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女性のお葬式の靴はパンプス!正しい選び方や身だしなみのマナーを解説

女性のお葬式の靴はパンプス!正しい選び方や身だしなみのマナーを解説
  • 2024年12月27日

お葬式に参列する女性のなかには、どのような靴を選ぶべきか分からない人もいるのではないでしょうか。

女性がお葬式に参列する際は、パンプスを選ぶのが一般的です。

この記事では、女性がお葬式で履く靴の正しい選び方、身だしなみのマナー、向かない靴について詳しく解説します。

女性のお葬式の靴について知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

女性のお葬式の靴について

女性のお葬式の靴について

お葬式の靴は何を選ぶか決まっているわけではありませんが、女性ならパンプスを履くのが一般的です。ここでは、女性のお葬式の靴について詳しく解説します。

女性のお葬式の靴はパンプスが一般的

女性のお葬式の靴は、パンプスが一般的となっています。

黒のパンプスを選べばまずマナー違反となることはないため、いつどこでお葬式への参列が必要となっても対応できるよう黒いパンプスを用意しておくのが安心です。

地域によってお葬式の靴のマナーは変わりますが、グレー系や茶系など地味な色合いのものでもお葬式の場には相応しくないため、黒系を選ぶのが良いでしょう。

以下の記事では、お葬式でパンプスを履く際のマナーについて解説しているため、あわせてご覧ください。

足の不自由な方や妊娠中の方は例外

足の不自由な方や妊娠中の方は、パンプスを履かなくても問題ありません。自分が最も歩きやすいと思える靴で大丈夫です。

お葬式ではパンプスを履くのがマナーですが、なかにはヒールが高くて歩きにくいものもあるため、ヒールが低いものをお選びください。

無理にヒールのある靴を履こうとすると転倒などの事故につながる恐れがあるため、足元が安定した靴で参列しましょう。

ヒールのないものだと周囲の目が気になる可能性があるため、マナーとしてパンプスを履きたい場合は、高さが1〜3cmほどのローヒールパンプスを選ぶのが望ましいです。

ローヒールパンプスは歩きやすく、足の不自由な方や妊娠中の方でも安心して履けます。

体調や年齢に応じて選ぶのはOK

体調や年齢に応じて選ぶのも問題ありません。

体調が優れない、または年齢を重ねている場合は、パンプスが履けないことも珍しくないため、必ずしもパンプスである必要はありません。

無理にパンプスで参列してアクシデントやハプニングが発生するとお葬式の進行にも影響を与える可能性があるため、自分自身の体調や年齢に合わせて判断することを推奨します。

お葬式の靴の正しい選び方

お葬式の靴の正しい選び方

お葬式に履いていく靴は、サイズの大小、ストラップの有無、パンプスの形状、素材、ヒールの高さや太さ、音の響きで選ぶのが望ましいです。

ここでは、お葬式の靴の正しい選び方について詳しく解説します。

サイズの大小

お葬式の靴は、サイズの大小でお選びください。

サイズが合わない靴を履くと靴擦れを起こして足が痛くなることがあるため、自分自身の足に合ったものを選ぶようにしましょう。

具体的には、かかとを後ろに付けた状態でつま先に5〜15mmほどの捨て寸(靴のなかで足が動いても指が当たらないように設けられたスペース)があるものを選ぶのが望ましいです。

