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お通夜に参列する際に気をつけたいのがアクセサリーです。
結婚指輪以外のアクセサリーは装着しないのが一般的ですが、真珠のアクセサリーは装着しても問題ないとされています。
また、マナーを守ることを前提に、シンプルなアクセサリーであれば装着できる場合もあります。
いずれにしても、お通夜に参列する際には故人さまやご遺族に失礼のないようにマナーを守ることが大切です。
この記事では、お通夜における適切なアクセサリーやマナーについて紹介します。
お通夜のときに装着してもよいとされているアクセサリーは、真珠があしらわれているものです。ここでは、真珠であれば装着できる理由やNGのケースなどを紹介します。
真珠のアクセサリーをお通夜に装着できる理由は、真珠には故人さまへの哀悼を象徴する意味があるためです。
真珠には月の涙という意味があり、お通夜では故人さまを失った悲しみを表現するために装着します。
洋装の喪服でお通夜に参列するなら、フォーマルなドレスコードとして、真珠のアクセサリーを装着するのがふさわしいという考えもあるほどです。
これは、1965年にイギリスで行われたウィンストン・チャーチル元首相の国葬時に、エリザベス女王が真珠のジュエリーを身につけていたことがきっかけであると言われています。
一方で、和装の場合は基本的にアクセサリーは身につけない方がよいでしょう。
日本のお葬式でアクセサリーを身につけるようになったのは、洋装の文化が入ってきた明治時代頃からです。弔事の席において、着物にネックレスは相応しくありません。
お通夜に参列する際には、宗教に関係なく洋装なら真珠のアクセサリーを装着して問題ありません。
キリスト教においても真珠は、大切なジュエリーの一つであるとされています。昔から特別なジュエリーとして扱われてきた背景もあり、お通夜に装着しても問題ないというわけです。
「殺生したものであるため仏教には相応しくないのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、仏教でもお坊さんが使う「りん」や「かね」を打つ棒には動物の革があしらわれているため、真珠のアクセサリーがNGという根拠にはつながらないでしょう。
お通夜に身につけるアクセサリーの真珠は人工でも問題ありません。
真珠にはさまざまな種類があり、その中でもあこや貝から採れるあこや真珠がアクセサリーの定番です。
しかし、近年は製造技術が進化しており、人工真珠でも本真珠に劣らない品質を持っていて見た目も大きな違いはありません。
お通夜におけるアクセサリーでは色や形が大切で、素材はそこまで重要視されません。
派手な色やデザインのアクセサリーは、真珠であってもお通夜にはNGです。
特に淡水真珠ではオレンジ系の派手な色が多くあります。これらは華やかな見た目からお通夜には相応しくありません。
黒やグレーでも、光沢が強すぎて豪華に見える真珠は避けた方がよいでしょう。
また、白はお祝いごとに使用する色というイメージがありますが、白真珠は冠婚葬祭すべてに使えるジュエリーです。
お通夜では、真珠が2連や3連のデザインのアクセサリーはNGです。「悲しみや不幸が重なる」と連想させてしまうことが理由として挙げられます。
真珠のネックレスはアイテムによって長さが異なっており、2連や3連と重ねてコーディネートを楽しめるものです。
しかし、お通夜においては縁起が悪いとされているため、アクセサリーを装着する場合は必ず1連のものを選びましょう。
お通夜では、真珠が使われていても長いネックレスはNGです。
長いネックレスから「悲しみが長引く」と連想するためで、ご遺族に対して失礼にあたります。お通夜にネックレスを装着して参列する場合は、短めのタイプがよいでしょう。
一般的に40cmから45cmの長さを目安にし、装着したときに鎖骨あたりで収まるデザインがベストです。
ただし、人の首の太さによって長すぎる場合や短すぎる場合もあるため、その人に合ったものを選ぶ必要があります。
お通夜に真珠のイヤリングやピアスを身につける場合は、揺れないデザインのものを選びましょう。
揺れるデザインは派手な印象を持たれる可能性が高く、お通夜には相応しくないためです。
真珠のイヤリングやピアスを身につける場合は、揺れずに固定されているデザインのものを選ぶ必要があります。
また、金属部分については目立ちにくいシルバー系のものがよいでしょう。
