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お通夜や葬儀・告別式などのお葬式や法事での子供の喪服は、何を着せたらいいのでしょうか。赤ちゃんや幼児は白色や水色など控えめな色がマナーです。小学生以上は制服があれば、制服が子供の礼服ですから制服を着用させます。黒白以外の色や柄があっても気にしなくてかまいません。大人ほど厳密ではない子供の喪服マナー、年代別に詳しくご紹介します。
この記事の監修者
岩田 昌幸
人はなぜ弔い、弔われるのか、葬送儀礼を意味のある営みとして理解し、私たちは次世代へ伝えていきます。葬送儀礼マナー検定実施中。
色々な考え方がありますが、子供は喪服(礼服)でなくても大丈夫です。
子供用の喪服というものはありますが、必ずしも必要ではありません。子供は成長していくので大人のように一式揃えたら10年近く使える、なんてことはありません。
卒園式や入学式などもかねて気回せる、キッズ用のフォーマル服を購入したりレンタルしたりする方はいますが、基本の服装マナーを押さえれば、必ずしもフォーマルな喪服を一式揃える必要はありません。
赤ちゃんはお通夜や、葬儀・告別式には連れて行かないのが原則という方もいますが、故人が家族や親戚の場合にはなかなかそうはいきません。
一緒に参列する場合には、黒色や白色が好ましいですが、新生児服やベビー服で黒色を探すのは大変です。ベージュや薄い水色といった控えめな色味であれば失礼にあたりません。
それよりも、気をつけるべきマナーは泣いたりぐずったりした時に、すぐに席を外せる場所で参列することです。お経や木魚の音など、いつもと違う雰囲気を敏感に察知して、泣き出しやすい場合もあるので、臨機応変に対応することを心掛けましょう。
子供のお通夜、葬儀・告別式などお葬式の参列では制服を着用します。子供は制服が正式礼服です。
靴は黒色の靴か、学生らしい白や紺、グレーなどのスニーカーでも問題ありません。 派手でなければ失礼ではありません。大人はNGなローファーも子供は好ましいとされます。
靴下は黒色がベストですが、学生らしい白やグレーなど無地の靴下なら、他の色でも良いです。くるぶし丈は避けます。
赤ちゃんと同様、ぐずりだしたらすぐに外に出られるように、なるべく出入口の近くといった席を外しやすい場所に座るようにしましょう。
制服がない場合は黒白のモノトーンでまとめた服装や、制服風の服装を着用させます。普段着や冠婚葬祭全般で気回せるものを用意すると良いでしょう。
イオンやGU、ユニクロ、西松屋、しまむら、コムサイズム、無印良品や通販ショップなどを利用して購入される方が多いようです。もちろん、子供向け礼服ブランドで揃えられる方などさまざまです。
男の子の喪服にできる服装は、白シャツ、黒・紺・グレーのズボン、(あれば)ブレザーや黒のジャケットです。サテンのような光沢のある素材は避けます。
黒・白・紺・グレーの靴下でくるぶし丈はNGです。
黒色の靴がベストですが、派手ではないスニーカーもOK。ローファーも子供は問題ありません。※コーディネートは全て無地か、ワンポイントまでの控えめな柄とします。キャラクターデザインは避けましょう。音がなるような靴もNGです。
女の子の喪服にできる服装は、白の襟付きブラウス、黒、紺、グレーのスカートやワンピースです。サテンのような光沢のある素材は避けます。
黒・白・紺・グレーの靴下でくるぶし丈はNGです。膝上丈のニーハイソックスやルーズソックスもやめましょう。
黒色の靴がベストですが、派手ではないスニーカーもOKです。ローファーも子供は問題ありません。サンダルやミュールはNGです。
※コーディネートは全て無地か、ワンポイントまでの控えめな柄とします。キャラクターデザインは避けましょう。音がなるような靴もNGです。
小さい子供で着なれないきちんとした服装では、ぐずりそうという場合や夏など暑い時は、上のシャツやブラウスを白・黒・紺のポロシャツにしても良いでしょう。
結べる長さがあれば耳より下の高さに後ろでまとめて、すっきりさせるのがおすすめです。お葬式ではお辞儀をしたりや焼香をしたりする場面がありますので、注意しましょう。
