お葬式の費用の平均相場は?主な内訳と追加費用・予算を抑える方法
- 2024年10月03日
お葬式手配の「よりそうお葬式」
お葬式を執り行う際は、まとまった費用が必要です。
しかし、初めてお葬式を執り行う場合、どれくらいのお金がかかるか分からずに困惑してしまう方が多いのではないでしょうか。
この記事では、お葬式の費用の平均相場はどれくらいなのか、主な内訳や追加費用、費用を抑える方法、費用に関するよくある質問について詳しく解説します。
お葬式の費用について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
お葬式の費用の平均相場
お葬式の費用の平均相場は、具体的に「いくらかかる」とはいえません。
お葬式の規模・形式によっても大幅に変わるため、まずはどのようなお葬式を執り行うのかを決めることが重要です。ここでは、お葬式の費用の平均相場について詳しく解説します。
費用の平均相場は人によって違う
お葬式の費用の平均相場は、人によって違います。基本的に大規模なお葬式は費用が高くなり、小規模なお葬式は費用が安くなるのが一般的です。
ただし、お通夜・告別式・ご火葬すべて執り行うお葬式なのか、ご火葬のみを行う火葬式なのかでも費用は変わるため、平均相場を割り出すのは難しいかもしれません。
葬儀社によっても費用は変わるため、一度見積もりを依頼するのが望ましいです。
ご依頼予定の葬儀社がある場合は、他の葬儀社2〜3社ほどに見積もりを出してもらって相見積もりすることを推奨します。
数十万円でできる葬儀社がある
お葬式は数十万円でできる葬儀社があるため、予算が限られている場合は比較的費用を抑えられるところを選ぶのが望ましいです。
ただし、葬儀社によって費用は千差万別であるため、参考までにここではよりそうお葬式がご用意しているプランの一部をご紹介します。(2024年8月現在)
よりそう家族葬
- 一日プラン:330,000円(税込)
- 二日プラン:438,900円(税込)
- 華やか二日プラン:624,800円(税込)
よりそう火葬式
- シンプルプラン:100,100円(税込)
- 面会プラン:165,000円(税込)
- 自宅安置プラン:180,400円(税込)
よりそうお葬式では主に家族葬と火葬式の2種類を用意しており、予算に合わせて選べるようになっています。
他の葬儀社も複数のプランを用意しているため、いくつか比較検討しながら納得できる費用のところを選ぶのが良いです。
費用がどれくらいかかるかは状況によっても変わるため、具体的な金額が知りたい場合は直接葬儀社にご相談ください。
お葬式の費用の主な内訳
お葬式の費用は、主にお葬式全体の費用、飲食接待費用、返礼品費用、寺院費用などがかかるため、あらかじめどのような費用があるのかを把握しておきましょう。
ここでは、お葬式の費用の主な内訳について詳しく解説します。
お葬式プランや葬儀場にかかる費用
お葬式にかかる費用は、主に以下の通りです。
- 式費用(プラン代金)
- 火葬場使用料
- 式場使用料
- 人件費
火葬場使用料は火葬場を使うのにかかる費用、式場使用料は式場を使うのにかかる費用、人件費はお葬式を滞りなく行うのに必要となるスタッフの費用となります。
お葬式全体の費用としては以上のようなものがかかるため、予算配分にご注意ください。
ただし、火葬式のようにご火葬のみを行う場合は火葬場使用料のみで、式場使用料や人件費はかかりません。
飲食接待費用
飲食接待費用には、以下のようなものがあります。
- お酒・ジュース
- 通夜振る舞い
- 精進落とし
お葬式では基本的にお酒やジュースが出される他、通夜振る舞いや精進落としなどの会食が行われるため、相応の飲食費が必要です。
一般的なお葬式の場合はお通夜の後に通夜振る舞い、告別式・ご火葬の後に精進落としが振る舞われるため、各会食に合わせて食べ物・飲み物を用意しなくてはなりません。
会食は故人さまを偲ぶのはもちろん、参列者に気持ち良くお過ごしいただくものであるため、飲食接待費用はあらかじめ予算に組み込んでおきましょう。
返礼品費用
返礼品費には、以下のようなものがあります。
- 参列者へのお礼
- 香典返し
お葬式では参列者へのお礼や香典返しなど、返礼品が必要です。
最近ではお返しが大変との理由から供物や香典を辞退する人も多いですが、事前にお断りしていても「マナーだから」と持参する参列者が少なくありません。
結果的に返礼品費用がかかるため、あわせて予算に組み込んでおくのが良いでしょう。
寺院費用
菩提寺(ぼだいじ)やお坊さんのお世話になる場合は、寺院費用が必要です。寺院費用には、以下のようなものがあります。
- お布施
- お車代
