列できる場合

お葬式へ参列できる場合は、以下の流れに沿って対応しましょう。

  1. 参列の可否を連絡する
  2. 当日は葬儀場で挨拶する
  3. 受付で芳名帳に記入する
  4. 受付係の人に香典を渡す
  5. お悔やみの言葉を伝える
  6. お通夜・葬儀・告別式・ご火葬に参列する

まずは、参列の可否を連絡します。いきなり葬儀場に行っても席が準備されていない可能性があるため、あらかじめ連絡しておくのが望ましいです。

当日は葬儀場に受付が設置されるため、そちらで挨拶を済ませ、芳名帳に記帳し、受付係の人にお悔やみの言葉とともに香典をお渡しください。

お悔やみの言葉を伝える際は他の参列者の迷惑にならないよう長話はせず、手短に済ませるのが良いでしょう。その後、お通夜・葬儀・告別式・ご火葬にご参列ください。

お葬式の形式によっては1日で終わるものと2日かけて行うものがあるため、具体的なスケジュールについては事前に確認しておきましょう。

お葬式へ参列できない場合

お葬式へ参列できない場合は、以下の流れに沿ってご対応ください。

  1. メールで返信する
  2. 弔電・手紙を送付する
  3. 郵送で香典を送る

親しい間柄の友人に対しては、まずメールで返信します。

遠方にいる場合や連絡がなかなかできない場合は、電話ではなくメールで良いため、すぐに返信してお悔やみの言葉を伝えましょう。

その後、別途で弔電・手紙を送付する他、郵送で香典を送るのが望ましいです。

なお、友人によっては香典を辞退している場合があるため、もし辞退されていたら無理に送らないようにしてください。

忌み言葉・重ね言葉は避ける

お悔やみの言葉では、以下のような忌み言葉・重ね言葉は避けるのがマナーです。

繰り返しを連想させる重ね言葉 かえすがえす、重ね重ね、くれぐれも、しばしば、重々、たびたび、たまたま、次々、時々、どんどん、日々、ますます、またまた、みるみる、わざわざ
決別を連想させる忌み言葉 飽きる、失う、薄い、疎んじる、終わる、返す、帰る、嫌う、切る、切れる、断る、裂ける、冷める、去る、捨てる、疎遠、耐える、出す、泣く、逃げる、放す、離れる、ほころびる、ほどける、戻る、揉める、離縁、離婚、別れる
不幸を連想させる忌み言葉 相次ぎ、飽きる、浅い、焦る、褪せる、生きていた頃、忙しい、痛い、おしまい、落ちる、衰える、終わる、欠ける、悲しむ、枯れる、九(く)、崩れる、消す、壊す、最後、冷める、去る、四(し)、死ぬ、しめやかに、捨てる、葬式、絶える、散る、倒れる、弔う、とんでもない、流す、無くす、亡くなる、涙、冷える、病気、降る、仏、ほどける、滅びる、負ける、短い、病む、破る、敗れる、割る、悪い

以上のように繰り返しを連想させる重ね言葉、決別を連想させる忌み言葉、不幸を連想させる忌み言葉は使用しないのがマナーとなります。

絵文字・スタンプは避ける

お悔やみのメールを送る場合、絵文字・スタンプは使用してはいけません。

絵文字やスタンプは明るい文面となるため、お悔やみの言葉としては不適切です。相手が気丈に振る舞って絵文字・スタンプを使用していても、自身は使ってはいけません

死因について詮索しない

死因については、どのような理由があっても詮索しないようにしましょう。

老衰でお亡くなりになることもあれば、病気でお亡くなりになることもあるため、死因を聞くのは失礼です。

何らかの事情がある可能性も加味し、死因については触れてはいけません

まとめ

友人へお悔やみの言葉を伝えるのは、ご両親や祖父母、兄弟姉妹、子どもや孫がお亡くなりになった場合などです。

いずれの状況でも本人は心を痛めているため、お悔やみの言葉を伝える際には慎重な言葉選びが求められます。

地域によっては独自の風習が残っているところもあるため、対応の仕方については地元の葬儀社もしくは年長者に聞いておくと安心でしょう。

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