お通夜では、真珠以外にもモーニングジュエリーがあしらわれているアクセサリーが装着できます。ここでは、お通夜で真珠以外に身につけられるアクセサリーを紹介します。
黒曜石は、魔除けのパワーストーンとしても人気がある天然ガラスです。
火山活動によって作られ、溶岩となって冷やされて生じます。色は基本的に黒色であり、中には緑色や黄色が混じっていたり、グラデーションがあったりするタイプもあります。
黒曜石はモーニングジュエリーとしても使用されており、派手な見た目でなければ真珠と同様にお通夜に装着しても問題ありません。
黒瑪瑙とも呼ばれるブラックオニキスは、古くから魔除けのパワーストーンとして親しまれてきたジュエリーです。
ヨーロッパではモーニングジュエリーとして、お葬式の場において一般的に使われています。日本のお通夜においても、同様に装着して問題ありません。
ただし、カットが施されているブラックオニキスは光を反射してきらびやかな印象を与えます。
華やかな印象を与えてしまう可能性があるため、お通夜の場にはカットがないものが相応しいです。
樹木の化石であるジェットも、故人さまを偲ぶモーニングジュエリーとされています。
ジェットは旧石器時代より人類が身につけてきた黒い宝石で、主な成分はダイヤモンドと同じ炭素です。もとが樹木であるため、非常に軽くて柔らかいジュエリーとして人気があります。
イギリスのビクトリア女王が愛用したジュエリーとしても知られており、現在では日本の皇室においても使用されています。
また、美しく温もりのあるジュエリーとしてだけでなく、魔除けのパワーストーンとしても人気です。
お通夜では、シンプルで地味なアクセサリーであれば装着しても問題ありません。ここでは、お通夜のアクセサリーで気をつけるポイントを紹介します。
お通夜では、結婚指輪の着用は問題ありませんがそれ以外の指輪を着用するのはNGです。
ただし、結婚指輪でも素材がゴールドなものや、ダイアモンドがあしわれているものは外した方がよいでしょう。
お通夜の場面では華やかすぎて、故人さまやご遺族に対して失礼になる可能性があります。
プラチナやホワイトゴールド、シルバーで光沢感が少なく、シンプルなデザインであれば問題ないでしょう。
これらの素材でも、デザイン性があって目立ってしまうのは控えた方がよいです。
いずれの場合も、お通夜はおしゃれを楽しむ場所ではないため、無理に指輪を身につける必要はありません。
お通夜では腕時計を装着しても問題ありませんが、デザインやサイズによっては場に相応しくありません。
お通夜で身につける時計はシンプルが基本で、光沢があったりごつごつしたりするものはNGです。
目立つデザインはおしゃれな印象を与えてしまい、不快に感じる方もいるため注意が必要です。シンプルなデザインでも、ゴールドの時計や文字盤が大きいものも派手な印象を与えるため控えましょう。
時計に使用されているベルトも金属製か黒の革製がベストです。輝きが目立つステンレスのベルトも、お通夜には避けた方がよいでしょう。
また、お通夜中に時計を何度も見ていると、周囲から「時間を気にしている」と思われてしまいます。周囲に誤解を与えないためにも、時計を装着せずにお通夜に参列するのも方法の一つです。
お通夜では、髪をまとめる際にはヘアアクセサリーを使っても問題ありません。
ヘアゴムやピンを使ってもきれいにまとまらない場合は、ヘアネットやバレッタを代用できます。ただし、使用するヘアアクセサリーは黒が前提であり、明るい色はお通夜の場に相応しくありません。
黒色でも、大きなリボンやスパンコールのように目立ったり、光ったりする素材はNGです。また、黒色でもカジュアル色が強いカチューシャやシュシュは避けた方がよいでしょう。
お通夜のヘアアクセサリーは、髪をまとめるためのみに使います。ショートヘアのように髪をまとめる必要がない場合、ヘアアクセサリーを用いるのは避けましょう。
お通夜でブローチを装着するのは避けた方がよいでしょう。
ブローチはもともと生地や衣類の端を留める実用的な道具ですが、今は装飾品として扱われています。モーニングジュエリーにもブローチはあるものの、お通夜にブローチを装着する必要はないでしょう。
一方、法要であればブローチを避けても問題ありません。その際は、真珠のあしらわれた色やデザインが控えめなものを選びましょう。
お通夜の持ち物やマナーは以下の記事でも詳しく解説しています。