捨て寸がないパンプスだと足の指が窮屈になり、歩きにくくなります。

逆にすぐ脱げてしまうものだと転んだり引っかかったりと危険なため、適切なサイズの靴を選ぶようにしなければいけません。中敷きを入れて対応しても良いでしょう。

ストラップの有無

お葬式の靴は、ストラップの有無で選びましょう。

ストラップが付いた靴は派手なものでない限りマナー違反となることはありませんが、色味や金具によってはマナー違反となるため注意が必要です。

リボンなど、装飾が施されているものもマナー違反となります。

一方、ストラップ付きのパンプスは慣れていない人にとっては歩きやすいため、パンプスを履くことに慣れていない人はシンプルなストラップのものを選んでも構いません。

華美になりすぎるのは問題であるため、靴屋で直接お葬式用のパンプスを探している旨を伝えてみても良いでしょう。

パンプスの形状

マナー違反を避けるためには、パンプスの形状にも注意が必要です。パンプスの形状は、スクエアトゥやラウンドトゥのものが適しています。

  • スクエアトゥ:先端が四角い形状で落ち着いた印象がある
  • ラウンドトゥ:先端が丸い形状で足が痛くなりにくい

どちらも足の後ろからつま先まで余裕があるため、お葬式の場で使用するのに向いています。

パンプスの素材

マナー違反を避けるには、パンプスの素材にも注意しましょう。

パンプスの素材は、光沢のないものであればOKです。布製や革製など光沢のないものを中心に選べば、マナー違反になるのを避けられます。

合成皮革や本革などの革製品は殺生を連想させるため、お葬式の場では避けるべきとされていますが、最近ではシンプルなデザインならOKとする地域も多いです。

よりマナーを遵守するなら光沢が一切ない素材が求められますが、最近では比較的マナー違反を指摘されることはなくなりつつあります。

それでもお葬式の場ではマナーが重視されるため、素材に気を配って選ぶのが安心です。

ヒールの高さや太さ

女性がお葬式で履く靴は、ヒールの高さや太さで選ぶのも良いでしょう。

ヒールは、3〜5cmなどの高さがあるミドルヒールが望ましいです。あまりにも高いヒールは華美な印象を与えるため、お葬式の場ではミドルヒールを選ぶべきです。

逆にヒールがまったくないシューズはカジュアルな印象を与えるため、適度なヒールの高さと太さのものをお選びください。

ヒールの音の響き

お葬式の場では、ヒールの音の響きに注意が必要です。

葬儀場の床材によってはカツカツとヒールの音が響きやすいことがあるため、極力音が響かないものを選ぶのが推奨されます。

どうしても音が出る場合は、静音対策用ゴムを付けるなど、できる範囲で予防してみてください。

以下の記事では、お葬式の服装に合わせる靴の選び方について詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。