結べるほどの長さでない場合はピン留で横の髪を留めるのもすっきりします。
ゴムや髪留めは黒や茶系の物を使い、リボンなど華やかな髪飾りは避けます。黒色であればバレッタやシュシュを使っても失礼にはあたりません。
学生の場合、学校の制服がある場合は、お通夜・葬儀・告別式や法事の席では制服を着用するのがよいでしょう。学生は学生服が正式礼服です。元々の制服のデザインでカラーのラインが入ってる等は基本的に問題ありません。
靴は黒色の靴か、学生らしい白や紺、グレーなどのスニーカーで問題ありません。大人はダメなローファーも子供は問題ありません。
靴下は黒色がベストですが、学生らしい白やグレーなど無地の靴下でも良いです。くるぶし丈は避けます。膝上丈のニーハイソックスやルーズソックスもやめましょう。
制服がない場合、制服風の格好や大人と同じブラックフォーマルを着ます。白シャツや白ブラウスに黒のズボンや黒のスカート、黒のワンピースなどです。 色は紺やグレーなど控えめなものであれば問題ありません。サテンのような光沢のある素材は避けます。
冬なら紺のブレザーや黒のカーディガン、スクールセーターなどを着用しましょう。
靴下や靴も制服を着用する場合と同じで、黒色の靴か、学生らしい白や紺、グレーなどのスニーカー、またはローファーもOKです。靴下は黒色や白やグレーなど無地のものです。くるぶし丈は避けます。
高校3年生なら、大学の入学式や就活用のリクルートスーツを兼ねるものとして用意される人もいます。周りからお借りしたり、喪服(礼服)のレンタルサービスを利用したりという方法も検討できます。
基本的に小学生以下の子供と同じ配慮をします。結べる長さがあれば、耳より下の高さに後ろでまとめてすっきりさせ、結べるほどの長さでない場合は、ピン留で横の髪を留めましょう。
また、結婚式など慶事向きのアップスタイルなどのヘアアレンジはやめましょう。
髪の色をかなり明るく染めている場合は、時間がとれるようなら染め直してもよいです。 子供の場合に極端な明るさに染めている事はまれかと思いますので、神経質にならなくても良いでしょう。
男の子も派手すぎず、自然な髪型を心がけましょう。
子供は成長していくので、喪服(礼服)を一式揃えてもしばらくすると着られなくなるものです。制服がない場合には、儀・告別式などお葬式などには喪服(礼服)のレンタルという方法もあります。
現在ではネットレンタルも多くあり、各サイズで喪服一式(靴は除く)が揃います。靴やコート、ボレロなどや小物のレンタルもできて便利です。
条件によっては即日発送のレンタルショップもありますので制服がない場合は検討してみても良いでしょう。
葬儀社でレンタルできる場合もあります。
制服であれば色や柄は問題ありません。子供(特に小さな子供ほど)の参列では周りも大人のようには気にしない方がほとんどです。そうはいっても華やかな制服で気になる場合は、靴下を黒や紺にする、靴を黒色にするなどで喪に服している感じを出しましょう。
夏服がポロシャツの場合、そのままでかまいませんが、紺のニットベストを着させる、紺のジャケットを用意するといった方法もあります。例えばご祖母の葬儀で、故人に買っていただいた普段着をあえて着させて参列させる、という方もいます。故人を供養する気持ちが素敵です。小さなお子さまの場合はあまり神経質にならずとも良いでしょう。
冬場のコートは会場の外で脱ぐので、大人でも厳密なマナーはありません。子供は制服(学校指定)のコートや、無ければ黒、濃グレー、濃茶、濃紺などの落ち着いた色のコートが望ましいですが、ベージュなど明るい色も失礼にはなりません。素材は注意し、革、毛皮など殺生をイメージさせるものは着用しません。フェイクファーや、襟元のファーも着脱式であれば外しましょう。
子供のダウンコートは、NGとはいえず着用していることも多いものです。大人は控えた方が良いですが、コートに喪服のような厳密なルールはありませんので許容範囲でしょう。
フードやコートベルトも派手でなければかまいません。カジュアルすぎる、派手すぎると感じるようであれば外してしまいましょう。