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お通夜に参列する際には、アクセサリー以外の身だしなみにも注意しなければなりません。ここでは、お通夜の身だしなみで気をつけたいポイントを解説します。
お通夜に参列する際の服装は、男性・女性ともに洋装の喪服か地味な色のスーツが無難です。洋装の喪服はブラックスーツのことで、お通夜の服装として問題ありません。
男性の場合、ワイシャツは白無地のレギュラーカラー、ネクタイやベルトは黒色で光沢素材でないものが望ましいです。
女性はパンツやワンピース、アンサンブルのスタイルが基本で、露出が高いデザインは控えましょう。
以前は、ご遺族に「お葬式の準備をしていたと思われる」という理由から、お通夜では地味な服装を着用するのが一般的でした。
しかし、現代ではお通夜まで時間に余裕があるケースも増えており、喪服での参列は失礼にあたらない風潮になっています。
一方で、お通夜の服装において一般参列者が和服を着用するのは避けた方がよいでしょう。その理由は、和服は故人さまに近い親族が着用するものであるためです。
和服は第一礼装であり、弔問する側はご遺族よりも格の高い喪服でない方がよいとされています。
お通夜に参列する際、髪型は男性も女性も清潔感があってすっきりとした印象にまとめることが大切です。
男性は可能なら短髪スタイルがよく、ロングの場合はオールバックが望ましいでしょう。整髪料の使用は問題ないものの、光沢を抑える必要があります。
ヒゲは、伸ばしたままだと清潔感がないと見られる可能性があります。参列する前には、きちんと剃って整えておきましょう。
女性はショートやボブなら、顔が隠れないならそのまま参列しても問題ありません。ミディアムやセミロングは後ろで一つに結び、横髪や後髪は出さないようにしましょう。
ロングの場合は、髪の毛を後ろで一つ結びにし、結ぶ位置は耳より下が基本です。
髪色に関しては、男性も女性も黒が望ましいとされています。ただし、ダークブラウンなど暗めの色であれば染めていても問題ありません。
お通夜に参列する際、男性はバッグを持たず、女性はフォーマルなバッグを持参するのがマナーです。
男性は財布やスマートフォンなどの貴重品をバッグに入れず、スーツのポケットに入れましょう。職場からお通夜に直行する場合、カバンをどこに保管するか困る場合もあります。この場合、お通夜の会場やその近くのコインロッカーを探して預けましょう。
女性は派手なデザインのバッグはお通夜の雰囲気に合わないため避けましょう。バッグの色は黒が基本であり、派手さがなくてもカジュアルなものは控える必要もあります。
また、黒色のバッグでも大きなものは、他の参列者の注目を集めてしまうため注意しなければなりません。
トートバッグやショルダーバッグもカジュアル感があるため、お通夜に参列する際の使用は避けましょう。
動物の皮が使用されているバッグも、お通夜の場には相応しくないため、避けましょう。お通夜での持ち物については、以下の記事でも詳しく解説しています。
お通夜に参列する場合は、靴・靴下・ストッキングともにシンプルで黒色が基本となります。
男性の場合、フォーマルな場では肌の露出を控えるのがマナーです。そのため、靴下を着用する際には長めの靴下をおすすめします。
靴下の丈が短いと靴を脱いで座った際に、ズボンの裾から肌が露出する場合があるため注意しましょう。靴は光沢がない黒の革靴が基本です。
女性の場合、洋装の喪服にはストッキングを履くのが基本となります。光沢があったり、柄が入ったりしているストッキングは派手な印象を与えるためNGです。
靴はシンプルなデザインのプレーンパンプスがベストで、金具が目立たないならストラップ付でも問題ありません。
一方、つま先がとがっているポインテッドトゥはカジュアルな印象が強く、お通夜には相応しくありません。つま先の見えるオープントゥもマナー違反となるため注意しましょう。
この記事では、お通夜にアクセサリーは問題ないかどうかをはじめ、選び方や適切な服装等を解説しました。
真珠やジェットなど、モーニングジュエリーがあしらわれているアクセサリーは、お通夜でも洋装であれば装着しても問題ありません。一方、派手なデザインや色のアクセサリーは控える必要があります。
モーニングジュエリーのアクセサリーでも、ネックレスだと2連以上のものや長すぎるものはNGなど、マナーがあるため注意しましょう。
ご遺族や故人さまにとって失礼のないよう、アクセサリーの装着も考える必要があります。
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