お布施は、お坊さんの戒名・読経に対するお礼として渡すお金となります。
しかし、必ずしもお布施を渡さなければいけないわけではなく、お断りされる場合もありますが、戒名・読経を行っていただいた場合はお渡しするのが望ましいです。
なお、式場まで交通機関や自動車で来ていただく場合は別途お車代をお渡しください。
お坊さんが所属するお寺でお葬式を行う場合は必要ありませんが、式場で行う場合はお布施と一緒にお車代もお渡ししましょう。
お葬式の主な追加費用
お葬式は基本的なプランであれば追加費用はかからないのが一般的ですが、オプションなどを追加する場合はさらに費用がかかるため注意が必要です。
ここでは、お葬式の主な追加費用について詳しく解説します。
遺体の化粧・湯灌
故人さまのお身体に化粧・湯灌を行う場合、葬儀社によっては追加費用が必要です。
化粧・湯灌は最初からプランに組み込まれている葬儀社もありますが、エンバーミングなど特別な修復処置が必要な場合は追加費用がかかります。
感染症や病気がある場合にも追加費用がかかるなど、状態によって必要となるお金が変わるため、あらかじめ葬儀社に相談しておくのが良いでしょう。
飲食接待・返礼品
飲食接待・返礼品は、豪華にすればするほど追加費用がかかります。
どちらも下限・上限は決められていませんが、豪華なものを用意しようと思うと相応の追加費用がかかるため、あらかじめ予算を決めておくのが望ましいです。
他にも式場そのものを豪華にしたり、祭壇や棺を豪華にしたりするだけで予算は増えていくため、予算配分にご注意ください。
バスのチャーター
式場までの移動手段や火葬場までの移動手段としてバスをチャーターした場合、チャーター費用が追加で必要です。
式場や火葬場まで大人数で移動するのは大変ですし、参列者のなかには足腰が不自由な人もいる可能性があるため、状況に応じてバスのチャーターが望まれます。
バスのチャーターを検討している場合は、ガソリン代・車両費・手数料などがどれくらいかかるのかを葬儀社に確認しておきましょう。
お葬式で追加費用がかかる例
お葬式では、さまざまな場面で追加費用が発生するため事例を知っておくと安心です。ここでは、お葬式で追加費用がかかる例について詳しく解説します。
安置日数が想定を超えた
式場や火葬場の予約が取れず安置日数が想定を超えた場合、追加費用が発生します。
葬儀社によっては、安置室使用料およびドライアイス代数日分がプランに含まれているものの、一定の期間を超えると追加費用が発生するため注意が必要です。
搬送距離が想定を超えた
寝台車や霊柩車の搬送距離が想定を超えた場合も、追加費用が発生します。
葬儀社によっては数十km分の搬送はプランに含まれているものの、規定の距離を超えて搬送すると追加費用が発生するため要注意です。
参列者が予定人数を超えた
参列者が予定人数を超えた場合、追加費用に注意が必要です。
お葬式は基本的に喪主・ご遺族が声をかけた人が参列しますが、地域によっては故人さまに一目会いたいとご近所の人が駆けつける場合があります。
参列者についてはリストアップして管理するのが一般的ですが、訃報を聞いて想定外の人が参列してくださる場合も少なくありません。
結果的に、おもてなしの品やお礼の品がより多く必要となり追加費用がかかります。
参列者は想定している人数を超えることが度々あるため、余裕を持って対応できるようにしておくのが望ましいです。
プラン外の対応を希望した
お葬式は、プラン外の対応を希望した場合に追加費用がかかります。
葬儀社のプランは複数用意されていて、希望に沿ったお葬式が執り行えるようになっていますが、契約後に何らかの要望が出てくることも珍しくありません。
「通夜振る舞い・精進落としを追加してほしい」「バスをチャーターしてほしい」など、プラン外の対応を希望する場合は追加費用がかかるでしょう。
そのため、プランを検討する段階で必要なサービスを精査することが重要です。
想定外のことが発生した
お葬式の式場や火葬場では想定していないトラブルが発生する場合が稀にあり、葬儀社の対応によっては追加費用が発生する場合があります。
最近では簡易的なお葬式に対応している葬儀社が多いですが、格安プランを選ぶと必要なサービスが含まれていないことが少なくありません。
結果的に当日になってからオプションを追加しなければならなくなり、追加費用がかかる場合があります。
そのため、契約するプランに必要なサービスが含まれているかは事前に確認が必要となるでしょう。
お葬式の費用を抑える方法
お葬式の費用を抑えるためには、オプションを利用しない、シンプルな祭壇・棺を選ぶ、トラブルを極力回避するなどの工夫が必要です。
ここでは、お葬式の費用を抑える方法について詳しく解説します。
オプションを利用しない