重ねていうとコートに厳密なマナーはありませんので、例えば黒のダウンコートとベージュのシンプルなコートがあり迷うなら、ベージュの方を選ぶ、といった基準で目立たないものを選びましょう。
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極寒地の真冬の葬儀・告別式などお葬式では、マナーよりも防寒優先で良いとされます。
ダウンコートや手袋なども地域によっては失礼にあたりません。 コートは葬儀や告別式などお葬式の会場外で脱ぐものなので、預かってくれるクロークがあれば良いですが、ない場合はなるべくかさばらないものを選んだ方が良いでしょう。
ブーツや長靴はマナー違反とするようですが、大人でも冬のお通夜など急な弔問の場合には、ブーツでいらっしゃるのが現状です。
また、妊婦や高齢者の方やお体の事情によっては体が冷えないようにすることを第一に考えてもかまわないとされます。したがって、子供なら真冬のブーツは絶対NGとはいえないでしょう。
雪が多く降る地域などでは長靴もNGとはいえません。安全や防寒を優先しましょう。
子供に関して極力、バッグや小物を持ち込まないことをおすすめします。持ち慣れないため置き忘れが起こりやすいことや、通夜や葬儀、告別式の最中は探すことが難しいうえ、子供がぐずったりしてしまう可能性があります。ポケットが付いていれば、ハンカチやティッシュなどはポケットに入れましょう。
アクセサリーに関しては、男の子は何も着けないのが一般的です。女の子の場合も着用を控えた方が良いでしょう。ネックレスの場合、大人なら一連のパール(真珠)を着けることもありますが、高校生以下の子供のパール着用に、違和感を感じる方もいるかもしれません。
時計はつけていても問題ありませんが、アラーム機能付きのデジタル時計の場合は式の最中にアラームが鳴らないように気をつけましょう。
お通夜、葬儀・告別式などお葬式、法事には喪服に限らず、地域のルールやしきたりもあります。
また遺族側の雰囲気にも考慮しましょう。小さなお子さまだから服装はあれこれ言わないという空気と、子供といえどもきちんとしなければいけない、という空気の違いは普段の様子や、これまでのお葬式などに出席していて、何となく感じられるものではないでしょうか。その場合は周りに配慮して、子供の服装を用意しましょう。
子供の喪服は手元にあるものを中心にきちんと感がでるようにまとめれば、神経質になる必要はありません。特に小さな子どもの場合は、周囲の人も喪服や黒服がないことがわかっているので、控え目であれば気にしないでしょう。
故人とのお別れの場にふさわしいように、親が配慮していることが伝わる服装を心がければ心配ありません。説明してきたマナーを押さえて、子供も大人も心を込めてお別れすることに集中できれば幸いです。
監修者のコメント
「子供でも数珠は必要ですか?」という質問を受けることがあります。子供用の数珠もありますので、仏教徒ならひとつ持っていても良いでしょう。 珠数を持つ場合は扱い方が大切です。数珠で遊んでしまうと切れてしまうこともあります。無造作に机や椅子の上に置かないなど、法具としての意識を持って扱いたいものです。
「よりそうお葬式」では、無料の資料をご請求いただいた方全員に「お葬式読本」を無料で贈呈しています。はじめての喪主でも安心の役立つ情報がそろっています。もしも時のための事前準備に活用できます。
記事の制作・編集
よりそうお葬式 コラム編集部
よりそうは、お葬式やお坊さんのお手配、仏壇・仏具の販売など、お客さまの理想の旅立ちをサポートする会社です。
※本記事の情報正確性等につきましては、細心の注意を払っておりますが、いかなる保証もするものではありません。特に宗教、地域ごとの習慣や個別の事情によって考え方や対応方法が異なることがございます。掲載情報は、ご自身の責任と判断においてご利用ください。情報の利用によって何らかの損害が発生した場合でも、当社は一切の責任を負いません。本記事に掲載の提供情報は、法的アドバイスの提供を目的としたものではありません。
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