お葬式の身だしなみのマナー

お葬式の身だしなみのマナー

お葬式では、靴以外の身だしなみのマナーを知っておくとより安心です。ここでは、お葬式の身だしなみのマナーについて詳しく解説します。

おしゃれよりもマナーを優先する

お葬式では、おしゃれよりもマナーを優先するのが重要です。

お葬式は故人さまとそのご家族である喪主・ご遺族に弔意を示す場となるため、おしゃれをするのはご法度とされています。

マナーを無視した華美な服装は喪主・ご遺族だけでなく、他の参列者に対しても不快感を与える可能性があるため、地味な服装を心がけてください。

服装は白と黒のモノトーンを基調とし、カラフルなものは選ばないようにしましょう。

靴の他に服装全体でお葬式に相応しい身だしなみが求められるからこそ、常にお葬式に対応できるよう喪服と合わせてコーディネートを考えておくのが望ましいです。

喪服は普段着ではないため、必要となった際に体型の変化で着られなくなっている可能性があります。定期的に確認しておき、必要であれば新調しておきましょう。

光沢のあるデザインのものは避ける

お葬式では、光沢のあるデザインのものは避けるのがマナーとされます。

光沢のある靴はもちろんカバンやバッグ、タオルやハンカチも持参するべきではありません。金ボタンやスパンコールなどの装飾品もNGです。

ヘビやワニなど、爬虫類の革を使用しているものは特に光沢が出やすいため、意識的に避けることが推奨されます。他にも艶のあるものはすべて避けるのが安心でしょう。

もし光沢のあるものしか持っていない場合は、葬儀場に行く前に呉服店などで新調しておくのが安心です。

ストッキングは30デニール前後を選ぶ

ストッキングは30デニール前後のものを選ぶようにしてください。デニールは糸の太さを表す単位で、数字が大きいほど色が濃く、小さいほど薄くなります。

お葬式の場では肌がやや透ける程度のストッキングが推奨されるため、30デニール前後がちょうど良いです。

10以下だと肌が透けすぎて華美な印象を与えますし、50以上だと肌がまったく透けずカジュアルな印象を与えるため、30前後を目安に選びましょう。

殺生をイメージさせるものは避ける

殺生をイメージさせるものも、避けるのが望ましいです。アニマル柄やスエード革のものは殺生を連想させるため、お葬式の場では避けることを推奨します。

最近ではあまり気にしない人もいますが、派手なアニマル柄やスエード革はそもそもお葬式の服装として浮くため、意識的に避けるようにしましょう。

毛皮のコートやファー付きのジャケットなども殺生をイメージするため、シンプルなもの以外は避けてください。

中敷きは目立たない色のものを選ぶ

中敷きは、目立たない色のものを選びましょう。

靴のなかに入れる中敷きは一見すると誰も見ないと思われやすいですが、葬儀場では靴を脱ぐシーンがいくつかあるため、あまり目立たない色の物をお選びください。

なかでも、会食で和室に通された際や宿泊に伴って別室に通された際に中敷きが見られることがあるため、白もしくは黒で統一するのが良いでしょう。

派手な装飾があるものは避ける

派手な装飾があるものも、避けるのが望ましいです。貴金属や宝飾品、リボンが施されているものは華美な印象を与えるため、お葬式の場では避けることを推奨します。

靴に限らず、手持ちのカバンやバッグ、タオルやハンカチに派手な装飾が施されていることもあるため、持参の際にはご注意ください。

多様化の時代で身だしなみについてはあまり指摘されないことも多くなっていますが、知らず知らずのうちにマナー違反を犯している人も少なくありません。

全体的な服装はもちろん持ち物も含め、派手にならないよう意識しましょう。

ペディキュアは避ける

ペディキュアも靴を脱いだ際にストッキングから透けて見える可能性があるため、塗らないのが安心です。塗る場合も透明や肌色など、目立たない色を推奨します。

中敷きと同様に、ペディキュアも靴を脱がなければ人に見られることはありませんが、お葬式の場では靴を脱ぐシーンがあるため要注意です。

身内としてお葬式に参列する場合は、喪主・ご遺族からお手伝いを任されることもあるため、いつでもどこでも靴を脱げるようにしておく必要があります。

ペディキュアは特に必要なものでもないため、最初から塗らないのが望ましいです。

お葬式に向かない靴

お葬式に向かない靴

お葬式の場ではオープントゥの靴、ピンヒールの靴、フラットな靴は避けるのが望ましいです。ここでは、お葬式に向かない靴について詳しく解説します。

オープントゥ

オープントゥはつま先が露出したパンプスで、快適性や通気性の面では優れていますがお葬式の場には適していません。

つま先が露出しているため、仮に黒色だったとしてもラフな印象を与えます。

また、オープントゥはつま先が出ていることから妻が先立つことを連想させるため、一部の地域では縁起が悪いものという認識です。

パンプスはスクエアトゥもしくはラウンドトゥなど、つま先が塞がっていながらも空間にゆとりのあるものを選ぶのが良いでしょう。

サンダル

当たり前の話ではありますが、サンダルは絶対にNGです。やミュールのように、肌が露出する靴は避けましょう

スニーカー

スニーカーはカジュアルな靴とされるため、お葬式の場には相応しくありません。

日常的にスニーカーを履いているとつい履き慣れたスニーカーで参列したくなりますが、カジュアルな印象のある靴は全般的にマナー違反となります。

普段使いしている靴を履いていくのもマナー違反となるため、注意が必要です。

ピンヒール

ピンヒールは見た目が派手なことに加え、音が響きやすいとの理由からNGとなります。

葬儀場を歩く際にカツカツと音が鳴ると目立ちますし、他の参列者からの印象もあまり良くありません。

かかとから着地するのではなく足全体で着地するように歩くと比較的音を抑えられますが、歩き方によってはどうしても音が鳴るため、ピンヒールは避けてください。

パンプスによってはヒール付きのものがありますが、数cm以内のものを選ぶのがマナーです。

ランニングシューズ

ランニングシューズはあくまでも運動用の靴であり、お葬式の場には不適切です。

動きやすさという面では優秀ですが、見た目からスポーティーな印象を与えるため、お葬式の場に履いていく靴としては適していません。

幼稚園児や小学生などの学生であれば特別問題視されることはありませんが、社会人がランニングシューズでお葬式に行くのはマナー違反となります。

さすがにランニングシューズでお葬式に行く人はいないと思いますが、急な訃報で靴を購入できないことがあるため、喪服用の靴を別途で購入しておくのが良いでしょう。

ローファー

ローファーは、おしゃれな靴とされるため、お葬式の場には相応しくありません。

靴紐がなく甲部分に装飾が施されるデザインが主流のローファーは、どうしても華美な印象を与えるためマナー違反です

着脱が楽な靴としては優秀ですが、他の靴を選ぶのが望ましいです。

まとめ

女性のお葬式の靴は、黒のパンプスを選べばマナー違反とはなりません。

無意識のうちにマナー違反を犯していることがあるため、サイズの大小、ストラップの有無、パンプスの形状、素材、ヒールの高さや太さ、音の響きで選ぶようにしましょう。

オープントゥ、サンダル、スニーカー、ピンヒール、ランニングシューズ、ローファーなどの靴はお葬式の場に相応しくないとされるため、避けるのが良いでしょう。

しかし、足の不自由な方や妊娠中の方は例外で、体調・年齢に応じて選ぶ分にはマナー違反とならないため、状況に合わせてお選びください。

喪主・ご遺族としてお葬式を執り行う人でまだどのようなプランにするか決められていない人は、よりそうお葬式にご相談いただけると幸いです。

当社では一般葬・家族葬・火葬式(直葬)など、複数のプランをご用意しており、ご要望に合わせたお葬式を手配できます。

柔軟に対応できるよう準備しているため、ぜひ気軽にご相談ください。

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