オプションは基本的に追加料金が発生するため、費用を抑えるなら利用しないのが得策です。
格安プランで契約しても、後からオプションを追加することで通常プランと変わらない費用となる場合があります。
そのため、費用を抑えるならオプションは最小限にしましょう。
シンプルな祭壇・棺を選ぶ
お葬式の費用を抑えるなら、シンプルな祭壇・棺を選ぶのが望ましいです。豪華な祭壇・棺は相応の費用がかかるため、予算が限られている場合はシンプルなものを推奨します。
あまりにも簡素なものだと華やかさが損なわれるものの、祭壇・棺はどの葬儀社も一定の品質が保たれているため、過度に心配する必要はありません。
もし不安なら、どのような祭壇・棺があるのか一度葬儀社に相談してみましょう。
トラブルを極力回避する
お葬式はトラブルがあると追加費用が発生しやすいため、極力回避しましょう。
もちろん、回避できないからこそのトラブルではあるものの、事前に準備を怠らなければ防げるトラブルが多いです。
少なくとも葬儀社はトラブルが起こらないよう対応してくれるため、喪主・ご遺族ともに万全の準備を行っておくことを推奨します。
複数の葬儀社に相談する
費用のことで後々葬儀社と揉めないために、複数の業者に相談しておくのが望ましいです。あらかじめ複数の葬儀社に相談しておけば、業界全体の費用相場が見えてきます。
費用相場は葬儀社ごとに変わるため具体的にはいえませんが、2〜3社ほどに見積もりを取ればおおよそどれくらいのお金が必要なのかが見えてくるでしょう。
相見積もりを行えば、費用を抑えられる葬儀社とそうでない葬儀社が見えてくるため、より選びやすくなるはずです。
さまざまな手続きで忙しいかもしれませんが、できれば複数の業者から見積もりを取っておくことを推奨します。
身内だけで執り行う
どうしてもお葬式の費用を抑えたい場合は、身内だけで執り行うのが良いでしょう。
家族葬など身内だけで行うお葬式の場合、参列者は喪主・ご遺族・ご親族だけとなるため、全体的な費用を削減可能です。
身内だけなら必要な式場・火葬場の規模も小さく済みますし、通夜振る舞い・精進落としなどの会食も少なくて済みます。
飲食接待費用や返礼品費用をカットできれば、予算が限られている人でも安心してお葬式を執り行えるでしょう。
ただし、参列者が減ると結果的に香典が減り、相対的にお葬式費用が膨らむ可能性があるためご注意ください。
お葬式の費用に関するよくある疑問
ここでは、お葬式の費用に関するよくある疑問について詳しく解説します。
誰が出すものなの?
お葬式の費用は、喪主もしくはご遺族が負担するのが一般的です。
誰が出すのかは具体的に法律で定められているわけではないものの、通常は故人さまの配偶者や血縁関係のある実子が負担します。
状況によっては、喪主とご遺族が協力して負担する場合も珍しくありません。
ローンを組める?
お葬式の費用は、ローンが組めます。主に組めるローンの種類は、以下の通りです。
- 葬儀社のローン
- 銀行のローン
葬儀社のローンは審査が比較的簡略化されており、最速1〜2時間ほどで審査が終わって便利ですが、金利がやや高めに設定されています。
銀行のローンは審査が厳しく比較的時間がかかるものの、低い金利で借りられる他、店舗が充実していてネットや郵送からも申し込めるなど便利です。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、よく比較検討して選びましょう。
まとめ
お葬式の費用は、主にお葬式全体の費用・飲食接待費用・返礼品費用・寺院費用などがあり、どれくらいの規模・どのような形式で行うかによって変わります。
他にも、状況によっては追加費用がかかる場合があるため、注意が必要です。
もしお葬式にかかる費用を抑えたいなら、オプションは利用せず、シンプルな祭壇・棺を選び、トラブルを極力回避するなどの工夫が必要となるでしょう。
また、複数の葬儀社に相談したり、身内だけで執り行ったりすることである程度の費用を抑えられる場合があります。
気になる葬儀社に見積もりを依頼し、具体的な費用をご確認ください。お葬式の費用を抑えたいとお考えの方は、よりそうお葬式にご相談ください。よりそうは、追加費用がなるべくかからないよう、お葬式必要なものを厳選したセットプランをご用意してるので安心いただけます。
家族葬を中心としたプランを提供している葬儀社で、お通夜を省いた告別式のみの「一日プラン」や、お通夜・告別式をご家族中心で行える「二日プラン」をご用意しています。
ご火葬のみを行う火葬式にも対応しているため、より費用を抑えたい方はぜひ公式ホームページをご覧いただけますと幸いです。
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